Ciantons Rose 2007 Vie di Romans
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※在庫本数は販売状況により増減します。
チャントンス・ロゼ 2007 ヴィエ・ディ・ロマンス
《イタリア/フリウリ/ロゼ/メルロ/ミディアム+》
『チャントンス』とは『隅っこ』という意味だそうです。ヴィエ・ディ・ロマンスが所有するいくつかの畑の中でも‥一番‥角‥隅っこにあるから‥って、角屋(かどや)っていう名前のお店が角にあるから‥なのと同じですね‥うんうん。また、ヴィエ・ディ・ロマンス社のワイン達の中でも、最も歴史の浅いワインでもありまして、その畑は僅か0.84haと極小‥生産本数も2006年7872本、この2007年も8834本なんですね。なお、前回同様、テクニカルは情報に乏しく、輸入元さんから頂いた資料と、ヴィエ・ディ・ロマンス公式サイトの2005年の情報をまとめて‥な情報となりますので、一部間違いがあるかもしれませんが‥気にしない、気にしない。だいたいこんな感じ‥でお願いいたします。
そんな0.84haの極小畑には、haあたり6000本の株密度でメルロが栽培されています。植樹されたのは1998年で収穫量はhaあたり4846kg、木あたりになると0.81kgとなるんですね。うーむ西野家のメルロは昨年は1.00kgも収穫できたんだが‥それを考えると相当少ないわけですね。
海抜は31m、畑の向きは東〜西(ってどーなのよ)Spur Pruning(←なんぞ)で仕立てられています。そんな畑で栽培されるメルロは手摘みでの収穫後、低温で約18時間スキンコンタクトによる醸し‥発酵は新樽38%、二年落ち樽62%のフレンチオークのバリック(2/3ミディアムトースト、1/3ハードトースト)で、約16度〜20度に温度管理をされ29日間‥マロラクティック発酵も施されます。そして、そのままバリックにて澱と接触させたまま約8ヶ月の樽熟成を経ます。瓶詰め前に、一旦ステンレスタンクにて澱引きされ、瓶詰め‥約8ヶ月の瓶熟成が施されてのリリースとなります。
間違いありません。
ロゼへの偏見を払拭するに最適のワインっ!!
今年も凄いんですっ!!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ラベルは、ヴィエ・ディ・ロマンスお馴染みのデザイン。チャントンスは、文字がロゼ色なので、ちょっとわかりやすいかな‥程度です。バックラベルに表記のアルコール度数は14度。このチャントンスには、別途、輸入元さんからの注意書きがございまして‥
澱や酒石が発生している場合もございますが、ワインの品質を損なうものではございません。澱や酒石は、瓶底に沈めてグラスに入らないようにワインを静かに注ぎお飲み下さい。
とあります。コルクはなかなかの質の5cm。チャントンスと2007の刻印が入っています。グラスは、ヴィノムのブルゴーニュ型一択。温度は冷蔵庫キンキン温度からのスタートです。
グラスに注ぎますと、相変わらずのキレイなロゼ色ですね。ロゼにしては濃いめ‥かもしれませんが、オレンジと朱色が混じった感じかな。すでに、チャントンスらしいあの‥素晴らしい香りに満ちていますね。非常にクリーミーな樽香、熟したラズベリー、煮詰めたチェリー、ヴァニラのキャラメル、酸は、一段階音域の高いアセロラな感じ…果実達はよく熟してはいますが、そこはロゼ‥重すぎる香りではないんですよね‥どこか軽やかさを持ち合わせています。赤い果実の内側に、マンゴーのピューレや、パイン缶‥こういう層になってるところに複雑さを感じるんですよね。ロゼって単調なワインが多いのですが、このチャントンスに限っては‥ヘタな赤ワインよりも複雑さがあるんですよね。複雑さが簡単に感じれるのは、白ワイン的な要素も持ってる‥やっぱりその中間‥ロゼなんですね。でも、その中間‥ということが半端という意味ではない‥というのを感じさせてくれる‥ひとつのロゼの完成形‥それが、このチャントンスなわけです。2006年と印象に差異はありませんね。チャントンスは、ちゃんとチャントンスなのです。(←ここ笑うとこ)
ずーっと香りを嗅ぎ続けていたい‥と思わせますね。メルロ100%なんですけれども‥どこかピノ・ノワールを彷彿とさせる不思議で魅力のあるワインだなぁ。
キャラメルのような甘味のある樽はあるのですが、やはり樽使いに個性もあるし、嫌味な樽使いでないのは、さすが‥です。
口に含みますと‥うーん!!ボディあるねーっ!!非常に豊満です。やわらかさも感じますが、その外骨格部分に、綺麗なミネラルを感じますね。
旨いっ!!これは旨い‥やっぱり旨い。
ピンクグレープフルーツや、ブラッドオレンジ的な心地よい苦味‥そして酸味が素晴らしいですね。味わいは、非常にストレートな‥集中力を感じさせる味わい。雑味がないですね。香りほど、味わいは複雑に感じないと思われるでしょうが‥そこがイイんですよ。非常にストレスなく、メルロの綺麗な部分‥でも、やっぱりピノノワール的なニュアンスもありーの。ガメイちっくな紫ではありませんが、とても上質のブルゴーニュや、ブルゴーニュ・パストゥグランを飲んでるかのような趣きです。
中盤から‥飲み込む瞬間から、パッ!!と、ミネラルの甲殻が弾けて、香り‥味わいが発散されるんですよ。舌の奥の両側に‥綺麗な味、香りが残りますね‥。決して味わいは、甘口ではないんですよ。綺麗な酸味で、しっかりと‥実はドライなワイン。余韻に清々しいミントな感じもありまして‥
いやー好きだなーっ!!ほんと、このチャントンスを飲んでからロゼの美味しさ‥目から鱗‥間違いなしっ!!
(ロゼとしては)飲み応えがあるんだけれども‥スルリと綺麗に飲めてしまう。イメージとしてのロゼとは、想像を絶する複雑さ‥。香りは甘味があるので、でも、味わいはドライで‥ロゼなんだけれども、赤ワインで、白ワインで‥でも、それが中途半端ではなく、ひとつの‥確固たるスタイルを持ってる‥
素晴らしいですね!!
ちょっと温度が上がってきました。ロゼとなると‥冷やすのがデフォですが、このチャントンスは常温でも、その実力を発揮なわけです。ロゼなのに‥とまでは言いませんが、ましてや、ブルゴーニュ型グラスで飲むなど‥普通のロゼであれば、その単調さや、構成力の弱さは、緩みや、抜けとして露骨にグダグダになるのですが‥
チャントンスは違うっ!!
ちょっと温度が上がってきたぐらいが‥また本領発揮ですね。
ワイン単体で、楽しめる酒質でもありますし、ロゼらしくハムサンドとか‥生ハムとか‥なんかもありですが‥赤身でも白身でもな‥お肉でも‥やっぱマグロとかサーモンとかも良さげですよねぇ。ロゼという中性的なスタンスは、何にでも合う‥可能性を秘めてますし‥実際、何でもこなせる‥ともいえます。
うーん2007年も‥2006年と変わらず美味しいですねーっ!!
二日目です♪冷蔵庫のポケットで10分程‥軽く冷やしておりますが。たぶん、瓶が冷たくなってる程度かな。相変わらず、いいロゼ色ですなぁ‥昔、駄菓子屋でストロー入ってて、つるんと吸い出すゼリーの香り。完熟リンゴに包丁を入れたフレッシュな酸味が弾ける甘味ある果実。
口に含みますと‥冷やさないことは‥ますます、このロゼが赤に近く感じられますね。そのボディたるや‥ミディアムでは済まされませんね。綺麗な旨味だなぁ‥ドが付くほどのストレートな果汁感。
ぶっちゃけ、この「ぬるい温度」にも関わらず、モワンとむせ返る酸味は皆無‥もちろん、緩みもまったくないのは‥異常な素晴らしさ。冷やしてよし‥常温でよし‥どちらでも、バランスが取れてる。こういう温度でこそ、チャントンスの素晴らしさを実感できるとも言える。
まろやか‥ではあるが‥いわゆるビオのやわらかさとは‥一線を描く。
構成が違うんですよ‥構図が違うんですよ‥。ヘンな香りも一切なし。やっぱワインは‥こうでないとね。
いやいや、そういう話ではない‥。
なんど口に運んでも、いいボディしとんのーっ!!ちっとも飲み飽きすることなく純度ある果実味っていうのは‥素晴らしいっ!!
三日目です♪ロゼに三日目まで引っ張る理由があるか‥否か。ただ者ではないロゼがゆえに三日目まで引っ張るんですね‥はい、わかります。香りは、初日から比較すると日に日にまとまってきた感じですね。ひとつに収束してきた感じでしょうか。
あ、ちなみに‥三日目は冷やし過ぎてはいないが、常温でもない半端な温度で飲んでおります。口に含みますと、味わいにもまとまりがでて、それを牽引する旨味がイイですね。まったく酸化、ダレ、落ち、緩み‥などなどは皆無で、三日目は三日目の旨さがあるんですね。
余韻に、ちょっとピリっと効いたスパイスもあるんだよな。香りや旨味が一本化され
てからの、三日目となると、そのスパイスが、なかなかエエ感じで効いてることに気
がつきます。
さて、バックラベルには、澱や酒石が‥なんて注意書きがあるわけですが、最後の一杯…瓶底を除いてみても、現状‥澱も酒石もございません。
絶対!!絶対!!絶対!!絶対!!絶対!!飲んで下さいっ!!
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