Villa Antinori Risso 2010 Antinori
→ Tremilla Yen di Vino Italiano :イタリアワイン三千円
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2019年6月15日修正:メルマガ説明文や、商品名にCCRの記載がありましたがこちらはIGTとなります。
ヴィッラ・アンティノリ ロッソ 2010 アンティノリ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
非常に歴史あるトスカーナを語る上で外せない生産者のひとつですね。アンティノリ家の起源まで遡るのはあまりにも‥ですね。大規模の生産者となりますので、トスカーナ内でも、ボルゲリやモンタルチーノにも、ウンブリアでもワイン生産を行っていますが、最も歴史のある銘柄のひとつがこの「ヴィッラ・アンティノリ」なんですね。その初ビンテージは1928年!現当主でありロドヴィコの兄であるピエロ・アンティノリの父、ニコロ・アンティノリの手によって1928年に生まれたのがこのヴィッラ・アンティノリ。CCRも生産していますが、どうやらCCが2001年からIGTになった模様。ビアンコや、ピノ・グリージョ(品種名)も生産しています。
収穫されたブドウは除梗され優しく圧搾されます。温度管理されたステンレスタンクで5日から7日間のスキンコンタクトをしているうちにアルコール発酵が始まりまり、8日間から12日間で発酵を終えます。カベルネとサンジョヴェーゼは約28 どに、メルロとシラーは25度と品種別の醸造。マロラクティック発酵を終えてからはフランス産、ハンガリー産、アメリカ産の樽併用で約12ヶ月の樽熟成されます。
ラベルはアンティノリらしいヴィッラな宮殿が描かれたもの。特に擦れや汚れはなさそうで、見逃してたらゴメンレベル。赤いキャップシールにアタリハゲがないわけではありませんが、すべてのボトルでくるくると回りますし、液面も揃ってリリース当時と変わらないであろうレベルを維持しておりますので、液漏れはないはずです。サンジョヴェーゼを主体に国際品種三種の混醸のはずですが色合い的にはサンジョヴェーゼが過半数を占めると予想されます。液色はクリア、瓶底の凹み外周には澱らしきものは何もないか、数粒の澱が右往左往している程度、状態はとてもいいですね。今年2017年あたりが出る年回りかと思いますが、6年から7年を感じさせません。ちなみにバックバベルに記載のアルコール度数は13.5度。
ご存知の通り2010年も超優良ビンテージのひとつ。現行比6年から7年、まだ果実味を抱えながらも、イキナリ二日目的まとまりを見せてる頃と思われます。
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