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Chianti Classico AMA 2015 Castello di Ama

トスカーナ州の赤 > Ama

	更新履歴 2019/03/18 販売価格 3,580円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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キャンティ・クラッシコ・アマ 2015 カステッロ・ディ・アマ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョヴェーゼ96%、メルロ4%／フルボディ》

現在、カステッロ・ディ・アマがリリースしているキャンティ・クラッシコは5種類。うち3種類は、キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネDOCGとなり、アマと言えば‥な、サン・ロレンツォ、ベッラヴィスタ、カスッチャのクリュを名乗ります。そして、キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァDOCGが1種類と、そしてこの、「アマ」の名前を冠するスタンダードなキャンティ・クラッシコDOCGとなります。というよりも再編されました‥とした方が正しいかもしれませんね。

カステッロ・ディ・アマが所有する現在はグラン・セレツィオーネ格を生む、ベッラヴィスタ、サンロレンツォ、カスッチャのクリュと、モンテブオーニのクリュで栽培される、平均樹齢は8年から10年の若樹からのブドウが使用されます。海抜は460mから525m付近。haあたり5,200本の株密度。サンジョヴェーゼに関しては"CC2000"と"CC2004"のクローンとのことですから、最近のものなんでしょうね

2015年は9月の22日にメルロを、サンジョヴェーゼは10月の5日から8日に収穫されました。品種別に30度から32度に温度管理されたステンレスタンクでのアルコール発酵中は、ポンプオーバーで抽出を促しながら両品種ともに25日間行われます。一度目の澱引きの後、ステンレスタンクでマロラクティック発酵が行われ両品種がブレンドされます。バリックの古樽で約12ヶ月の樽熟成後瓶詰めされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

パッと見た目ですぐに判断できるアマらしいラベルデザイン。「AMA」の文字が大きいので、一瞬「Chiani Classico」ではなく「IGT」と思ってしまうかもしれませんが、れっきとしたＣＣでございます。深いこげ茶とクリーム色の二色使いもシックでいいですね。同じクリーム色のキャップシールも統一感があっていい。こうなると、ひと昔前のピンク帯封ではなく、黄土色、茶色な新しいDOCGの帯封も違和感がありません。コルクはまあまあの質で、予想以上の5cm、グラスはヴィノムのキャンティ型。そして表記のアルコール度数は12.5度なんですねー。

少し暗さも感じますが、ＣＣらしい色調。アマの作品らしい樽の風味に軽いローストや生豆のようなほっくり感。赤い血がプラムからチェリーに繋ぐ。ほどほどのスミレ、香りに抜けはない。とりあえず飲みましょう。しっとりとした密度があり口の中で塊感もあるんですよね。まだ若いながらも、良質のタンニンがあり、どこかイグサのような風味もあるが青さではない。丸いミネラル、すでに旨味もあってクリアな果実味と酸味がとてもおいしい。

12.5度らしい飲みやすさがある。ヌケはないが、重いわけでもない。とても飲みやすいミディアムで、こういうのも食中酒にはいいんですよね。この度数ならワインが主張し過ぎない。とはいえ、初日の一杯目ですから、ここから一段の深みや大きさが増すと期待ができますね。

何も度数とグラスが比例するわけではありませんが、ヴィノムのキャンティ型がとても似合う。これ以上大きめのグラスは必要ないかな。そういう意味でも、飲食店さんで使いやすいかもしれません。12.5度らしいバランスは均整が取れています。