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Chianti Classico Riserva 2019 Capannelle

トスカーナ州の赤 > Chianti

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	更新履歴 2024/01/24 販売価格 3,580円(税込) 在庫数 残り僅か 1本です 購入数 本
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キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ 2019 カパッネッレ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョヴェーゼ／フルボディ》

キャンティ・クラッシコ地区の南東部に位置するガイオーレ・イン・キャンティの小高い山の頂上にカパッネッレは位置します。ローマ在住の実業家ラファエル・ロセッティ氏が1972年にこの地の農家を買い取ったことから始まり1974年にアジェンダを興しました。その後、1997年にホテル業界で成功したジェームス・Ｂ・シャーウッドが買収し現在に至ります。丘陵地の頂上に建てられたアジェンダはクラッシックなまさにトスカーナの石造り。ながら最新の醸造設備が整えられています。カパッネッレと言えば、アヴィニョネジとのジョイントで生まれた"50&50"を思い浮かべる方も少なくないと思います。サンジョヴェーゼとメルロを等分、そのサンジョヴェーゼはこのカパッネッレなんですよね。トスカーナIGTが主流の造り手というイメージですが、近年はＣＣや、ＣＣＧＳに、ロゼもリリースしています。昔から定評のあるシャルドネはオーロ（ORO）と呼ばれるどうやらマグナムのみの上級ラインがあったりもします。

カパッネッレは、リゼルヴァの付かないスタンダードなキャンティ・クラッシコはリリースしておらず、このキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ、キャンティ・クラッシコ・グラン・セレツィオーネの二種類となります。このＣＣＲは、温度管理されたステンレスタンクでのアルコール発酵、13hlと30hlの大樽の併用で10ヶ月の樽熟成後瓶詰めされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

ドンドンドン鈍器のようなヘヴィボトル。前世代のうぐいすモスグリーン色＆樽型ラベルも好きでしたが、この新しいラベルデザインもドーンと映えていんですよね。ＣＣＲはワインレッドが差し色、キャップシールも同じで統一感ありますね。ボトルネックに貼られたガッロネロの赤い部分とも親和性があり、デザインされてるなあ‥を実感します。ラベルの紙質もいいですね。コルクはなかなかの質の5cm、バックラベルにはこれまたカパッネッレらしく、瓶詰め日が記載されていますね。グラスはシュピゲラウ・ディフィニッションのユニバーサル型、表記のアルコール度数は13度となります。いい色しています。無駄に黒く（暗く）ない。艶やかで見通しのよい赤、輪郭のピンクもいい色です。忠実なスミレに、これぞカパッネッレらしいサンジョヴェーゼのチェリーの風味があります。なんかこの感じはマルヴァジアネラにも似てるんですが、単一品種とのこと。細かなスパイス、

口に含みますと、外気温が低いのもありますが、冷涼なミネラルがあります。その分、構成感もありますね。焦げではない香ばしい樽もありますが添える程度なのもいい。密度は十分ですが、濃さの演出は味わいにもありません。いいですね‥こういうとこ好感持てます。スミレや果実の香りは含み香りの方が芳香、余韻も長いですよ。非常に落ち着いているのは、2019年であるのも手伝ってるかもしれませんね。樽熟成は10ヶ月程度ですが、しっかりと瓶熟成を経て落ち着いた酒質です。

なるほどお、ガイオーレか‥（何もわかってない‥）。

実はですね、このワインの毒味の前日にサン・ジュスト・ア・レンテンナーノ（ガイオーレ）のスタンダードなＣＣ2018年を飲んでるんですよね。共通項はもちろん、キャンクラであることや、サンジョヴェーゼ（主体）であることは当然でしうが、ガイオーレとかはあたしにはわからん（何を正直に‥）。どっちも好きよね。このカパッネッレはＣＣＲとしての気負いはない。無駄にイジってないのがとてもいい。無駄にイジってないからイジるコストもかかってない。粗野でも質素でもシンプルという意味でもない。非常に素直で無理がない。イマドキのＣＣＲとして価格も気負いがないでしょ。実はこれぐらいがチョウドイイのかもしれません。

二日目もグラスはシュピゲラウ・ディフィニッションのユニバーサル型。香りがほんといいですね‥とても繊細で緻密なスミレと果実の香り。派手な開きはありませんが、無理なく広がる。旨みと共に甘味も出てきました。そして13度がスルリと喉を通る。少し香ばしい渋味もおいしい。ちょっと温度低めなんですが、これもいい。ほどほどにタイトな感じがあるのがいいんですよね。シュっとしてる、無駄がない。そして余韻は静かに長い。