Countacc! 1999 Michele Chiarlo
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■ カウンタック! 1999 ミケーレ・キャルロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/バルベーラ35%、ネッビオーロ35%、カベルネソーヴィニョン30%/フルボディ》
ミケーレ・キャルロといえば、チェレクイオ、カンヌビ、ブルナーテなどバローロの名だたる畑も所有するお馴染みの生産者ですが、そんなミケーレ・キャルロが、バルベーラを中心に、様々な品種のブレンドを試みたのは1982年にさかのぼります。
現在、ミケーレ・キャルロの公式サイトを見ると、このワインは2000年からしか紹介されていませんが、モンファッラート・ロッソDOCとなった2000年から‥ということのようです。このDOCの付かない、カウンタックが1982年から生産されていたかどうか‥までの確認は取れておりませんが、80年代後半には存在していた模様。ラベルも、2000年以降のそれとは違うデザインなんですね。
実は資料に乏しい‥現実。(←すんません)
2000年以降のモンファッラート・ロッソDOCになってからは、バルベーラ40%、カベルネソーヴィニョン30%、シラー30%の比率となっているようですが、今回、あえてバルベーラ35%、ネッビオーロ35%、カベルネソーヴィニョン30%とセパージュ比率を書かせていただくのは、出石万希子著の「イタリア・ワイン・ブック」からの情報。この本が書かれていた当時は2000年のモンファッラート・ロッソDOCになる前であるし、事実、今回ご紹介の1999年のカウンタック!はVDT格付けとなることから、そう紹介されている出石さんの情報から‥となります。(ちなみにバリックで24ヶ月樽熟成との情報も‥)
現物が到着しました。
ボトルは超を付けてもいいロングボトルで、肩の部分にはミケーレ・キャルロの紋章のモールド入りですね。ラベルは2000以降とは違う、「月の砂漠」なオレンジの鮮やかなもの‥。バックラベルを見ますと、バルベーラ35%、ネッビオーロ35%、カベルネソーヴィニョン30%と記載されており、15〜18ヶ月のバリック熟成と記してあります。ちなみに‥アルコール度数は13.5度の表記となります。
昨今では、バルベーラやネッビオーロに、カベルネソーヴィニョンを混醸するピエモンテの‥特にバローロの生産者は少なくありませんが、1980年代から(きっと実験的に)リリースされていた、そんな混醸モノがどんな熟成をするのやら。
で、現行は2004年?2005年?な感じですが、今回ご紹介のカウンタック!は1999年。いいビンテージですね♪混醸モノですし、それなりの熟れが期待できます。
この価格ならば、ぜひお試し下さいね。
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