Chianti Classico Riserva Baron Ugo 2010 Monteraponi
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キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ バロン・ウーゴ 2010 モンテラポーニ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ90%、カナイオーロ7%、コロリーノ3%/フルボディ》
あの時、西野さんが猛烈に推してたのはこの生産者だったんだあ(遠い目)…となること間違いありません。昨年はCC2010のみのご紹介でした。今年はこの生産者が醸す全てのCC(・R)のご紹介です。三種をキチンと整理して飲んでますますこの生産者の凄さを感じています。2003年が初ビンテージですから歴史なんてありません。今からこの生産者の歴史が始まる創世記ですね。その時代、年代で新たな基準、価値観を作る生産者が現れます。それがこの生産者ですね。
悪い思い出は払拭できませんが、よい思い入れは差し引いて計ることができます。思い入れを刺し引いても、西野嘉高の中で一躍トップに躍り出たと言っても過言ではありません。サン・ジュスト・ア・レンテンナーノも、モンテヴェルティーネも大好きです。しかし、今‥そう、今‥(ここ重要)この生産者ですよ。
2010年をご案内した際にも書きましたが、西野嘉高がこの生産者に出会ったのは2011年の2月、フィレンツェで開催された"Chianti Classico Collection"という大規模なキャンティ・クラッシコの展示会当日の夜に開催された食事会。同じ地域の生産者でも派閥はきっとあるのだと思います。派閥と書くと下世話ですかね。志を共にする‥という表現の方がいいかもしれません。弊社で扱う生産者で言えばサン・ジュスト・ア・レンテンナーノからはルカ・マルティーニ・ディ・チガーラ、モンテヴェルティーネからはマルティーノ・マネッティ‥。もちろん他にも生産者は沢山いらしてましたが、モンテヴェルティーネのマルティーノが来てた‥のもミソですね。だって彼はキャンティ・クラッシコDOCGは生産していないのですから‥。
その夜から、いつか日本でも販売できればいいな‥と思っていたのがこのモンテラポーニ。幸運にも昨年は(当時正規の)輸入元さんと繋がることができ、そのCC2010年と、販売するほどの本数がありませんでしたがCCR・イル・カンピテッロ2009を初めて扱うことができました。しかし、その輸入元さんはそのビンテージで取扱いを終了…。色んな輸入元さんと話をするたびにこのモンテラポーニの取扱いをお願いしていたのですがなかなか実現せず。
と、思ったら新しい輸入元が決まったとの嬉しい知らせ。その輸入元さんとの口座の開設を済ませ、あとは輸入を待つばかり‥と、思ったら別の輸入元さんからも正規として‥との知らせ。あまり日本という大きくもない市場に複数の(正規)輸入元が在るのは‥。生産者にとっては、複数に扱ってもらうことで様々な市場をカバーできるかもしれません。それはお客様にとっても入手または飲む機会が増えるわけですね。単純に2倍とは思えませんが、生産者にとってはひとつの輸入元さんよりも沢山のワインを輸出(販売)できるかもしれません。
しかし、すでに最初のリリース価格にも少なからず開きがありますし、複数の輸入元が存在するということはつまらない価格競争が起こる可能性もあります。ブランディングに対する思想、姿勢も異なるとすれば結果、あまりよいことではないんですよね。独占してボッてやろう‥という意味ではなく、独占することで愛情は強くなります。ネガティブに考えれば二股かけられてるわけですからね。
実は、昨年のCC2010や、CCR・イル・カンピテッロ2009のテクニカル情報は、当主であるミケーレ・ブラガンティ氏に直接請求して頂きました。実は彼とはなんとなくツイッターや、インスタグラムでフォローしあう関係なのも発端。グーグル先生に翻訳をお手伝いして頂きながらのつたない英語でのやりとりですけどね。今回の二股に関しても直接‥どっちかにした方がええんちゃいますのん?と申しておきましたが、当の本人は二股かけてるつもりはないようで‥ま、えっか‥という感じ。お互い、こっち来いよ‥でどっちもそっちに行くつもりなしな関係でもあります(神戸ビーフで釣ってるんですけども、キアニーナで釣られそうやわ)。
さて、このワインも他の銘柄同様にこの新しいビンテージから値上となりました。これは為替の問題はもちろんありますが、モンテラポーニの場合はリリース価格自体も値上げになったようです。しかも、このビンテージから特にCCRはかなり値げになったようです。2009年のCCR・バロン・ウーゴがトレビッキエリを始め様々なワイン誌でも絶賛されましたので需要も増えたからかもしれません。価格差は、その複数の輸入元さんで思想やコストの都合なんでしょうね。今回の価格はお安い方の輸入元さんのベースに価格設定を行っています(合わせてくれると淡い期待)。
弊社の価格はCCで3000円…本当はもうちょっと欲しいのですが、無理矢理の3000円です。CCR・イル・カンピテッロは4980円‥CCRはこのラインを越えたくありません。CCR・バロン・ウーゴに関しては、現時点での希望小売価格が安い輸入元さんで9300円、高い輸入元さんで12000円と非常に高額な価格設定となっています。モンテラポーニの地に由来するウーゴ男爵の名を関する優良年のも醸す特別なCCRなわけですが、思い切った価格ですね。西野嘉高の思想では、この価格帯であるならばトスカーナIGT(≒スーパートスカーナ)としてリリースすべきで、CCまたはCCRは名乗らないで欲しいと思っています(本人には言えませんけどね)。その方がCCやCCRを守れると思ってるから‥なんですけどね。しかし、考えを改めなければならないかもしれません。
西野嘉高もあくまでも憶測に過ぎませんが、モンテラポーニのミケーレ・ブラガンティ氏は、同じくラッダ・イン・キャンティのモンテヴェルティーネのマルティーノ・マネッティ氏とはよき仲間であるはずですが、よきライバルでもあり、そこはかなり意識もしてるのでは?と、想像します。モンテヴェルティーネは、モンテラポーニよりももちろん歴史もありますし、名声だってもちろん。キャンティ・クラッシコDOCGを捨てたモンテヴェルティーネに対して、モンテラポーニはあくまでもキャンティ・クラッシコDOCGを名乗りながらという思いがあるのかもしれません。高級なトスカーナIGT(≒スーパートスカーナ)だからもてはやされる時代は過ぎました。CCRだから、スーパートスカーナより安いはず‥安くあるべき‥を、その品質、中味をもって覆そうとしているのかもしれません。
この2010年ビンテージから、キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ・グラン・セレツィオーネDOCG(以下CCRGS)を名乗るワインが登場致します。キャンティ・クラッシコDOCGの新しく追加されたカテゴリーとなり、これまでのCCRよりもさらに上級クラスとなります。CCやCCRとの相違点はいくつかあります。CCRGSは、必ず自社畑で収穫されたブドウであること。また法定熟成期間もCCRが24ヶ月(内、瓶熟成3ヶ月)に対して、CCRGSは、30ヶ月(内、瓶熟成3ヶ月)と6ヶ月長く設定されています。
熟成期間に関しては樽熟成と瓶熟成を足して‥ということですから、実は大抵のCCRはCCRGSを名乗れる可能性もあるわけで、このモンテラポーニの2種類のCCRもCCRGSを名乗れるかと思いますが、いずれもCCRGSを名乗りません。ましてや、前述のように、スーパートスカーナ同等の品質をというご自慢のバロン・ウーゴであればそれを表現するに絶好のチャンスでもあります。
実はキャンティ・クラッシコ協会では鳴り物入りで新しく制定してCCRGSですが、あまりそれに賛同、歓迎されているわけでもなさそうです。今年開催された展示会でも思ったほどの数のCCRGSが紹介されていたわけでもありません。この件に関してもミケーレ・ブラガンティ氏に問い合わせてみましたが、まったく興味はなさそうですし、必要性を感じてらっしゃらないようで、それを名乗るつもりは‥なさそうです。これに関しては私も同感ですね。
新樽バリックで熟成させてハイ、スーパートスカーナの出来上がり‥な時代は終わりました。サンジョヴェーゼ100%でCCを醸すこともできるようになりました。以前ほどトスカーナIGTの特異性もなくなりましたが、CCRGSはCCRの価格の底上げだけに見えるんですよね。もちろん品質の底上げになってくれればいいのですが、名前だけが独り歩きし、実が伴わない…。色々と大人の事情があるのかと思いますが、モンテラポーニなど小規模な生産者はまったく感心もないようですし、そのご一緒した時の集いは‥そもそも協会に‥という生産者ばかりだったそうですので当然かもしれません。
話は長くなりましたが、モンテラポーニには、ほんと期待しています。ラッダらしい標高の高さ、冷涼さが見事に反映されています。比較的長い発酵と醸し、大樽でじっくりと熟成され、素晴らしい質の酸とタンニンを持ち、派手さはありませんが、堅実で繊細‥構成感があり、エレガントで複雑な果実の香味を持ちます。本当に素晴らしい生産者ですし、今後とても重要なキーとなる生産者でもあり、西野嘉高のとってもオヌヌメ、大好きな生産者です。
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キャンティ・クラッシコ地区の数あるコムーネの中でも、比較的標高が高く、その繊細でデリケートな酸を持つサンジョヴェーゼを数多く生むのがラッダ・イン・キャンティ。そんなラッダの中心街から約3kmほど南西に位置するモンテラポーニという小高い丘の頂上にアジェンダを構えます。モンテラポーニの畑と熟成庫は998年より存在していたとされ当時の所有者はこの蔵の最高のワイン名前になっているウーゴ男爵でした。3つの塔を囲む四角形に構築された忠誠の町並みを修復・復元した建造物はウーゴ男爵から修道院の手に渡り、現在の所有者であるブラガンディ家が購入したのは1974年とのこと。ラッダらしい高い位置に所有する土地は200haながら、ブドウ畑は標高が420m〜560mに位置する10ha、内8haがキャンティ・クラッシコDOCG認定の畑となります。
現当主であるミケーレ・ブラガンディ氏によって2003年からビオロジックに切り替え、自社瓶詰めを開始し、2009年に認定を受けました。砂質や、ガレストロの非常に痩せた土地、森に囲まれたモンテラポーニ特有のミクロクリマを持ちます。仕立てはグイヨが中心で年によって畝の間に様々な植物を植えることで緑肥を行い、土壌を管理しています。2007年からはマストロヤンニ、ボスカレッリ、グラッタマッコなども担当するマウリツィオ・カステッリ氏がエノロゴを勤めています。
醸すキャンティ・クラッシコは今回ご紹介する三種類ですが、エントリーラインのロッソ(IGT)や、サンジョヴェーゼとメルロからなるロゼ、トレッビアーノの白、ヴィン・サントなどを醸造、グラッパ、オリーブオイルもありアグリツーリズモも営んでいます。まだまだ日本市場では無名の生産者ですが、青田買いをお願いします。
モンテラポーニが所有する畑の中でも最も標高の高い570m付近で平均樹齢39年のブドウが栽培されるバロン・ウーゴ畑単一クリュのキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァは、優良年のみの生産となります。手詰みでの収穫後はブルゴーニュ地方で盛んに使用されているDemoisy社の除梗機で果皮を傷つけないように丁寧に除梗した後、最高28度を越えないように配慮されますが、温度管理はしないセメントタンクでの野生酵母のみでのアルコール発酵とマセラシオンは30〜25日間。その間、定期的にピジャージュとルモンタージュを行い抽出を促します。発酵後はフランスとスロヴェニア産の大樽を併用して36ヶ月の熟成後、下弦の月の時期に無濾過、無清澄、自重によって瓶詰めされます。
樹齢はイル・カンピテッロの方が数年古い樹となりますし、同じビンテージのアルコール度数はイル・カンピテッロの方が0.5度ほど高くなりますが、畑の位置‥その標高差はイル・カンピテッロの420mに対してこのバロン・ウーゴは570mとなります。
すでに蔵元でも2010年は完売しています。2011年のリリースは来年になるそうです。さらに熟成期間が長くなりイル・カンピテッロと差別化されるかもしれません。CCRとしては高く感じるかもしれません。しかし、とてつもなく安いです。万が一完売の場合は、もうひとつの輸入元の分を仕入れることができれば‥ですね。生産本数はかなり少ないワインでどうなるかはわかりません。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ボトルネック部分の根元と肩にかけての曲線にふむふむ、瓶底を確認しますと凹みの厚みとその先に突起、凸モールドのマーク、これまで経験したことのないボトルメーカーのボルドー型瓶です(どこの瓶でもいいんですけどね)。このCCR・バロン・ウーゴは古紙のような色合いを出していますね。さらにクラッシックでデザインで紋章のデザインも古い絵から引用されているようです。これだけアジェンダや畑の絵はなくなんか書いてありますがわかりません(わからんのかよ)書体使いもカチっと正統派な雰囲気です。キャップシールは一番コストがかかってそうですね。2009年から(どの団体からは知らぬが)ビオロジックの認定を受ける畑ですがそんな記載はありません。ちなみに表記のアルコール度数は13.5度。
なお、今回はCC2011、CCR・イル・カンピテッロ2010、このCCR・バロン・ウーゴ2010を同じ日から飲み始めています。飲む順番もその通りで、三種類とも抜栓直後を確認するために同時抜栓ではなく、そのワインを飲み始めるタイミングで抜栓しています。CC2011を基準にCCR・イル・カンピテッロ2010、CCR・バロン・ウーゴ2010を比較しながら飲んでます。
コルクはなかなかの5cm。色調はCC2011年、CCR・イル・カンピネッロ2010年と比較しても一番明るい赤色。香りに非常に重みを感じます。それは鉱物的ミネラルの重さ、低重心なニュアンス。イル・カンピネッロを先に飲んでいるので驚きはしないが、ピノ・ノワールにも似た香りはこのバロン・ウーゴにもある。ただし、とても鉱物的な硬さは香りからも感じるし、閉じではないが全開ではない少しこもった感じもする。スワリングすれば、その香味はどんどんと出てくる、しかも同じ極の磁石が近づくような磁力の反発‥。このワインで初めてクリーミーな甘い香りを感じる。そして白いハッカが赤い果実に混じるのもこのワイン特有で、白いハーブと共にシップ薬っぽささえ感じる。
いや、詰まってる、まだ長襦袢の先はスケてる程度で解きほぐされてはいない。その奥底には、イル・カンピテッロ同様にイチゴや、ラズベリー、クランベリーにチェリーのような果実香がふんだんのはずだが‥…まだ見えて来ない。時間が必要‥。口に含む‥ミネラルな輪郭は分厚い。その内側にある果実も分厚いがまだ味も全開ではない。
勘違いしないで欲しい。このバロン・ウーゴがモンテラポーニで一番のフラッグシップであり、なおかつ高級なワインだから現時点で開ききっておらず、ポテンシャルを感じるに留まっているのではない。確かに熟成期間はイル・カンピテッロよりも長いが、これはクリュの個性なのはず。
勝負の二杯目。このバロン・ウーゴだけ甘味に香ばしさを感じる。イル・カンピテッロと同じスパイス感、どうして二杯目はまとまるのか?そして一杯目よりも幾分開いて感じるが、まだ籠った感じは否めない。ただ、この二杯目は旨味と酸味が湧き出てきましたね。
まあ、完成度が高いです。まったくチャラい甘味や濃さじゃないんです。素直‥忠実、うん、やっぱり忠実ですね。全てにおいて忠実なんです。基本的な香味は、CCや、イル・カンピテッロに通じる部分があり、そこがモンテラポーニのサンジョヴェーゼとなるわけですが、まだバロン・ウーゴの個性の判断には至らない。籠もり、目の詰まりに、静かに重い威厳を感じますね。男爵‥らしいじゃないですか。CC、イル・カンピテッロという流れで飲んでいるので、あくまでもCCRの延長線上ではありますが、次元を越えていますね(イル・カンピテッロも同じです)。トスカーナIGT(≒スーパートスカーナ)としてリリースするのはいとも簡単だったろうに、そうしなかった、でも、価格はそれと同等の自信作であり屈することがない。
二日目‥まずはヴィノムのキャンティ型。白いミネラルが一陣の風。初日よりも開いて感じます。まだ香りに硬質なものも感じますが籠もりはありませんね。イル・カンピテッロとは明らかに個性が違う…もちろん、モンテラポーニとしての共通項はありますけども‥。とてもピュアで、セパージュ比率は同じですが一本気。スパイス感は控えめで甘味ある旨味と香りに伸びがありますね。たっぷりと墨汁を浸した筆で描く線のように。穏やかな甘味、ここにもサクラ餅、ほうじ茶。
口に含みますと、酸味や渋味の要素をコーティングするなめらかな旨味。密度は高いが押し付けがましい濃さではない。イル・カンピテッロと比較すれば、初日はこちらの方が頑で男性的に思えましたが、この二日目はとても女性的に感じます。余韻はイル・カンピテッロの方が長く感じますが、バロン・ウーゴが短いわけではありません。アプローチなんですよね‥そこに持ってく…。
グラスの中で開きますね。イル・カンピテッロのようなピノ・ノワールっぽさは感じませんが、実は一番色味は明るい(≒薄い)わけで‥ちょっとブルゴーニュ型グラスでの飲んでみましょう。
ああ、そうですか、そうですか!
こっちのグラスでしたか!ああ、そうですか!
イル・カンピテッロとはまた違うピノ・ノワールっぽさが出てきました。ああ、そうか、イル・カンピネッロはジョヴレ・シャンベルタンか、はたまたシャンボール・ミュジニー。このバロン・ウーゴはヴォーヌ・ロマネか、ニュイ・サン・ジョルジョなんですよねえ(嘘です‥まったくわかりません by コンセイエ)。
三日目もあえてのブルゴーニュ型です。やはり一番透明度がある赤ですね。そして、イル・カンピテッロ同様、これもやっぱりピノ・ノワールっぽいのも再確認です。素晴らしく香り高いハーブのエッセンスのヒント。深い…香りが深いわ。いわゆる生醤油と言われる醤油と、普通の醤油との違いにも似てる(色も香りの深さも)。香りのなめらかさが深い。イル・カンピテッロとはスパイス感に大きな違いがある。イル・カンピテッロはいとも簡単にその複雑さが理解できる。このバロン・ウーゴは一見、単調と思わせるほど一本気だが、それはつまり波動砲なんだ。そして、注意深くそれを感じると、とても繊細で複雑味がある。とてもやわらか‥ふわっふわの甘味ある輪郭もステキ。口に含んでも同じ印象。
余韻へのアプローチもイル・カンピテッロとの違いを感じる。バロン・ウーゴはようやく余韻の長さを感じることができた。まるでサンジョヴェーゼ100%のワインを飲んでる様‥。このバロン・ウーゴの一番の特徴は集中力です。見かけの図体の大きさで圧倒するわけではないんです。ストイックでブレずにただ一点に集中する深みがあり、そのコンセントレートする力強さ、集中力はケタ違いです。
いかんせん、高いCCRとなりますが、レ・ペルゴレ・トルテやペルカルロと並べて遜色ないどころかそれをも越えてしまうかもしれないポテンシャルを持っています。すでに美味しい状態ですが、熟成ポテンシャルも十分。20年後、30年後‥絶対にこのままの状態でゆっくりと熟成しますよ。
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