La Monella Barbera del Monferrato Frizzante 2011 Braida
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ラ・モネッラ バルベーラ・デル・モンフェッラート フリッツァンテ 2011 ブライダ
《イタリア/ピエモンテ/赤/微発泡/バルベーラ/ミディアム》
ブライダが所有する様々な畑の若木からのバルベーラが使用されます。収穫されたバルベーラは10日間の発酵と、ステンレススチール製の圧力タンクで4ヶ月の熟成、微発泡として若干の泡を残して瓶詰されます。この2011年は、ブライダ社の50周年記念となりますので、イメージカラーのブルーと同色の蜜蝋には"50 Braida"と印字され、"50 anni da monelli"の帯が貼付けられています。バルベーラ・デル・モンフェッラートDOC(スペリオーレと付くものはDOCG)は1970年に制定されバルベーラ種は85%以上、フレイザは15%まで‥となっておりますが、ブライダのこちらはバルベーラ100%となります。なお、表記のアルコール度数は14.5度。
このワインは何度が飲んでいますが、微発泡なフリッツァンテなバルベーラということで確かに気軽に飲めて、軽く冷やして軽食とともに‥ついつい軽く見ていたのかもしれません。今回参加したブライダ社のワインメーカーズディナーで供されたこのラ・モネッラは、軽く冷やすどころかやや高めと感じる温度。決してソムリエは早過ぎる事前抜栓はしていないのに、それど微発泡を感じることはなく、ステン仕上げらしい素晴らしいバルベーラとして飲めたのが好印象でした。さらに、この手の微発泡であれば白ワイングラス的なグラスでサービスされることがほとんどかと思いますが、まさかのリーデル・ヴィノムのモンラッシェ型‥ブルゴーニュ型の口部をさらに広くしたような形状です。一度デキャンタをされたのか?と聞いてみましたがそれもなし…。残念ながら、モンラッシェ型のグラスは持ってはいませんが、ブルゴーニュ型で代用‥冷やさずに常温で飲むことでそのソムリエがサービスしてくれたあの状態に近くなるのか?実験も含めた毒味です。
実は、注がれた時には見た目として発泡を感じていませんでしたし、口に含んでの印象も2011年という若いビンテージがゆえのフレッシュさは感じてはいたものの微発泡とまでは感じない‥しかし、そう言われてみれば‥うんうん、確かにフレッシュな酸由来のそう感じるそれではなく、微発泡な一面もある‥そんな感じでしたね。なお、コルクはカリの部分のないタイプですが、抜栓すれば圧から開放されたお尻側が広がりますが、ポンと音がなるわけではありません(その程度の発泡でもあります)ちなみに三層構造になっており、このコルク一個のコストは0.47ユーロとのこと(なかなか良いコルクだったもので‥そんな話ができるのもメーカーズディナーならではかな)。
グラスはブルゴーニュ型、あえて勢いよく注ぐと紫のぷちぷちした泡がモクモクと沸き上がりますがすぐに終息します。うん、とても香りがいいね。良質のバルベーラそのもの‥胡椒などのスパイスが混じる、野生のチェリーやベリー系の香りが鼻孔をクスぐります。少しHなエンピツの芯(下ネタではない)の香り、紫の花びら、スワリングしてもガスが沸き立つことはない。口に含みますと、うん確かにさわやかなサワー的な泡‥ガスを感じなくもないが、やはり抜栓したてでもフリッツァンテという感覚は例年よりも少ない。2011年もしっかりと熟したビンテージだし、それは14.5度というアルコール度数にも表れていると言えるが、それがガスをまろやかにしているのだろうか?果実味豊か、そのフリッツァンテの発泡具合はフレッシュな酸にも思え、まさか辛口のランブルスコ的ではない。そのソムリエが供した温度よりも低めだが、悪くはない。十分にピュアなバルベーラであり、とても上質なバルベーラでもある。
ガブガブ飲めば、少々のゲップを誘発するかもしれない。そこはやはり目立たなくとも溶け込んだガスが作用するのかもしれないが、うん、確かに抜栓したての一杯目は溶け込んだガスもまだ感じられる。
バルベーラとしてそれなりに複雑なスパイスと果実の香味がありながらも、実はガスも抱えるものですから、それなりに余韻が長いながらもリフレッシュさせてくれる‥という相反する作用が同居する。飲み疲れないし、軽食ではなく、その作用があるがゆえに、そこそこ濃い味の食事に合わせる方が似合うのではないか?とすら思う。
二杯目‥舌には確かにフリッツァンテなピチピチとしたガスを感じる。うん、それは一杯目からそうなんだけれども‥ひょっとすると料理があると(ワイン単体で飲んでます)そう感じさせないのかもしれないね。とても良質なバルベーラであり、食事に合わせやすい‥うん、とてもいいワイン…デイリーなバルベーラとしてとても秀逸‥あまりフリッツァンテだから‥という意識は必要ない。
グラスに注いでから(あえてスワリングはせずとも‥)そのフリッツァンテなガスな部分はヌケてくる。しかし、そこに酸がキチンと備わってるので、いわゆるヌケはない。果実味に甘味も感じられこの上ないバルベーラ。
二日目は、オヴァチュアとブルゴーニュ型で挑みます。まずはオヴァチュア。初日のような泡立ちはほぼなし。面積の狭い分香りの立ちは少ないが、健全でクリーンなバルベーラらしい香り。口に含みますと、溶け込んだガスはまだ抜けておらず、舌先と舌表面にそれを感じるが少しくすぐられる程度。酸味に旨味、スミレなどの紫の花の華やかで芳香な香りが広がります。どこか果実感にクリーミに感じる部分がありますね。
オカンの差し入れ‥
オカン‥俺のブログ読んでるのか?
(http://cincinnato.blog.so-net.ne.jp/2013-02-19-2)
まさかラビオリではないが白子やし‥^^;
さっと湯通ししたほぼ生の状態、ポン酢、ネギ、そこに七味が多めに‥。おいおい、バルベーラのスパイス感と七味があうじゃないか!!ポン酢の酸味とこのワインの酸や疑似酸としてのガスも合う。どないなってんねん‥。
ブルゴーニュ型グラス。より口の中で軽やかに広がりますね。酸味も活き活きと感じられガスはあまり感じません。もちろん芳香、まろやかな部分もある。オヴァチュアよりも軽めに感じますね。この二日目は好みかなぁ(初日はオヴァチュア試してません)。
三日目‥最後の一杯は…オヴァチュアを選択。泡立ちは一瞬?その程度。舌先から舌腹にかけてピリピリっとした溶け込んだガスを感じます。ガスが持ち上げていた部分もあるだろうが、果実感にさほどヌケは感じない。バルベーラらしい果実香もスパイスも健在でとてもピュアなのは変わらない。元々ガスが強いわけではないのでこの三日目でも弱くなった‥という感じはあまりない。初日からこんな感じなんだもんね。もちろん、発泡は感じるが‥あまりフリッツァンテということに気を取られることなく美味しいバルベーラとして使って頂いて結構。
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