Brunello di Montalcino Vigna di Pianrosso 1993 Ciacci Piccolomini D'Aragona
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ ヴィーニャ・ディ・ピアンロッソ 1993 チャッチ・ピッコロミーニ・ダラゴーナ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼグロッソ/フルボディ》
実は2008年の1月26日にもこの1993年を販売した経緯がございます。その当時の毒味も掲載のまんまにしておきますね。当時の価格は8980円‥今回9800円となりますので、その差は820円単純に四年経過と考えると1年あたり210円でさらなる熟成を施した‥ということでよろしこ。
さて‥状態は、黒地のラベルには若干擦れがございますが気にしない、気にしない。もちろんラベルにあh Vigna di Pianrosso の表記がございますが、この頃はドム顔ではなかったのですね。ドム顔はノーマルだけでしたっけ?(イマイチ把握していないにも関わらず調べる素振りはない)ボルドー色のキャップシールも擦れでシルバー部分が若干見えているボトルもありますが、キャップシールを飲むわけではないという解釈。DOCGのピンクの帯封はキャップシール裾に巻かれている状態ですので無理にそれを回しませんが、動きますね‥液面は非常に高い位置をキープしておりますので液漏れはありません。液色は透明度のある深いルビー色で美味しそう…ボトルの底には澱がないわけではありませんが、年号を考えるととても少ない。状態はとてもイイですよ!!ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味[2008/1/26]
黒いラベルというのは写真写すのが難しくって‥商品画像がイマイチなんですが‥実物は‥カッコいいですねぇ。現行ビンテージのピアンロッソは黒字に濃いグレーのラインが十字に‥まるでドムみたいになってますが、この1993年は、グレーの十字はありません。なんといっても紋章の部分がピンク色でね‥黒にピンクが映えるのであります。DOCGの帯封もピンクだしね‥表記のアルコール度数は14度です。マットな赤色も綺麗なキャップシールですが、ビニール製なのがちと残念‥。コルクは5cmで、やや固めにも感じますが、スクリューの差した感じは良好‥漏れなボトルは皆無でしたし、液面も十分揃ったロットですので安心ですね♪コルクのお尻はすっかり黒紫に染まっておりまして、なんだかイイ香り♪今日はヴィノムのボルドー型で飲みますね。
非常に綺麗で透明感のあるルビー色は、エッジにはっきりとオレンジも見られ、熟成感が見て取れますね‥一週間ほど立てて置いておいただけですが、曇りや濁りも見られず健全極まりないなぁ‥香りにも、はっきりと熟成香が出ていますね‥枯葉、なめし革の香りが‥非常に綺麗でエレガント‥黒いチェリーやベリー類の果実香もすっかり熟れていますが‥カベルネの熟成したワインのようなキツさがないのよね‥これぞサンジョベーゼグロッソ‥ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの熟成香が‥ほんとに綺麗に出ている状態です。杉の香りの中に‥ほんのりと‥ほんと、ほんのりと甘味を感じる果実香が溶け込んでいますね。これは‥絶対に美味しい‥そう確信します。
口に含みますと‥旨いっ!!非常に純度の高い果実は、口の中でボディを保ちつつも‥ボディ‥ボディというか‥旨味の固まりのような‥旨味‥でも綺麗‥すごく綺麗‥スーっと鼻に抜ける枯葉、ちょっとオリエンタルなスパイス…もちろん酸味に旨味が‥つ・ゆ・だ・く♪なんて唾液を誘発する酸味なんだろうか‥。タンニンも、すっかり角が取れてますねぇ。
構成。これだな‥これ。美味しく熟成したブルネッロ・ディ・モンタルチーノの設計図どおりの構図‥。この時期の常温ですので、やや温度が低めがゆえに‥ひんやりとした芯、固さも感じなくはないが‥ああぁ‥余韻のちょい手前に‥柑橘‥あるね‥。オレンジのニュアンス。
飲み頃の‥ド真ん中‥ド・ストライク!!ですね。熟成のポテンシャル‥もちろんありますよ。さらに優しく、やわらかくなるでしょう‥。香りも80%の開きですので、もっと香りが開く状態もあるかもしれませんが‥今、めっちゃくちゃ美味しい状態ですね。
二杯目です。やっぱり、熟成したワインで、ボトルを立てて置いておくと‥一杯目よりは‥二杯目あたりの方が美味しく感じたりするものです‥。実は日本酒なんかもそうですよね‥比重っていうんですか‥一升瓶だと一杯目よりも二杯目以降の方が確実に濃く感じます‥日本酒もワインも‥ホストとして開けたら‥まぁどーぞどーぞと‥まずは、他のゲストに注ぐのが鉄則だったり‥‥‥して。
実は、もう少し若いんじゃないか‥これほどまで熟成感があるとは‥というのが本音。
あぁぁああああああ二杯目‥旨いわ。一杯目よりも濃密な感じ‥微々たる感じだけどね‥。香りにも、優しい甘味がありますが、味わいにも‥綺麗‥ほのかな甘味を感じます‥あまあまじゃないのよ‥ほのかに‥あくまでも上品なほのかさ‥。
まったく舌に刺す要素はなく‥あぁあ美味しい。余韻‥長いね。旨いわ‥ほんま旨いわ‥。
三杯目‥を、テレビでも観ながら‥スワリングし続けてみる‥。いい香りの抜け‥いや抜けではないが‥味が凄いことになる‥旨味炸裂‥しかも綺麗に。三杯目ともなると、グラス内壁を垂れる感じが‥ゆっくりとなるね‥。これぐらいが一番さらに熟れを感じるかもね‥。ゆっくりと‥イタリア料理店で三時間かけて飲みたいワインでもあるほど‥スムーズに‥極めてスムーズに喉を通りながらも、旨味のある酒質だが‥ここは、グッとこらえて‥二日目のために残しておこう。
二日目です♪香りに赤と黒のチェリーがたっぷり出て来ましたねっ!!初日は、果実香よりも熟成香の方が前に出てましたが‥二日目は果実香主体‥開いている‥とも言えるのかもしれませんね。決して派手でないピュアな甘味を帯びた香りが‥すっごくイイですっ!!この香りの感じでは二日目だからって‥ヘタってるとは思えません。
口に含みますと‥旨いっす!!初日と比較して劇的な変化はありませんが、若干、旨味‥深みが増した感じですね。舌を転がしてみると‥旨い。いわゆるテイスティングの教科書に出て来そうな‥口に含んでのジュルジュルをしちゃったりしたりしても旨い‥。
旨い!!旨いっ!!
まぁ当然ですけどね‥チャッチのピアンロッソの1993だもんな‥。旨くて当然だぁ。
現時点でボトル1/3を飲んでますが‥ボトル内壁に澱は見当たりませんね。二日目のこの一杯も濁りはありませんし‥底に固まってるのかな‥。少なくともこのボトルの状態はすこぶる良好ですね。
酸味がやっぱり美味しいですね。ベリー類の酸味も、柑橘の酸味もあって‥この酸味が料理を美味しくさせるんだよな。どうしようか‥?と迷いましたが‥三日目に残しておくか‥。
三日目です♪グラスにはまだ澱は混じらないですね。三日目にして熟成香が解れた感じだなぁ‥一番溶け込んでて‥美味しい‥のも不思議だけれども。酸も溶けたかな‥。この状態も好きですね。初日から飲み頃ではあるが、三日目もまた旨いってのも、ワインというのは不思議なもんだ。
四日目です♪これがラスト一杯ね。慎重に注いだんですが‥澱‥ないしっ!!というか、モワンと濁った感じのは底にあるんだけどね。ラスト一杯にして初めて濁った液体ですが‥香りも開いててイイですね。味わいはやや抜けたかな‥でも酸っぱくなることもなく‥これはこれで美味しい。
総括‥澱もほとんどなく‥綺麗に熟成した感じだな。三日目まで絶えうる酒質‥1993年のチャッチのピアンロッロ‥文句なしに美味しかったです!!
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