Sagrantino di Montefalco 25anni 2005 Arnaldo Caprai
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前回大好評の内に完売となりましたが、正規輸入元さんから限定再入荷の案内を頂きました。商品の発送は2011年2月2日(水)からとなり、お取寄せ販売てきにご注文をお受けいたしますが、再入荷とはいえ‥人気のワイン‥数量的にすぐに完売してしまう可能性もございますので、お早めに。なお、前回同様、こちらのワインを6本お買い求めのお客様には、オリジナル木箱で配送いたします。
サグランティーノ・ディ・モンテファルコ 25anni 2005 アルナルド・カプライ
《イタリア/ウンブリア/赤/サグランティーノ/フルボディ》
1971年、繊維の仕事で成功したアルナルド・カプライは、5haのヴァル・ディ・マッジョ葡萄園を購入したのが始まりです。もちろん、そこにはサグランティーノが植樹されており、アルナルド・カプライは畑を買い増しして行きます。1987年には息子で現オーナーとなるマルコ・カプライがアジェンダで働き始め、1989年にはマネージメントを任されます。マルコ・カプライの代になり、1990年‥ミラノ大学との共同研究で、より良いサグランティーノのクローンを開発するなど高品質化が進んだとも言えます。また、同年、アッティリオ・パーリ氏をエノロゴに迎え、更なる品質向上に寄与しました。その色、その糖度、そして最上のエレガンスを求めたクローンの研究は足掛け7年続き、その間に60種類を越えるサグランティーノのクローンを選びだし、現在ではその内の5種類〜6種類のクローンのサグランティーノをブレンドしています。
同時にウンブリア州における重要な白土着品種であるグレケット種のセレクションにも着手しました。現在では、アルナルド・カプライ社が所有する三つの葡萄園でグレケットが栽培されています。ウンブリア州では、トスカーナ州と同じように主要な赤葡萄品種はサンジョベーゼであり、その70%がそれで占められます。しかし、モンテファルコ地区の気候風土に合う品種が他にもあるのではないか‥という研究にも余念はなく、国際品種や、テンプラニーニョ、グルナッシュ、ムールヴェドルなど、ギリシャやボルトガル由来の品種なども実験的に栽培しています。
そして25周年となる1993年に、そのリゼルヴァとして、モンテファルコ・サグランティーノ・25anniが生まれます。(逆算したら1968年創業になるやんけ!と、思いますが、リリース年が1996年となり、創業25周年の1996年に1993年のそれが初リリースを迎えました)
現在は136haという葡萄畑を所有していますが、その本拠地はモンテファルコとベヴァーニャの間のロカリタ・トッレに醸造所を構えるようです。畑は、モンテヴァルコ、ベヴァーニャ、グアルド・カッターネオ地区などに広がり、赤であればサグランティーノやサンジョジョヴェーゼ、白ならはグレケットなど、ウンブリア州の土着品種を中心に栽培されています。モンテファルコと、カプライのアジェンダの間にベルヴェデーレという街があります。かつて日本市場にも導入されていたポッジョ・ベルヴェデーレは、このあたりの葡萄園からの葡萄で醸されていたのかも知れませんね。
その基本は1979年に初ビンテージとなる。「モンテファルコ・サグランティーノ・コッレピアーノ」そして、そのリゼルヴァとして25周年に発表された「モンテファルコ・サグランティーノ・25anni」が筆頭となります。「モンテファルコ・サグランティーノ・パッシート」は1975年から作られているそうで、普通の赤ワインよりも先‥実はこのパッシートの方が1977年に先にDOCに認定されているんですね。サグランティーノは、ご存知のとおりタンニン量は多く、アルコール度数は高い。その当時の栽培‥醸造ですと、なかなかスティルの赤としては厳しく、逆に陰干しさせたパッシートに用いる方がポピュラーだったわけです。そんなサグランティーノを素晴らしいスティルの赤に仕立てることに尽力し、成功を納めたのが、アルナルドであり、それを継いだマルコ・カプライなわけです。
なお、モンテファルコ・サグランティーノがDOCに認定されたのが1979年、その年にコッレピアーノが初ビンテージを迎えますが、それまでは名前の付かないモンテファルコ・サグランティーノを醸していたかもしれませんね。1992年にDOCGに昇格‥翌年の1993年に25周年として25anniが…単なる偶然ではなく、この地域を引っ張ってきたカプライならでは‥とも言えるのではないでしょうか?
DOCは、赤は「モンテファルコ・ロッソ」を‥こちらは「リゼルヴァ」もあるようですが、モンタルチーノを中心としたDOC地域で、DOC規定では、サンジョベーゼ60〜70%、サグランティーノ10〜15%、その他30%までとなっています。これを見ても、サグランティーノはウンブリア州の土着品種ながら、その栽培は一部地域に限られているのがわかりますね。この地域に置いても、やはりサンジョベーゼがその主役なんですね。モンテファルコはビアンコもDOC規定がありますが、あまり見かけませんね。
アルナルド・カプライ社でも、土着品種グレケットを使った白ワインを醸していますが、モンテファルコ・ビアンコではなく、コッリ・マルターニDOCを名乗ります。ウンブリア州には「コッリ‥‥」と付くDOC地域が複数ありますが、このコッリ・マルターニは、モンテファルコを内包するかのように、スポレート、アシッジ、ペルージァに囲まれる地域となります。赤はサンジョベーゼ50%以上、その他50%まで。スプマンテもDOC規定内にあり、グレケット、シャルドネ・ピノネロ50%以上、その他50%以下となります。アルナルド・カプライ社では、「コッリ・マルターニ・グレケット・グレカンテ」という白を醸しており、規定ではトレッビアーノ・トスカーノ50%以上、その他50%までと記載されていますが、アルナルド・カプライ社の公式サイトには、グレケット100%と記載されています。どないやねん‥と突っ込みそうになりますが、たぶん「ビアンコ」と記載する場合には‥であって、品種名を記載する場合は、セパ−ジュ比率は別なんだと思います。
その他はIGT格付けで、ウンブリア州らしい品種構成で、お手頃価格の「アニマ」を醸していますが、実験的なワインも醸しています。そのひとつが2000年が初ビンテージのメルロとカベルネソ−ヴィニョンを混醸した「アウトサイダー」でしょうし、1998年から作っているピノネロ100%からなる「ネロ・アウロサイダー」(このTシャツ持ってるんですが‥サイズが‥サイズが‥)2003年からはサンジョヴェーゼ100%からなる「コンテンポラーレ」というワインもリリースしています。(←カプライを訪問されたお客様の持ち帰りを飲ませてもらいました♪)
もう、この25anniは、アルナルド・カプライを‥いや、ウンブリア州を‥いや、イタリアを代表するワインで間違いなしっす!
創業年25周年を記念して鮮烈なデビューをしたのが‥この25anni(ヴェンティ・チンクエ・アンニ)となります。コッレピアーノのリゼルヴァという位置づけともなりますが、コッレピアーノと畑が違うのか?までは明らかではありません。しかし、セレクションの違いなどは、ある程度あるかもしれませんし、サグランティーノ100%となりますから、樽熟成途中に振り分けられる可能性もあります。ヴェロネッリ誌の評価を見ますと、コッレピアーノとの点数の差は2点〜5点‥大きな差ではありますが、これはレビュアーのバランスとも言えますね。価格差を考えるとコッレピアーノがお買い得という判断も可能になりますが‥やはり、憧れのワインのひとつが‥この25anniでございます。
ウンブリア州はモンテファルコ地区という‥小さな‥小さなエリアでしか栽培されていない稀な土着品種で、近年、生産者も増えはしましたが、その作付け面積は100ha程度。それまでは、サンジョヴェーゼと混在されて栽培されており、サンジョベーゼだと思われていた‥という品種でもあります(今から思えば‥まったく違うキャラクターなのにね)。そのタンニン量の多さから、小樽での熟成‥という近代の醸造技術が確立されていなかった1979年までは、パッシートに用いる葡萄だったわけです。
1979年に、このアルナルド・カプライを始め、ようやく辛口(ドライ)なスティルワインとしてのサグランティーノ・ディ・モンテファルコが産声をあげます。(DOCGに昇格したのは1992年)その屈強で豊富なタンニン、高いアルコール度数は、バートン・アンダーソン曰く「ヴェネトのアマローネに比肩するワイン」と評しています。そんな、サグランティーノ・ディ・モンテファルコを第一人者は、やはりこのアルナルド・カプライ。
1996年という創業25周年を記念して1993年ビンテージがリリースされた25anniですが、それ以降も、その志を‥ということか、優良年のみの生産となりますが、25anniという名前が付け続けられています。サグランティーノ・ディ・モンテファルコを守り続け、その品質向上に勤めてきたのは、父アルナルドですが、1987年からアジェンダに入り、1989年からマネージメントも任されるようになったマルコ・カプライが、その収量を落とし、さらなる醸造の近代化をもたらした結果な成果‥とも言えます。
9月の終わりに収穫されたサグランティーノは、30度以下に温度管理されたタンク内で30日間の醸しと発酵。その期間はコンスタントにポンピングオーバーが施されます。フランス産のバリックで24ヶ月の樽熟成後、6ヶ月の瓶熟成が施されます。
さて、その高い評価はご存知の通りですね。少なくともその1999年、2000年、2001年、2004年、2005年、2006年‥とトレ・ビッキエリも獲得。2006年度版のヴェロネッリ誌では、最優秀ワイナリーに選出されており、その輝かしい受賞履歴は書き切れないですね。では、ヴェロネッリ誌の評価を抜粋しておきます。
2000年:98点(D.T)
2001年:96点(G.B/D.T)
2002年:評価されていません。←生産はされているようだ‥ごめんね。
2003年:97点(D.T)
2004年:94点(D.T)
2005年:96点(G.B/D.T)←日本は今ココ。←2004よりもDTが評価高く付けてる!
2006年:97点(G.B/D.T)
2000年や2003年など暑い年にこそよく熟す傾向にあるのかもしれませんが、今回ご紹介する2005年‥そして2006年も破格の評価を受けています。以前の輸入元さんの頃とは確かに為替相場が違いますが、かつて飯田さんが扱っていた頃と同じ希望小売価格9450円となりました。そして、西野嘉高の価格は、この6980円(税込)。正直、安いです。やはりここに値打ちは付けられていない価格です。ぶっちゃけ、実勢価格として、10000円を斬れれば‥と思っていましたしね。かねてからの25anniファンのお客様には喜ばしい価格でしょう。ぜひ、このワインの品質に対して、この価格がどれだけ破格であるのか?ぜひ、啓蒙をお願いしたいと思います。
まぁ文句なしです。
飲み頃とか聞かないで下さい。
4,5年も経てば‥それなりに角も丸みを帯びてくると思いますが、この強さ‥楽しむべきでもあります。一番古くて1993年ですからね。それを飲んでみれば‥何か掴めるかもしれません。
黙って6本買うのがオヌヌメ。
毎年飲めば‥掴めます。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
お馴染みの威圧感のあるボルドー型ボトル。1993年の初ビンテージが1996年という‥25周年を記念に発売されてから、毎度‥25anniを名乗るのはどうか?という気持ちも過るがそんなことはどうでもいい。バックラベルはサンプルとなり本国使用。表記のアルコール度数は14.5度。良質のコルクは5.5cmなロングがゆえに、抜栓時には気を付けて頂きたい。コルクのお尻は濃い紫に染まっています。グラスはヴィノムのボルドー型一択。グラスに高い位置から注ぎますと、ピンク色い染まる泡‥
うおおおおお‥実店舗が25anniの香りに包まれるかも…な香り。
テカテカと黒光りするビッグマグナム‥もとい、液体の表面。エッジはピンクなど‥漢ではない色合いは見せない紫混じりの小豆色がすぐにダークサイドな暗黒面に変わる。スワリングするグラスがすでに重い。グラス内壁を垂れる脚は‥ヨダレのよう。
新樽香‥ヴァニラだけではなく木質な部分も。カーボナイトな合金、2Hの鉛筆の芯‥真っ黒に7%の紫のインク瓶の底、もっとリキュールかと思っていたが、純粋に完熟し煮詰めたカシス、野生なワイルドベリーのパッシートしたような皮、茎‥スパイスの混じる密な果実。
圧倒的じゃないかっ!!
カカオの黒い粉っぽさ、甘味を感じる香りもあるが、バカっぽい甘味ではない。この香りからも、このワインが如何に濃密で濃厚かが伺えるし‥
飲まなくってもいいんじゃぁ‥‥。
そういう気にさせる。思ったよりも香りは開いてるし、その金属的部分にメルロなら赤っぽい‥このサグランティーノなら黒い血を連想させる香り。でも、こう見えてフルーツ香主体なんだから凄い。
恐る‥恐る‥口に含みますと‥
輪郭の張りは、まさにカーボナイトで、口の中にT-1000がすべりこんだ感触。口の中でこの液体金属を含んだままにしていますと、核となる中心部から‥じわじわと…タンニンが襲いかかる。膨らみ‥じゃないんだ‥物体なんだな。
静かに飲み込むと‥その尋常ではないタンニンは、目視できるほどの粉となり、その乾燥したタンニンが、甘味を軟派に感じさせず、一陣の隙なく詰まる鳴き砂で、確実にドライ。しかし、決して歯茎を刺激し続けるわけではなく、舌の中央がまるでザラついているのか?と錯覚させるタンニンが膨大。
驚く程の余韻の長さ。
うん。その乾燥したドライなタンニンの鳴き砂が、4,5年の経過でしっとりと赤味を帯びた果実の旨味、甘味でコーティングされ丸くなるはず。ペルティカイアのグイド・グアルディッリ氏には素晴らしいことを学んだものだ。このワインには、まったく甘味を感じない、カカオ70%以上のチョコレートと合うな。もちろん、それはサグランティーノからなるパッシートと合わせたわけで‥このスティルのサグランティーノなら‥さらにカカオ比率の高いチョコレート‥
そのものかもしれぬ。
想像以上に完成度は高い。あとは熟れるか否かの世界で、文句の付けようもない。もちろん酸味も豊富だが、あくまでも脇役‥渋味を感じ、渋味を味わい、渋味を楽しむのがサングランティーノなのである。
まだ固いか?固いですよ‥ガッチガチですよ‥でも、このガッチガチが旨過ぎるんだ。これだけ長い余韻を持つワイン‥ないですねぇ。ないですよぉ。
6980円‥
アホか?と。
希望小売価格9000円‥
アホか?と。
西野嘉高なら‥消費者の皆様に大サービスで10000円を斬れればそれでいいと思う。ぶっちゃけ、安売りだよ‥こんなの。偉大なワインを冒涜してるかのようだ。
でも、ラッキー♪ね♪
一杯目が‥ぜんぜん進まないんですけどぉ?
なんてワインなんだっ!!
リーデルのソムリエシリーズ必要かもなぁ‥
ヴィノムのボルドーでも‥今は小さく感じる。
この液体から放たれるオーラ、威圧感‥威厳‥
格が違いますな。
イタリアワインの10傑を挙げよ‥
間違いなく入ります。
酸味も出て来たな‥
膨大なタンニン‥
豊富な酸味‥
そりゃキツいよ。でも、このキツさを味わい、楽しむのがサグランティーノでもあるし、アルナルド・カプライのそれは、その極限をイッてるんだな。ペルティカイアも完成度の高さは変わりはない‥しかし、これほどタンニン量は感じられないよ。この究極の極限を迫られるというドSな酒質に、ドMにならざるを得ず‥そこの快楽を感じさせてしまうのが、25anniなんだ。
14.5度‥感じるが、感じない。なぜなら、やはりタンニンだな。でも、この乾燥したカーボン‥つまり炭が故に、火が付きそうな気さえ‥となる酒質。
ある意味‥暴力的‥しかし、暴力的なものに‥どこか‥という本性が現れる。その昔‥トンポの羽をむしった記憶、飼ってたネコを虐待した記憶(え!?)、ヤドカリはベランダに放置して干涸びさせたよな‥。
まるで悪魔のようなワイン。
二杯目です。注ぎたては、蒸し上がった小豆っぽい‥甘味も注ぎたてに一番感じる。飲めば、渋味しかないのもわかってるからか?応接間の花瓶か銅像が鈍器‥なサスペンス‥この墨汁で‥「相田みつお」は何て書くのか?
渋くったっていいじゃないか?サグランティーノなんだもの。
うおっ‥二杯目のマジック。渋味に果実がコーティングされた感が‥いや、これは、俺の舌が麻痺してきたからか?いや、違う。たしかに、どこか渋味の輪郭にやさしさを感じる。
アルコールの熱量は、14.5度とは思えないすべらかさ‥を感じるが、二杯目にして酔いを感じる西野嘉高が居る。強いんだよな。ボコボコにされたし‥ボコボコにされたいんだよな‥自虐的な自分を客観的に見つめる自分。
この二杯目がまたススまない‥。
ご理解頂いているかと思いますが、不味くてススまないのではない。
身体が、まだ早いよ‥まだ時間がかかるよ‥を暗示しているとも言えるし、圧倒されているとも言える。
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ広末あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ旨い。
二日目です♪香りに熟れた印象。「むわん」とした香りの上がり様‥。とはいえ、初日と何ら変わっていないとも言える。グラスから放たれる香りには、果実の甘味な香りがはちゃんとありますね。初日よりも樽香が馴染んでます。
口に含みますと、初日とは明らかに違いますよ。渋味は相変わらず膨大ですが、薄らと‥4ミクロンのコーティングを感じます。カーボナイトの塊的は相変わらずですが、外へのベクトルな膨らみも感じます。
しかし!!
飲み込んでからの終盤‥は、やはりカーボナイトの塊。
渋いっ!!
やっぱり、みっちりとカーボナイトの微粉な粉末が固まった‥固体。もっと大きなグラスを欲する‥。初日ほどインキーさは感じませんし、初日からアルコールの熱量をヒシヒシではありませんが、二日目は、アルコールも馴染んで感じますね。構成感‥‥骨格‥素晴らしいですね。揺るぎない重量鉄骨な高層ビルのようにそびえ立ちます。
肉だよ…肉。もちろん、脂が欲しい。このカーボナイト製の精密機器の潤滑剤としての肉の脂が欲しい。でも、脂が多過ぎると、このカーボナイトのマットな(←ここ重要)な酒質をテカテカを汚すので、ほどよい脂が欲しい。肉は炭火で焼きたい‥そのチャコールこそカーボナイトと結びつくわけなのだ。師匠が良く言う言葉‥「肉を焼き切る‥」うん、そんな肉がいいね。しっかりと中まで火を通した肉‥。「しがんで」肉汁と脂‥そして旨味を咀嚼することで出る‥そんな肉。
この二日目‥初日よりも、飲みやすい。カサカサっと乾いた、ドライな渋味は相変わらずだが、ちょっと濡れてきたのかもしれないな。
でも渋味だけじゃないのよ‥赤や、黒の果実もちゃんとあるんだな。
確かに、若いし‥強い‥。でも、この渋味がだんだんとヤミツキになるから不思議だし、この強い‥いや強過ぎる渋味を許容するのは、俺か?それともも?決してアンバランスに感じさせずに‥これこそ‥と感じさせるから不思議なものです。
初めてサグランティーノを飲まれる方にとっては‥
山田かつてない‥渋味でしょうね。
三日目です。香りはどんどんと甘味を増してきますね。いや‥元々、この甘味のある香りを持っていたはずですが‥。口に含むと、二日目までの渋味が嘘のようにまとまり‥馴染みを見せます。もちろん、それでも渋味の量の膨大さを感じさせますが‥とてもすべらかに通る。
旨いっす!!
あああ、でも終盤はやっぱり渋味が際立つな‥。でも、この渋味を楽しんでこそ‥のサグランティーノなのだよな。
四日目です。とはいえ‥残しておいた最後の一杯を‥実店舗でアントンに半分飲ませたので‥グラス半分にも満たない量しかございません。
ぶっちゃけ‥相変わらずですな。初日から四日目まで終始‥やっぱり、すごい渋味‥でも、これが旨いんだな。
総論‥。
まぁ圧倒的なワインですね。今飲んで‥とかいうレベルでもなく、ただただ凄い‥。凄味を感じる。比類がない‥サグランティーノ。
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