Quitrico Campagnia Aglianico 2019 Pietracupa

カンパーニャ州の赤

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更新履歴 2025/03/01
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キリコ・アリアニコ・カンパーニャ 2019 ピエトラクーパ
《イタリア/カンパーニャ/赤/アリアニコ/ミディアム》

アヴェッリーノに近いながらも無名の地、モンテフレッダに1993年に設立されたのがピエトラクーパ。落ち着きがなく、動き回る投手、サビーノ・ロッフレードはスポーツインストラクター出身。火山岩が風化した土壌と標高の高さを生かしたワイン造りは、父ペッピーノが1970年に購入した家の一部を醸造所に改装して始まりました。当時の主流であった南イタリアの重厚なイメージではなく、過度な抽出を行わずピュアなスタイルは一年目から高い評価を受けることになりました。

フィアーノで名を馳せたピエトラクーパですが、アリアニコも上質。重要なのは酸度であり糖度ではない。果皮にまだ緑が残る、完熟一歩手前で収穫することで熟成後の個性を。近年では、二つ目のふさや、未熟果も一緒に収穫し醸造することで、均一ではなく不揃いという意味での複雑味を醸しています。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ボルドー型瓶、シンプルながらアバンギュアルドなエチケッタ(どないやねん)。なかなかの質の4,5cmのコルクに好感。ピエトラクーパは前の輸入元さんから知ってはいるが、なかなか扱ってなかった銘柄ゆえに、そのアリアニコ、楽しみです。ちなみに表記のアルコール度数は13,5度。アリアニコがゆえにもっと濃い色調を想像していましたが、とてもクリアな赤で濃過ぎない赤なんですね。アリアニコらしい血を思わせる鉱物的な香りをまとう、しっかりとした果実香。ああ、これはアリアニコ‥なんだけど、とても香りがクリアで汚れがない。赤い果実は深くかつパワフルですが、度を越さないのもいい。テクニカル情報に乏しいのは申し訳ないが、少し熟成のニュアンスもあるのは、開放容器による発酵か、いや、アリアニコってこんな感じだろう?とも思う。少し爽やかな緑の香りもあるんだけども、古酒っぽいバンドエイド系の香りが複雑さのひとつとしてある。ただ、その香りはネガティブではないし、時間経過で抜ける系かもしれません。

口に含みますと、赤い果実にプラムの風味、密度感のあるとてもキレイなミディアムボディでとても飲みやすい。アリアニコの渋味はそのままなんだけどね。南イタリアのおおらかさというよりも、案外、緻密。タウラジ未満のアリアニコは所詮セカンド、もしくは多産で粗野な部分は否めないし、そこに地酒、地味を感じるわけなんだけれども、タウラジ未満なんだけど、とても良い造り。単一品種ながら複雑みもあり余韻も長い。ステンだけなのか、短期間の大樽か‥そんなイメージですね。少し、スミレに近い何か(スミレではない)花の香りもあるんだけれども、これも派手なものではなく複雑さに寄与。香味は終始開いていて、今とてもおいしいですね。

無理矢理カンパーニャの郷土料理を思い浮かべる必要もない。なんだかんだとお肉が欲しいですね。豚肉よりも牛肉。アンガスビーフのロースト、タタキ。赤身肉が似合いますね。でも、ニンニクやハーブでマリネしたものだとなおよし。もしくは付け合わせで対応。決して高級な和牛である必要なく、ナイフでゴシゴシして切るようなお肉にも合いそうなワイルドさをワインも持っている。いきなりステーキとか、ブロンコ・ビリーに置いてくれないかな(営業してこいよ)。

二日目です。グラス書き忘れてますが、シュピゲラウ・ディフィニッションのユニバーサル型です。甘味が出て来ましたね。鮮明な赤い果実に、血のミネラル、香りからもボディを感じますね。通常特価なら、もちろん、他のカンパーニャの造り手と比較してもミッドクラスになるかと思いますが、この価格だと、他の造り手のエントリーと競合と思うと、完全に勝てる(そりゃそうだ)。飲み口もまとまりと馴染みがあり、赤く染まったハーブの爽やかさが好印象。なめらかさもあるし、初日に感じた熟成ニュアンスは二日目は特に感じない。これはおいしいですね。二日目はなおおいしい。ナポリなジェノヴェーゼな玉ねぎとお肉の煮込みに、トマトも加えたい。噛めば肉汁が溢れるようなロースト(牛でも豚でも)、付け合わせの野菜もローストしたのがいいかな。決してこのワインにローストの風味を感じてるわけではないんだけれども、アッビナメントとして、ローストの風味が足されるとなおよしとなるはず。

2019年と絶好ですが、できれば、二日目(相当)に抜栓後の馴染み系がでてきてからが本領発揮かと思います。予想超えのおいしさ‥こういうのが、この価格ってのが嬉しい。コスパ絶大です。

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