Flors di Uis 2007 Vie di Romans
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フロールス・ディ・ウィス 2007 ヴィエ・ディ・ロマンス
《イタリア/フリウリ/白/マルヴァジア・イストリアーナ48%、フリウラーノ31%、リースリング21%/辛口》
『フロールス・ディ・ウィス』とは『花の香り』という意味だそうです。ヴィエ・ディ・ロマンスといえば‥その単一品種からなる個性と、らしさ溢れる酒質が魅力的ですが、シャルドネとソーヴィニョン・ブランの50&50な、『ドゥトゥン』と、今回ご紹介するこの『フロールス・ディ・ウィス』は混醸(ブレンド)の白なんですね♪
基本的な品種は三種類。
『ディスクリエミス』に使われるマルヴァジア・イストリアーナ。
『ドレエ』に使われる(トカイ・)フリウラーノ。
『プリン・フリート』に使われるリースリング・レナーノ。(日本未入荷)
となります。そのブレンド比率は毎年変化いたしますが、基本的には、マルヴァジア・イストリアーナ主体のようですね。つまり、それらの単一ワインの共通セカンド的な位置づけなんですね。畑の面積は‥2.58haで、合計が‥ってことね。haあたり6000本の株密度。樹齢は品種によって違うようですね。海抜29m〜31m畑の向きは北から南と東〜西(って全部やん‥)グイヨで仕立てられた苗木から手摘みでの収穫。その順番は、フリウラーノ→リースリング→マルヴァジアのようですね。
あ‥ちなみに、前回同様、テクニカルは情報に乏しく、輸入元さんから頂いた資料と、ヴィエ・ディ・ロマンス公式サイトの2005年の情報をまとめて‥な情報となりますので、一部間違いがあるかもしれませんが‥気にしない、気にしない。だいたいこんな感じ‥でお願いいたします。
発酵前の約8度の低温での醸しの後、19度〜20度での発酵はステンレスタンクのタンクで合計約15日間〜27日間の期間中にはマロラクティック発酵も施されます。
この『フロールス・ディ・ウィス』は、数少ない混醸モノでもありますし、ソーヴィニョンブラン単一の『ピエーレ』や、シャルドネ単一の『チャンパニス・ヴィエリス』と同じく、樽を使わないステンレスでの総仕上げでもあり、熟成も、ステンレスタンクにて澱に接触させたまま約7ヶ月熟成され、三種類の品種をブレンド。この時に、毎年のブレンド比率を決めるようです。約10ヶ月の瓶熟成が施されリリースとなるんですね。
ちなみに‥
2006年のブレンド比率は、マルヴァジア・イストリアーナが50%、フリウラーノが35%、リースリングが15%でしたが、この2007年はマルヴァジア・イストリアーナが48%、フリウラーノが31%、リースリングが21%となっております。
同じく、樽を使わない『チャンパニス・ヴィエリス(シャルドネ)』『ピエーレ(ソーヴィニョンブラン)』は、樽を使っていないにも関わらず、真っ黄色に熟れ熟れの果実味が豊富で、まるで樽熟成されてかのようなボディを持つことから、この『フロールス・ディ・ウィス』も、それなりにフルボディな白をイメージしがちですが、実は、そうじゃないところに、肩すかしを喰らわされるお客様もちらほらですが、よくよく飲めば‥(そんな注意深くならんでも)決して軽いワインでもなく、とにかく綺麗。そして、混醸モノがゆえの利点は‥意図も簡単に‥複雑な香味。ちょっと暑く感じる日が増えてきたこの時期にこそオススメしたいヴィエ・ディ・ロマンスなのですっ!!
ちなみに‥
ドレエよりも割当本数が少ないので、早期に完売するかもしれません。ご興味のあるお客様はお早めにお問い合わせ下さいね。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ラベルは、ヴィエ・ディ・ロマンスお馴染みのデザイン。キャップシールがオリーブ色なので、ちょっと雰囲気が違うかな‥でも、統一されたイメージにアイデンティティを感じれると幸せですね。バックラベルに表記のアルコール度数は14度となります。
コルクはなかなかの質の5cmで問題なし。グラスは迷って、オヴァチュアとブルゴーニュ型を用意しました。ただし、ブルゴーニュ型は、リーデル・ヴィノムを割ってしまったので、内藤グラスとなります。冷蔵庫キンキン温度からのスタートです。
グラスに注ぎますと、明るい12金なイエローで、ほんの薄く黄緑が交じって見えます。
グラスから放たれる香りは、やはりマルヴァジアな黄色と白色の花束系‥フラワリーな香りが印象的ですね。柑橘というよりも、新鮮な‥フレッシュ‥もぎたてのトロピカルフルーツ的な果実香‥ビワっぽさもあるなぁ‥あと、緑茶的な‥渋味や苦味を想像させる茶葉的な香りがします。黄色の果実の香りが濃い目ですが、パインやマンゴーじゃないんだなぁ‥そこに甘味を感じるんですが、やわらかさは‥マルヴァジアやトカイっぽいし、その甘味な香りはリースリングっぽさもある。
なかなか三種類の葡萄達の個性の入り交じり感は複雑で、よく馴染んでおり‥ひとつの品種に感じるし、個々の品種を感じようとすれば‥ここかなぁ‥な感じもありますね。樽は使っていないわけですが、ヴィエ・ディ・ロマンスの他のステン仕上げのワイン同様に、果実味が厚い‥ので、十分ですね。
口に含みますと、その果実味の厚みは‥さらに実感しますね。このフロールス・ディ・ウィスも白ワインですが、ボディは、フルボディ。他の樽な単一品種と比較すれば、あっさりしている‥という印象をお持ちのお客様も少なくありませんが、なかなか味が濃いですよ。
その味わいは特徴的。まったく(もちろんですが‥)シャルドネでもソーヴィニョンでもありません。トカイらしいオイリーさがボディを‥めっちゃ玉露な渋味。濃く煎じた苦味‥舌の上で味わいも‥含み香も‥長く続きますねぇ。
基本的に単一品種からなるワインが好きなのですが、白の混醸は‥ほんと面白いね。時間や温度‥本当は飲み手の意識の持ち様が一番の要因かもしれませんが、意図も簡単に複雑さを感じます。時間経過と、温度上昇で、トロピカルなフルーツにやっぱりパインも感じるようになってきましたね。でも、トロピカルフルーツの果実味で押してくるタイプではありません。果実味はもちろんですが、緑茶的な渋味や苦味な緑に連鎖する白い、ハーブ、ミントな渋味や苦味は、いい意味で、アクアフレッシュな清々しさを兼ね備えます。
ひとっ風呂浴びてきました。グラスはテーブルに放置しましたので、液体の温度もそれなりに上がってきているはず。さすがに温度が高くなると、香りが強く感じられます。口に含みますと、リースリングな要素が多めの甘味も強くなってきましたが、残糖感のあるような甘味ではありません。温度が上がってからの方が、渋味や苦味は優しく果実に包み込まれてる感じがしますね。ヒエヒエな状態の個性も好きですが、温度が上がってからの方が、馴染みやすいかもしれません。
より厚みのある優しい果実味。ギリギリの三歩手前の余裕を見せる緩みのなさ‥。やっぱりヴィエ・ディ・ロマンスは、何を‥どう‥作らせても上手ですね‥美味しいです。
二日目です。冷蔵庫キンキン温度。香りはよく出てますね。マルヴァジアって、なかなか芳香なんだよなぁ。やっぱり黄色と白色の花束な感じで、ミツバチが寄ってきそうな香りですね♪清涼感のあるミネラル‥裏ごしピューレ系のバナナ、アプリコットとか。
口に含みますと、やっぱりやさしい‥クリーミーにも感じるやわらかさ。まぁほんと樽がかかってないのが不思議なボディ感。初日ほど苦味も渋味も強くは感じず、マロになってきてますね‥ヴィエ・ディ・ロマンスらしさも、タプーリでとても美味しいです。
温度が上がってきましたぁ。
美味しいですねぇ。二日目は温度が上がるよりも冷え冷えの感じの方が好きかも‥?こういうのも、一本をじっくり飲む楽しみでねぇ。ソーヴィニョンブランはもちろん、シャルドネや、フリウラーノとはまた違う個性ですね。あまりリースリング的要素は感じにくいですが、どっぷりと、この個性…旨いですね♪フロールス・ディ・ウィス‥
この作品もぜひ経験して下さいね♪
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