La Monella Barbera del Monferrato Frizzante 2012 Braida
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ラ・モネッラ バルベーラ・デル・モンフェッラート フリッツァンテ 2012 ブライダ
《イタリア/ピエモンテ/赤/微発泡/バルベーラ/ミディアム+》
ブライダが所有する様々な畑の若木からのバルベーラが使用されます。収穫されたバルベーラは10日間の発酵と、ステンレススチール製の圧力タンクで4ヶ月の熟成、微発泡として若干の泡を残して瓶詰されます。昨年の2011年はブライダ社の50周年記念でしたので、イメージカラーのブルーと同色の蜜蝋には"50 Braida"と印字され、"50 anni da monelli"の帯が貼付けられていましたが、この2012年は"La はあと Monella"と蜜蝋部分にはワイン名、帯部分には"I LOVE YOU JE YAIME ICH LIEBE DICH TE AMO"と英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語で記載がありますが日本語がないので激怒ぷんぷん丸です。
なお、バルベーラ・デル・モンフェッラートDOC(スペリオーレと付くものはDOCG)は1970年に制定されバルベーラ種は85%以上、フレイザは15%まで‥となっておりますが、ブライダのこちらはバルベーラ100%となります。なお表記のアルコール度数は2011年と同じ14.5度。
微発泡なフリッツァンテ、しかもバルベーラということで軽く冷やして軽食やサラミなどと‥な、辛口のランブルスコ的な使い方を想像しますし、決してそれは間違いでもなくオヌヌメのひとつではありますが、バルベーラらしい果実感やスパイスに溢れ、ガスが軽やかさを演出するものの、ワインの部分は決して軽い酒質ではないのがこのラ・モネッラ。その高いアルコールもボリュームの一因です。
微発泡ですが、コルクを抜く際にポンと音がなるわけではありません(ボトル差ある可能性はありますけども)。コルクはカリのない圧縮コルクですが、圧の関係で尻に近い部分が抜くと肥大しますね。とりあえず冷蔵庫キンキン温度、グラスはまずはオヴァチュアで。グラスに注いでも決してガスで泡立つ‥とまではない(ボトル差ある可能性はありますけども)。香りにはベリーやチェリーの果実香にスパイスふんだんですが、あくまでもドライ。口に含みますと本来は酸の役目の部分の一部を微発泡が担う。これがフリツァンテやヴィヴァーチェの楽しみ。
美味しいバルベーラ。
これが微発泡でなかったら…?これを飲むと低価格帯のバルベーラはみんなフリツァンテにしてしまえばいいのに‥とすら思う。14.5度のアルコールはボリュームに感じるだけ。温度が低くてもしっかりと香味が開いて感じるのもいいですね。
とてもよく出来てます。
時間経過=温度が上がる、ガスが抜ける‥は、このワインを変身前か?それとも‥なバルベーラな姿に戻るのか。温度が上がってくると酸とガスが同じ役割をしている部分が顕著。たぷーりの果実感をしっかりと下支えしています。
二日目も飲み口にシュワっとガスを感じますがそれほど多いわけではないんですよね。というか、それを少なく感じさせるバルベーラの赤い果実も豊富だし、アルコールもある。加えてタンニンも心地よく感じさせてくれるんですよね。この手のワインは軽めな酒質で冷やして飲むとなおさら‥なパターンも多いんだけれども、冷やしてもしっかりバルベーラの果実を感じさせてくれますね。変に甘くないのも食中酒にピッタシなのであります。
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