Rosso di Montalcino 2016 La Fiorita
→ Tremilla Yen di Vino Italiano :イタリアワイン三千円
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※希望小売価格 4,320円税込→通常特価 3,480円税込 →特別価格 3,000円税込
ロッソ・ディ・モンタルチーノ 2016 ラ・フィオリータ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
ヴェネト出身のロベルト・チプレッソ氏がモンタルチーノで醸造家として活動を始めたのが1986年、1987年からはチャッチ・ピッコロミーニの醸造を任され一気に著名なエノロゴの仲間入りを果たします。そんなロベルト・チプレッソ氏が自身のアジェンダを興したのが1992年。モンタルチーノ村の中心部から南東に‥カステルヌォーヴォ・デッラバーテに向う途中の僅か0.5haの畑から始まります。初ビンテージは1993年で、当時エノテカ・ピンキオーリが独占購入したこともラ・フィオリータの名前を世にらしめることになりました。
とはいえ、実はすでにロベルト・チプレッソはラ・フィオリータの経営や、醸造からは手を引いており、ヴェロネッリ誌2017年度版からは、エノロゴ欄は、ロベルト・チプレッソではなく、マウリッツィオ・カステッリ氏に変更になっています。(グラッタマッコ、マストロヤンニ、モンテラポーニなどを手がけています)
現在所有する畑は約7haで、標高150mから200mの南向きで粘土と砂質主体のポッジョ・アル・ソーレ畑と、標高約350m、南東から南西向きのガレストロ土壌を持つピアン・ボッソリーノ畑を持ちます。もちろんそのアンナータや、リゼルヴァが主役ですが、実は毎年生産されるとは限らないのがこのロッソ・ディ・モンタルチーノなんですね。
畑は粘土と砂質主体のポッジョ・アル・ソーレ畑(標高150mから200m、南向き)と、カレストロ土壌のピアン・ボッソリーノ畑(標高350mから360m、南東、南西向き)、この2016年から新しくジャルディネッロ畑(標高270m、南西向き)の合計8haからのブドウが使用されます。ブルネッロとの違いはブドウは、ブルネッロ用に剪定された後の残りのブドウが主に使用され、畑は同じようです。最高25度までに温度管理されたスラヴォニア産の大樽でのマセラシオンとアルコール発酵は約10日間、マセラシオン期間中はポンプオーバーとデレスタージュが施されます。樽熟成は一年落ちのフランス産の5hlの大樽で10ヶ月、澱引きを兼ねてステンレスタンクに移されて4ヶ月の熟成後瓶詰めされます。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
怒り肩、なかなかのヘヴィボトルの肩部分には「f」の文字の凸モールドあるオリジなるボトルです。紫色地のラベルは紋章のような何かが描かれた丸いラベルと、ロッソ・ディ・モンタルチーノDOCとビンテージの記載される下部のラベルの二層。バックラベルとももやや暗めの紫色地がなかなかいいですね。コルクはまあまあの質の5cm、バックラベルに記載のアルコール度数は2015年よりも0.5度低い14.5度。これでも十分高いアルコールですけどね。グラスはヴィノムのモンタルチーノ一択。
2015年は非常に深く暗い色調でしたが、この2016年はもう少し明るさもあり、深さはあるが、真っ暗ではないキレイなルビー色ですね。まだ前回ではないグラスからの香りに、派手な樽香はありません。少しだけ詰めたような甘味のある果実香に、サンジョヴェーゼらしいスミレの香り。スミレに近い部分に樽由来のヴァニラもあります。香ばしい香りがありナッティ。甘さ控えめ(ながら甘い)こし餡のペースト、タンニンを感じさせる香りもある。-0.5度のアルコール感はヒシヒシ。
口に含みますと、少し紅茶葉のニュアンス、甘みのある旨味がツーっと存在します。甘みのあるタンニンはまだまだ熟れの可能性を残し、酸味も溶け込みを感じつつも、さらなる溶け込みを期待する。果実味は全体的にやわらかで、このワインの場合は、ふんわりとしたボディ感がある。もちろん、密度感がありヌケはない。重すぎない飲みやすさがありますね。いいと思います。RDM以上、でも価格は(一般的な)RDMよりもお手頃価格なんだからやめられない。疲れるような濃さがないのがいい。うん、程よさがある。ほっこりして、甘みのある小豆感があっておいしいですね。
現代的ながら洗練された感があるが、ちっと派手じゃないし、野暮じゃない。2015年ほど濃くはないのがまた飲みやすさのひとつでもある(もちろん、薄くはないぞ)。
二杯目も濃すぎる、強すぎることなく、ツーっと通る旨味がありとてもおいしいですね。無理がない、ほんとうにスムーズ、でも、物足りなさもない。
二日目もヴィノムのブルネッロ型です。うん、2015年よりも樽や、濃厚さは控えめ。ヴァニラ系の樽も大人しく、あくまでも果実香主体。この2016年から新しくジャルディネッロ畑からのブドウも混醸されていますが、やわらかな酒質のサンジョヴェーゼができるそうだ。もちろん、他の畑も含めてそのセレクションの違いもあるだろうけれども、樽のかかり具合に関してはあくまでも人の手によるものだろうし、この2016年はそういう選択だったのだと思う。
2015年よりも少し下がったとはいえ、アルコール由来のボリュームや甘味もある。飲み口は初日同様やわらかで、旨味も前に出てきましたね。甘味のある小豆に、少し香ばしさがあるのは樽。スミレもしっかり、ベリー系の果実味には少しスパイスも出てきたかな。タンニンにも甘味。そう、薄くなったわけではない。エキスぃな部分も含めて味わいはしっかりとある。
三日目はヴィノムのキャンティ型にサイズダウンしてみます。初日からモンタルチーノのサンジョヴェーゼらしいスミレと果実香が続きます。ブラックチェリーの皮、スパイス。飲み口もグラスを小さくしたことで、いい座りを感じます。まとまってきましたね。旨味があり、酸味もあってジューシーさが際立ちます。確かに2015年とはちょっと趣が違いますが、RDMとしての資質は、この価格で有り余る。
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