Cinciorosso 2019 Le Cinciole【予備品】
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希望小売価格 2,640円税込→ 通常特価 2,180円税込→ 特別価格 1,580円税込
チンチオロッソ 2019 レ・チンチョーレ
海抜430mから470m。キャンティ・クラッシコ地区の中心付近となるパンツァーノ・イン・キャンティに30haのブドウ園を所有するのがこのレ・チンチョーレ。当主はルカとヴァレリアのオルシーニ夫妻で、ルカはローマ出身、ヴァレリアはミラノ出身だそうです。建築関連の仕事で結ばれ、田舎暮らし‥ワイン造りに憧れてパンツァーノに移住とかうらやましいですね。エノロゴにはパオロ・サルヴィが就ています。
レ・チンチョーレの畑は一般的なガレストロとは少し違い、そのほとんどは石灰を含む粘土質でガレストロよりも重い土壌で、標高の高い部分にはシスト(片岩)が露出しています。そのシストは変成が進んだ土壌で無数の穴があり、水はけが良い。空気も含有するので土やブドウ樹の保温効果がある。反対に粘土質は水分を保有するのでブドウ樹を冷却する。
標高の高い位置にはサンジョヴェーゼを。日没時には一番先に日陰になる冷涼な畑ではカベルネやメルロ、シラーを栽培しており、このチンチオ・ロッソなどに使用しているようです。ブドウの栽培方法は日進月歩、以前は育成に合わせてブドウ樹を整形する芽かき、除葉、グリーンハーベストを行っていたがそのすべてを止めた。摘芯や芽かきをすることで生育を均一化することは、ブドウを均一に熟させるための術だが、チンチョーレではそれを良しとしない。均一化が単調、単純になるという考え。また、摘芯や芽かきをしないことでグリーンハーベストするよりも少ない房数となり、残った房はより多くの栄養を蓄えることになったとのこと。
このチンチオ・ロッソは、チンチョーレのワインの中でもっとも親しみやすいもの。比較的若樹からのブドウが使用され、発酵と熟成(約12ヶ月)はセメントタンクで。生産本数は約6,000本。
飲んでみました。
キャンティ・クラッシコ地区の造り手のCC未満のトスカーナ・ロッソIGT(スーパータスカン除く)は、サンジョヴェーゼが主体でもやっぱり混醸になってることが多いんですよね。サンジョヴェーゼ100%もありますが、きっと樹齢の若い樹からのブドウだと、ちょっと物足りないんでしょうね。だから混醸する。このチンチオロッソの場合は、サンジョヴェーゼ70%。CCの規定では80%以上ですので、もちろんCCは名乗れませんね。サンジョヴェーゼと相性の良いメルロは、果実味に膨らみを、シラーは複雑さやコシを‥と想像してましたら、まさにその通り!混醸ですので、いとも簡単に複雑な香味にもなるし、シラーやメルロの混醸で、頼りなささや、物足りなさもなくなる。渾然一体というよりも、各品種の個性はしっかり感じ取れると思います。料理を選ばないというよりも、日々の食事にワインを選ばない、これでええんちゃいまっか?な、上質なデイリー、トスカーナのロッソに仕上がってます。国際品種の混醸でコシの強さもあるので、二日目もぜんぜんおいしい状態をキープしているのも嬉しいですね。あまり深く考えず、普段使いして下さい。はい、ラベルはこんな感じですが、ぜんぜん臭くないので大丈夫ですよ。
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