Roero Arneis La Val dei Preti 2016 Matteo Correggia

イタリアの白ワイン

要チェック!Sale!Saldi!開催中!

更新履歴 2024/02/15
販売価格

3,980円(税込)

在庫数 残り僅か 8本です
購入数

希望小売価格 5,280円税込→ 通常特価 4,280円税込→ 特別価格 3,980円税込

ロエロ・アルネイス・ヴァル・ディ・プレティ 2016 マッテオ・コレッジア
《イタリア/ピエモンテ/白/アルネイス/辛口》

ロエロ地方‥アルバから10kmほど北上したカナーレ地区にアジェンダを構えるマッテオ・コレッジアの設立は1935年。当初は様々な果実栽培や畜産業を営んでいましたが、ワインの生産を始めたんですね。当時のロエロ地方は、平地部分で栽培されていたこのアルネイス種からなる白ワインの生産が主で、栽培されていたネッビオーロやバルベーラはランゲ地区の生産者に売られていた歴史を持ちます。

しかしマッテオ氏は、カナーレ地区最西端で、南向きの一枚畑を購入後、ネッビオーロとバルベーラを高密植で植樹し、品質の高いブドウを生産し始めました。最初は、ロベルト・ヴォエルッツィオや、エリオ・アルターレなどに醸造前のブドウの段階で売り渡していましたが、1987年‥ロベルト・ヴォエルッツィオのすすめで自社醸造、瓶詰めを始めました。その後は、エリオ・アルターレなどの助言を得ながらロエロの、マッテオ・コレッジアのスタイルを築き上げてきたのです。

しかし、2001年‥畑での作業中に不慮の事故でマッテオが帰らぬ人となりました。それ以降は婦人であるオルネッラ女史を中心に、マッテオの意思を引き継ぎ、そのスタイルを維持しています。また醸造にはラ・スピネッタのジョルジョ・リヴェッティ氏などの助言を得ているそうです。

ランゲ地方とロエロ地方‥いずれの土壌も豊富な石灰分を保有しますが、ランゲは黄土の比率が高くなり、ロエロは灰色土の比率が多くなります。ロエロは東に行くほど表面の砂質が多くなる傾向にあるそうです。特に、マッテオ・コレッジアが位置するカナーレ地区の西端は、石灰岩と砂質が豊富で、6層にもなる複雑な地層となり、それはマッテオ・コレッジアのワインに個性として表れます。

ランゲでもアルネイスの栽培は行われていますが、アルネイスといえばこのロエロが著名ですね。もちろん前述の通りマッテオ・コレッジャの歴史とともに歩んできた品種になります。

1987年にネッビオーロ・ダルバとしてリリースした最も古い畑「ラ・ヴァル・ディ・プレティ」の畑で栽培されているアルネイスのみを使用。樹齢は50年を超えるとのことだが、ネッビオーロのことかもしれません。ラ・ヴァル・ディ・プレティの畑は70%以上が砂質という極端な畑。残りの30%シルトで粘土はほとんど存在しない。例年、収穫は二回に分けており、最初の収穫のブドウからは酸度を得、二度目の収穫で果実の熟度を得る。温度管理されたステンレスタンクでの低温での発酵。70%はモスト(果汁)のみで発酵するが、骨格を与えるために残りの30%haは果皮ごと発酵が施される。発酵後は約4ヶ月ほどステンレスタンクで熟成させた後瓶詰め。瓶詰め後6年もの長期熟成を経てリリースされます。

独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味

お馴染みのラベルデザインです。表ラベルに生産本数6,600本と誇らし気に記載がありますね。なんつっても特徴的なのは、実はスクリューキャップであること。生産者の元で、6年もの間瓶熟成させるのにスクリューキャップって大丈夫なん?そう思いますよね。キャップシールのトップ部分の内側にはコーティングされているうな、いやされてないように見えますね。ネジ(スクリュー)部分は樹脂もしくはビニール的なシーリングになっています。私の知っているキャップシールはトップ裏と瓶口部分に樹脂のようなものがあって密閉されているものがほとんどですが、こういうタイプはどうなんでしょうね。ただ、キャップシールでしっかりと密閉されていれば、実は熟成進度は遅くなるんですね。フレッシュさが残るんです。さて、色調はスタンダードなロエロ・アルネイスよりもゴールドが濃く見えますね。香りにはまだフレッシュな柑橘がありますが、皮の色の濃いオレンジや、微かなパインのような風味。サラっとした土の香り(ミネラル)、口に含みますと‥まったく老ねたニュアンスはありませんし、舌にまろやかながら、心地よい酸味の刺激にフレッシュさを感じます。あ、ちなみに13,5度。若さを残しつつも確かに古酒の白の風味がありますね。どこか蝋のような風味は白の古酒によく感じます。熟成香的なものはまったくありませんね。非常になめらかに、そしてある程度の厚みが出てきた感じです。あ、ちなみにグラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのユニバーサル型です。

実はいくつか前のビンテージは華麗にスルーしたんですよね。酸が弱く、緩く感じたのが原因ですが、この2016年はまだ新鮮さを残した酸味もあるしとてもおいしい。果実の香味が中心ですが、砂質土壌のサラっとしたミネラルの風味が一環としてあります。案外、構成感はこういう要素に感じるんですよね。余韻も長いし、スクリューキャップだからこその新鮮さが残ってるのかなあ。ただ、色調は濃くなっているので、それなりに酸化熟成もしているはずなんだけれども。初日の二杯目にもなると、旨味も前に感じるし、微かな苦味が酸味とともにユルくさせないですね。こういう感じ大好きです。

二日目もグラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのユニバーサル型です。少し甘い香りを伴う黄色の花や柑橘以外の果実、少しナッツ系の風味もありますね。飲み口はさらに旨味が増し、少しトロっとしてきました(強くはありませんが)。シャルドネと香味は違うますが、シャルドネの熟成したものとの方向性は似てますね。このトロっとした感じをダレさせないのはもちろん酸味ですし、13,5度のアルコール感も程よい。うまくまとまってて、味わいに滋味、地味がありますね。おいしい脂身を持つ豚ロースのロースト。レモンバターやはちみつを使ったソースなんかもよさそうですが、おいしい塩とオリーブオイル、レモン絞るのが結局大正解かもしれません。非常に飲み頃ですね。いちおう三日目の一杯分は残しておりますが、白ですし、これだけ無理なく飲めるなら初日、二日目と絶好の飲み頃。さらなる熟成も可能ですが、老ねる可能性があるなら今楽しみたい。うまいうまい。ミネラル推しじゅないのがまたいい。白ですが、とてもジューシーでつゆだく。果実味と酸味が溢れる。案外塩味もあるんですよ(これもミネラルの要素です)。

三日目もグラスはシュピゲラウ、ディフィニッションのユニバーサル型です。色調も初日と変わりませんね。味わいは、さらに果実味が増えてきました。抜栓後もかなり持ちますね。密度感があり、酸味の輪郭がクッキリとしてきたので、二日目ほどトロっとしたニュアンスは控えめですが、三日目もまだ新鮮も感じ取れます。いやあ、なんだかイメージ変わったなあ。数年前のビンテージは最後まで飲まなかったのに、2016年は非常に良い。うんうん、柑橘が効いててとてもいいですね。三日目は古酒であることを感じさせません。

TOPに戻る TOPに戻る

イタリアワイン通販 nishino yoshitaka +plus


大きな地図で見る
[運営] 株式会社ニシノ酒店会社概要詳細
[住所] 544-0032 大阪府大阪市生野区中川西2-12-4
[電話] 06-6731-7406(実店舗専用)
[電話] 090-1899-4351(ネットショップ専用)
 こちらに掲載の商品に関しましては、上記携帯電話までお問い合わせ下さい。
[URL] http://www.nishino-yoshitaka.com/
[MAIL]nishino@nishino-yoshitaka.com
[MAIL]ypsilon@bk2.so-net.ne.jp
365日24時間ご注文受付。平均24時間(最長48時間)以内に正式な受注確認メールを配信いたします。毎週月曜日は定休日となっております。日曜の夕方から月曜日にご注文、お問い合わせの場合は、火曜日以降のご連絡となります。
お買い物全般に関することで何か疑問がございましたら、まずは[総合案内所]をご確認下さいませ。様々なご質問に対する回答を掲載しております。
会社概要プライバシーポリシー特定商取引法送料決済方法サイトマップお問い合わせ

TOPに戻る TOPに戻る

Members:にしの組

ログイン ログイン
ご購入時に会員登録された場合、登録したメールアドレスとパスワードにてログインが可能です。(パスワードをお忘れのお客様→パスワード再設定
はじめてのお客様は 新規会員登録をお薦めいたします。会員登録いただきますとログインが可能となり、会員限定商品の購入が可能となります。

Profile:にしのよしたか

にしのよしたか
西野 嘉高(1970年4月22日:A型)
イタリアワインに関することは、お気軽にお問い合わせ下さいませ。
ライン
campany 株式会社ニシノ酒店
(会社概要・実店舗所在地地図)
campany イベントスケジュール
定休日・臨時休業日・西野嘉高のスケジュールや、ワイン会などのイベントスケジュールの確認はこちら。
faq サイトマップ
メール お問い合わせ
モバイル 090-1899-4351(西野嘉高直通)
カフェ "極主観的イタリアワインブログ"(新ブログ)
"Buona Scelta!"(旧ブログ)

Cart:お買い物かご確認

カート お買い物かご確認

Category:商品一覧

TOPに戻る TOPに戻る

新着イタリアワイン情報

FAQ:総合案内所

faq お買い物全般に関するご利用ガイド

送料や決済方法の他、お買い物に関する情報、よくある質問に対する回答をまとめました。何か疑問に思ったら、まずはこちらをご覧下さい。
ライン
caution ワインをお求めのお客様への情報

ワインをお求めのお客様に、ワインならではの品質管理などの情報などをまとめました。ワインをご購入のお客様はご一読下さいませ。
ライン
会社概要 特定商取引法に基づく表記:返品
会社概要 プライバシーポリシー
モバイル 携帯電話からもご注文可能です。
qrコード
カメラ メディア掲載履歴

株式会社ニシノ酒店がメディアに紹介された掲載履歴をご紹介。取材依頼なメディア様もご一読下さいね。

イタリアワイン啓蒙活動

カメラ イタリアワイン会履歴

不定期ながらイタリアワインの啓蒙活動を兼ねたワイン会を開催しております。ワイン会の参加者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
ペン イタリアワイン教室|Vino Labo

比較試飲(人体実験)を通して、イタリアワインをより深く経験するワイン教室です。実験教室の被験者募集はメルマガにてご案内しております。
ライン
用語集 イタリアワイン用語辞典

イタリアワインを飲んで感じたことを表現・比喩するための、"使わないかもしれない" "使わなくてもいい"独断と偏見に満ち溢れた極主観的用語辞典です。
ライン
リンク イタリアワイン数珠繋ぎ

イタリアワイン情報サイトや、お客様のブログと繋がるリンク集です。

その他..

フィード RSS フィード ATOM


TOPに戻る TOPに戻る