Merlot Clas 2008 Croatto
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メルロ・クラス 2008 クロアット
《イタリア/フリウリ/赤/メルロ/ミディアム》
あくまでもクロアットのオーナーは、ピエロとマリア・クロワットご夫婦となります。
かのミアーニが所有する区画のひとつが、クロアットが所有する畑に近くにあったことから、そのポテンシャルを見込んでエンツォ・ポントーニ氏がクロアットを手伝うことになったそうです。輸入元発表の資料的には、エンツォ・ポントーニ氏は、ディレクター兼醸造責任者という位置づけ。
合計3.8haの畑は、ワイン名にもある「Clas=石」が示す通り、表面が小石に覆われた砂利質で、地中30cmまでは粘土質、されに深い場所は小石や粘土、石灰が混じります。いわゆる有機農法で葡萄は栽培されており、平均収量はhaあがり15hl。植樹は2001年で、接ぎ木はされていません。ブットリオの平坦な場所に畑がありますが、前述のように、砂利の多い土壌はボルドーを彷彿とさせるそうで、より凝縮感のあるフルーティーな葡萄が‥接ぎ木なしの葡萄からはフローラルでアロマティックな‥とされています。
なお、クロアットのメルロは1万本の接ぎ木のない葡萄の樹からできており、通常の収量は葡萄の樹1本につき約600g。600gのブドウの65-70%が果汁=0.4l/本。
40hl/1万本だが、植樹密度はヘクタール当たり6500本なので、ヘクタール当たりの収量は約26hl/ha‥というのは単純計算とのこと‥。
それよりも、クロアットがネク・オティウムのクリスチャン・パタ氏などに評価されるのは、やはり接ぎ木なしの葡萄‥ということのようです。接ぎ木がないと、葡萄の樹の寿命は短くなるそうで、ある意味挑戦となりますが、樹齢が上がるにつれ素晴らしい葡萄が収穫される‥とのこと。
さて‥クリスチャン・パタ氏のお話‥。
2008年は、雨が多く降り、連続的なかび病によりブドウの樹がすぐに影響を受けたため、開花時は困難だった。クロアットのように化学薬品を使えないビオでブドウ栽培を行っているところはより影響が大きく、特に葉枯病の影響を大きく受けた。この病気にかかると収量が大幅に減少するが、残ったブドウのクオリティにはダメージを与えない。残りの生育期はかなりよく、夏は暑く収穫期は長く涼しかった。収量は非常に低く、通常の約半分の13hl/ha。2009年のソーヴィニヨンは雹害にあい、収穫したものの残念なクオリティだったのでバルクで売った。2010年も腐敗果の割合が高く、非常に期待外れの出来だった。
2008VTについて。雨が多く降り、絶え間ないカビ病の影響をブドウの樹が受けやすく、開花期は困難だった。クロアットのようにビオでの栽培を行っているところはそのダメージが大きく、特に葉枯病の影響により収量が大幅減。しかし、生き残ったブドウのクオリティは問題なく、暑い夏と涼しく長い収穫期の恩恵を受け、メルロは非常に良い出来に。残念ながらソーヴィニヨンは満足のいくレベルに達しなかったため生産されなかったが、これは厳しい審美眼がクロアットのクオリティの基盤となっている何よりの証である。
とのことです。
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