Centosere Cannnonau di Sardegna 2021 Pala
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チェントセーレ・カンノナウ・ディ・サルディーニャ 2021 パーラ
《イタリア/サルディーニャ/赤/カンノナウ/ミディアム》
950年設立。現在3代目となる当主、マリオ・パラは妻のリタと共にアジェンダを運営していますが、近年は、息子ノマッシミリアーノ、エリザベッタ、マリアントニエッタの4代目達に移りつつあるようです。元々は、ブドウ栽培農家として、ブドウは北イタリアに売っていたそうですが(何のワインになったんでしょうね)、サルディーニャの土着品種に植え替え(どんなブドウを栽培していたのでしょうね)現在では自社瓶詰な生産者となります。
パーラが所有する、海抜150mから180m、粘土石灰質土壌のイス・クラビリスと、アクアサッサのブドウ園からのカンノナウが使用されます。平均樹齢はカンノナウとしては高い40年。収穫されたブドウはソフトプレスでの圧搾後、約一週間の醸しとアルコール発酵。セメントタンクとステンレスタンクの併用で約6ヶ月の熟成後アッサンブラージュされて瓶詰め。チェントセーレは「何百もの夜」という意味。
飲んでみました。
これまで(そこそこ前ですが)扱っていた、パーラのカンノナウの上級ラインになりますね。凸凹と織の入った白地のラベルに写真かな‥陰影のある‥何かが描かれています。コルクはディアムの4,5cm。コルクはディアムの4,5cm、グラスは上級クラスということもありシュピゲラウのディフィニッションのユニバーサル型、注ぐ途端に、ほーっと感心しちゃう。決して色が濃いわけではない、なんならスタンダードなカンノナウの方が濃く見えるはずなんだけれども、薄いわけじゃなく先が見透かせる感じの淡さって、ほぼほぼ赤から黒なんだけど、これは紫なんですよね。ファンタグレープとはまた違うんだけれも紫、グラスに入れてから見るとそうでもないんだけれども、この色合いはなかなかない。ちなみに表記のアルコール度数は14度。
そんな紫のベリー系の果実香はたっぷり、甘味もあるけれども上品な甘味な香り。カンノナウですが、同品種と言われるフランスのグルナッシュほどスパイスは強く花井。少しだけカベルネフランに似た部分もあるかな。しっかりとベリー系の果実香が出てる…そんな感じですね。少し鉄分を感じるような、感じないような(どっちだよ)、黒糖系の甘味のようで、そんなに派手ではないし、モダンに感じないのは、それこそ淡い色合いでもある。
口に含みますと、うん、ベリーの果実の香味にプラムがあり、軽く、ほんと軽くローストしたような香りのヒントがありますが、あくまでも果実味に溢れてますね。14度とそれなりのアルコール度数ですが、飲み口はあくまでもミディアム、香味に開きは抜群で、外側に、もうひとつ香りの厚みがある状態です。この感じは、(料理に合わないという意味ではなく)ワイン単体で、結構満足感もあるし、スイスイ飲めるしで重宝しそう。お料理と‥となると、あっさりしたデミソース系(コテコテじゃないのね)、もしくは、オムライスにケチャップではなくデミソースとか、トンカツでははなくチキンカツに、デミソースとか。名古屋のお客様なら合わせやそそうな赤味噌系もいいと思うな。大阪だと、(白みそだけど)ドテ焼きもいいはず。もしくは、ブルーベリーとか、ラズベリーも入った、濃厚なチーズケーキなんかも合いますね。
うん、飲み口は程よいミディアムですが、香味は力強く、しっかりと開いているので、満足度が高いですね。香味に強さや、濃さに無理がないのも評価できるポイント。この手のワインはスタンダードクラスで、カジュアルなお店のグラスに使われることも多いと思うのですが、このひとクラス上感は、伝わるかな‥伝わって欲しいな。旨味もありますしね、今飲んですんごいおいしい。
温度も味わいも馴染んでくると終盤にスパイス感も出てきますね。少し乾いた感じもあるしドライ。こうなると、料理との親和性も高まる。
二日目です。酒質的に、ボルドーというよりもブルゴーニュ的に飲んでみるのはどうかと思いまして(品種的にいは南仏、地中海品種ですが)、グラスはシュピゲラウのディフィニッションのボルドー型。ややこしいこと言いますが、ザルトとシュピゲラウのディフィニッションに関しては、ボルドー型はブルゴーニュ型として使っています。ザルトとシュピゲラウのディフィニッションのブルゴーニュ型は選ぶ、ワインをほんと選ぶ。初日同様に、色も香味も紫のベリー系を感じますが、これぐらいディスクの広いグラスだとなおさら香りが開いて感じますね。スミレやバラの開いた感じもあるし、もちろん、赤や紫のベリー系の果実香も開いてます。
口にたっぷりと含んで欲しいですね。カンノナウらしいスパイスを心地よく感じながらも、確かにピノや、ネッレッロマスカレーゼ的な飲み口があります。ほーカンノナウもヤルな‥と。
三日目はシュピゲラウのディフィニッションのユニバーサル型に戻しました(理由はない)。この造り手のワインは香りがしっかり出てますね。でも、人為的じゃないのがいい。あまり香料っぽさを感じるとあたし、却下しますからね。とはいえ、三日目は香りもまとまり、馴染み、渋味がおいしくなってきました。いいですね、このカンノナウ、2,000円ちょいの赤として使いやすいのは、デイリーワインでもそうだし、飲食店さんのグラスの赤でも十分。万人受けするという表現は適切でないかもしれませんが、理想、想像から外れるものではありません。使える赤、便利ですよ!
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