Barolo Bussia 1998 Prunotto
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バローロ・ブッシア 1998 プルノット
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
プルノット社は日本市場でも古くから紹介されている老舗。ピエモンテはアルバに本拠地を置き、元々は、第一次世界大戦後、運営の苦しかったランゲ・ワイン協同組合をアルフレッド・プルノット氏が1923年に買い取ったことから、プルノットの歴史は始まります。アルフレッド・プルノット氏は、経営者としてだけではなく醸造家としても手腕を発揮‥当時から輸出も盛んで、世界市場でピエモンテワインと言えば?なほどの名声も。30年以上渡りプルノットを守ってきたアルフレッド氏でしたが、1956年に勇退‥友人である醸造家のペッペ・コッラに譲渡しました。後継者が居なかったのかな?ペッペ・コッラは弟のティノ・コッラの協力を得て、プルノットの品質を保ちながらアルフレッドの意思を継ぎ、名前もプルノットのままで運営します。
そして1989年、プルノットはコッラ兄弟から、当時から販売協力関係にもあったアンティノリ社に引き継がれるます。実際の醸造などは1995年頃までコッラ兄弟が関与していたとのこと。アンティノリとしても、買収はすれど、その文化や歴史をすぐに変えることなく‥は、変える必要がなかったほど、コッラ兄弟の構成が偉大だったんでしょうね。
実はプルノットは、ランゲ・ワイン協同組合がその元であることからもわかる通り、設立当初から長らく、農家からの買い入れブドウでワインを醸していました。もちろんコッラ兄弟の時代には、少なからず自社畑を持っていたようですが、基本的には買いブドウでの生産です。アンティノリが所有者となって変わったのは、1990年にはブッシアの畑を…その後もバルバレスコ地区の畑などを買い増ししてきました。また、醸造に関してもアンティノリが所有者となってから、500Lのそれまでよりは小樽も使うようになったそうです。
1998年は10月12日から14日までの収穫。ブドウは選別され、除梗と搾汁されたあと最高30度に温度管理されたオーストリア製の54hlの大樽で12日間の発酵とマロラクティック発酵が施されます。熟成は50hlのフランス産の大樽で12ヶ月、バリックの古樽に移されて12ヶ月行われました。
さて‥状態は、肩部分に凸モールドのあるプルノットオリジナルのボルドー型瓶。クリーム色地のラベルには、擦れ汚れ(青や赤、オレンジ色のクレヨンが擦れた感じ)、小穴、小破れなどありますが気にしない、気にしない。キャップシールトップに欠けのあるボトルもありますが、全体的にはキャップシールもキレイな状態で、裾に横巻きのDOCGのピンクの帯封に褪せもありません。また、すべてのボトルでくるくると回り、液面はそんなDOCGの帯封よりも上という高い位置をキープしており液漏れはないはずです。
液色はまだまだ深い赤で透明度もバッチリ。瓶底の凹みには、まだ固まりきらない澱と、一部ゴロっとした塊になった澱がありますが、経年を思うと少ない量ですね。全体を濁らせる澱ではなくとても、とても良い状態です。ちなみに表記のアルコール度数は13.5度。
1998年も素晴らしいビンテージのひとつ。これだけの状態の良さ、ブッシアともなれば、うーん、もう少しホールドかな?楽しみな一本ですよ!
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