Montefalco Sagrantino 2004 Perticaia
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モンテファルコ・サグランティーノ 2004 ペルティカイア
《イタリア/ウンブリア/赤/サグランディーノ/フルボディ》
昨年ご紹介したこの2003年はいかがでしたか?皆様の期待を超える美味しさだったのでは‥?アルナルド・カプライがその最高峰であるのは‥わかっています‥。しかし、このペルティカイアのそれも、最高峰な美味しさだったはず。
サグランティーノ‥イタリアの土着品種の中でも、偉大な品種です。
今回は、待望の2004年をご紹介いたします。
サグランティーノ‥このメルマガをご購読のイタリアワイン愛好家なお客様にとっては既にメジャーな品種‥DOCGにも認定されている銘柄でもありますし‥しかし、実際には、ウンブリア州においても、サグランティノ・モンテファルコを醸す生産者はそれほど多くはありません。モンテファルコを中心とした一地区のマイナー品種とも言えるでしょう。
もう迷いはありません。アルナルド・カプライに並ぶ、偉大なサグランティーノを醸すのは、このペルティカイアです!!
いつから、この輸入元さんが正規輸入元として輸入されているのかは存じませんが、私が探し始めた時は、まったくルートがなかったのを記憶しています。もちろん並行市場も探しましたが、開拓できることはありませんでした。唯一のチャンスは、パルッソのワインを日本市場に紹介している、ネゴシアンであるモンテカステッリのヤンズ・シュミットでありました。このペルティカイアも、モンテカステッリの取り扱いリストに入っており、輸入元さんからヤンズに、ペルティカイアを割当ていただくようにお願いしたのですが、ペルティカイアは大変な人気のようで、リリース前から売り切れている旨の回答でした。パルッソと一緒に来日された際も、ペルティカイアに関して聞いたのですが、とても世界の需要に負えるだけの数がない‥とのことで断念したわけです。
実は、ペルティカイアに関しては、2007年の10月に、メルマガで‥その2004年ビンテージがガンベロロッソ誌でトレビッキエリを獲得した際に、「注目してる‥」と書いたんですね。そのメルマガに、お客様から連絡をいただき、初めて日本で輸入している輸入元さんが付いたことを知ったわけです。
昨年は初めて2003年のそれを販売させていただきました。基本的に流通ルートが制限されている(いた)銘柄となり、特別に販売させていただいた経緯がございますが、さすが、にしの組‥予想以上の売れ行きに、この2004年も継続して扱わせていただけることになりました。
昨年の2003年は、ヴェロネッリ誌で95点(D.T)だけではなく、イル・ソーレも獲得いたしましたが、この2004年は‥2003年同様の95点(D.T)、ガンベロロッソ誌でもトレビッキエリを獲得しています。
サグランティーノ・モンテファルコDOCGにおいて、2001年までは、コルペトローネに次ぐ三番手以降のポジションでしたが、2003年以降は、アルナルド・カプライに次ぐ評価を得ており、コルペトローネの評価が抜き去ったわけです。そして、この2004年、遂に、アルナルド・カプライのそれの同ビンテージの評価を超えてしまいました!!
この2004年も‥必ず押さえて下さい!!
中部イタリアの古い言葉である[Perticaia]は、日本語に訳すと「鋤」なんて聞き慣れない言葉に辿り着きます。「鋤(すき)」とは、幅の広い刃に柄をつけた櫂(かい)状の農具で、手と足で土を掘り起こすのに用いる農具が由来です。
ペルティカイアの葡萄園が発足したのは2000年のこと‥(ファーストビンテージも2000年のようです)。同地区にある名高いサグランティーノの生産者であるコルペトローネや、スカッチァディアヴォリでの長年の経験を元に、葡萄栽培のみならず、ディレクターとして活躍していたグイド・グアルディッリ氏が独立し、興しました。もちろん、これまでも、サグランディーノ・ディ・モンテファルコに携わっていた彼にとって、夢の自身のアジェンダとなる約束の地は、モンテファルコ以外に選択肢はありませんでした。コルペトローネと同じく、ペルージャの南であり、モンテファルコ地区の東に位置すグアルド・カッタネオ地区に葡萄園を構えることになりますが、元々は、スカッチァディアヴォリが所有していた農園だったようで、当初はオリーブ園だった土地を開拓し、葡萄を植樹したそうです。
そんなペルティカイアの葡萄園は、海抜300m〜350mの緩やかな斜面の中腹に位置し、南西向きとなります。土壌は水はけのよい小石混じりで、石灰や粘土も混じる複雑な砂質だそうです。低いコルドンで仕立てられた葡萄達は、haあたり5500株の株密度で、ひとつの樹からは、7房〜8房までしか実をつけさせない徹底ぶりは、グイド・グアルディッリ氏自身がアグロノモと勤め、きっちりと畑で葡萄を見ているから成せる業なのかもしれません。
設立当初は、コルペトローネと同じく、エノロゴに名高いロレンツォ・ランディ氏を迎えてましたが、現在では、エミリアーノ・ファルシーニが担当しております。
現在は、モンテファルコ・サグランティーノとなる、サグランティーノが植樹された畑が7ha。モンテファルコ・ロッソとなる8haには、サンジョベーゼが60%、サグランティーノが15%、メルロが25%、その他、カベルネフランとコロリーノが植樹されており、最近取り組み始めたトレッビアーノの畑が1haと、2.5haのオリーブ園を所有しています。
まだ歴史も浅く、小さな生産者ではありますが、すでにグイド・グアルディッリ氏が長年働いてきたコルペトローネを、その評価(ヴェロネッリ誌)では抜き去り、今やアルナルド・カプライの次に来る生産者として位置づけられています。
モンテファルコ・サグランティーノの新たな歴史が刻まれた、この2004年のペルティカイアを逃す手は‥まったくありませんっ!!
収穫は10月‥ひとつの樹に7房〜8房に限られたサグランティーノは10日間ほどかけ、丁寧に収穫されます。25度〜28度に温度管理をされ、最低三週間にわたる、スキンコンタクトによる醸しと30度以下での発酵の後、20度〜22度でのマロラクティック発酵が施されます。それらの発酵は、フランス産のバリックまたはトノー樽で行われ、樽熟成は、そのまま、まずは12ヶ月間樽熟成されます。その後、スチール製のバットに移されて12ヶ月の熟成と、瓶詰め後6ヶ月の熟成が施されます。
待望の2004年のモンテファルコ・サグランティーノは、ヴェロネッリ誌2008年度版にて、95点(D.T)という高い評価のみならず、ガンベロロッソ誌で見事トレビッキエリを獲得しました!!
やっぱ凄いですよ‥このサグランティーノはっ!!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
2003年同様のロングで重ためのボルドー型な瓶型。昨年同様「VE」の刻印の瓶メーカーですね。ちょっと2003年と違うところは、ラベル貼付け位置が‥なんだか下の方なんだが‥(まぁどっちゃでもいい)。2003年同様、Perticaiaの「P」の文字が重なったマークは、メタリック調のブルーで、キャップシールと同色となります。キャップシール下には、お馴染みのピンク色のDOCGシールが貼られており、日本市場向けなバックラベルに表記のアルコール度数は14度ですが、15度未満の表記もあるので、14度以上なのかもしれません。なお、ロット番号が03/06ですので、2006年の3月に瓶詰めされたようです。コルクは5cm‥なかなか良質です。グラスは‥まずはヴィノムのボルドー型一択です。実は‥今回のボトル‥サンプルを頂いてから‥数ヶ月セラーで休ませておいた‥という‥西野嘉高気合い十分のボトル‥
さぁ!!飲むで飲むで!!
エッジは、ほのかにピンクが射すルビーな感じですが、すぐに中心分と同じような、鮮血を掘り込んだような真っ黒です。香りはサグランティーノそのもので、ペルティカイアそのもの…。2003年は杉のような木質な香りがふわりとしていましたが、この2004年は、鮮血な鉄分、燻煙、相変わらず微粉のタンニンを連想させるスパイスボックス‥病院の薬局で錠剤がバラまかれた感じとか。もちろん果実は‥
ブラック!!ブラック!!ブラック団!!
な、ニヤっと睨みつける黒々としたベリーやチェリーが悪巧みしてる感じですね。まだ全開ではない感じがさらに‥ペルティカイアの悪巧みを感じさせます。黒い果実の表面を伝って滑り込む、赤い柑橘‥ブラッドオレンジのほとばしりのような酸味を感じさせる香りも‥。
相変わらずサグランティーノというのは、単一品種でも飽きさせない複雑さを持っていますね。イタリアに土着品種‥数百あれど‥確実に10傑に入る偉大さ‥間違いありません。
口に含みますと‥
うーんっ!!タニックっ!!
きめ細かいながらも‥豊富な渋味が溢れます‥うーんっ!!この渋味なんだよ‥この渋味っ!!世界一のポリフェノール≒タンニン含有量を誇るサグランティーノそのものを感じさせますねーっ!!
ズシっ!!と、核‥芯を感じますねぇ。タンニンはきめ細かいので、果実味に溶け込んではいますが、それから、まだ溢れるようなタンニン‥うううぅこれが2004年というものかっ。2003年はスタイリッシュな印象‥はスマートとも比喩できますが、2004年は、どっしりと‥ズッシリと‥。果実の旨味な甘味もありますが、しっかりとした渋味がやはり基本な状態。
酸味もじゅんわりと豊富ですねぇ。まだ旨味がのってくる段階ではりませんが、酸味だけで、すでに、つゆだく‥なジューシーさがあります。時間の経過で、確実に旨味がジュワジュワするのも確定ですね。
めちゃくちゃ膨大か?すごいボディか?2003年同様‥もちろん、大きさも十分ですが、緻密な密度なんですね。
見えるっ!!
核となる芯からは、タンニンの柱が縦横無尽に張り巡らされ‥そこを繋ぐように酸味という梁が張り巡らされているんだなぁ。そんな骨格に果実という肉付けがされているのが‥見えてきます。
飲み口にも、燻煙‥ローストな感じがありますし、鮮血な味わいもあるドラキュラ系‥終盤にかけても‥まだまだタンニンが主体で、2003年と比較すれば、まだタンニンを甘くは感じませんね。余韻の前に、エキスな旨味とアルコールも感じますが、アルコールは決して派手ではありません。
このタンニンの感じ‥はやりサグランティーノ特有のものですね。カベルネソヴィニョンやカベルネフランにも似たタンニンを感じはしますが、この感じ…確かに、タンニンがガッシガシ‥とも言えるかもしれませんが、飲めないでもない…。このタンニンの強さを楽しむならば、ぜひ、今‥ガシッ!!としたこの状態も楽しんで欲しいなぁと思います。
二杯目です。黒だけではなく、赤い果実も出て来たかな‥。
あああああ‥二杯目美味しいわ。抜栓後進みが早いわけではなく、どのワインにも共通するであろう二杯目の恩恵かな。きっと気のせいなんだけどね。特に、このワインの場合は、一杯目のタンニンに口の中がびっくりしてたのが、二杯目で慣れてきただけなんだと思う。
うんうん、この悪巧み‥この2004年のタンニンの感じは、威厳や偉大さ‥を感じますねぇ。その変化、その奥深さを感じようと‥何度もスワリングをしては、香りを確かめたくなる‥
うーん、やはりアルナルド・カプライを継ぐ者‥はペルティカイアではないか‥?そう思います。2003年は、足長スーツなスタイリッシュさを感じましたが、この2004年は、もうちょっとマフィア系な悪巧み‥どっしりと座って、コイーバをくわえて‥ヒヒルな笑み‥ですね。
ああああ、グラスの中で、よくなってきた。いや、やっぱりそのタンニンに麻痺?慣れ?なのかもしれませんが、タンニンがやわらかく、果実味に豊満さを感じます。
まったく緩さを感じさせないがっしりタイプながら、飲めるねぇ。特にこの二杯目からなら、そのがっしりタンニンを楽しめる余裕が‥でてきた。2003年ほど杉っぽい樽の感じはありませんね‥まったく樽は浮いていません。
旨いっ!!
凄いっ!!
2004年のペルティカイアは、ほんと威厳、偉大さを感じさせますね。杯を進める度に‥喉が喜ぶのは、2003年同様‥喉チンコに感じる渋味や酸味を美味しい‥と感じるのですね。
アルナルド・カプライを継ぐ者‥
アルナルド・カプライに匹敵する者‥
幾度となく、アルナルド・カプライと比較しますが、もちろん、カプライは偉大です。確かに25anniは偉大なワインですが、ペルティカイアも同様に‥同等に素晴らしいサグランティーノの造り手ですね‥この2004年で確信しました。
やっぱ凄いっ!!
でも、さすが‥2004年‥まだまだやけどね‥。
二日目です♪爽やかな杉の木質な香りとともに、コクのある甘味を思わせる香り‥ながら、甘ったるい香りではありません。サグランティーノって、ちょっとヴァルサミコな香りもありますね。醤油ではないヴァルサミコな感じ。
口に含みますと、その膨らみ度は初日の三割増‥まだまだタニックではありますが、
膨らみにやさしさを感じますね。でも、その優しさの膜から、まだまだ渋味があちら
こちらから顔を出してる感じですね。
エキスとなるとコク味なニュアンスなのですが、旨味の密度が凄く濃いんですよねぇ。うーん飲み応えが凄いなぁ。まだ2003年の二日目に感じたザワザワ感は出て来ていませんね。この2004年は、2003年よりも‥もう一日余分に見ないとダメなのかもしれません。しかし、渋味と酸味の頭数の多さは相変わらず。均等な大きさなので、さらにキメ細かく感じるんですね‥渋味と酸味だけで複雑に感じさせます。
まぁ‥でも、飲み始めるのは‥今なら、最低限‥二日目からだな‥。サグランティーノの強さとやさしさ‥が同居するのは二日目から‥。
継ぎ足しの二杯目。なぜか二杯目が美味しくなるのは‥西野嘉高の思い込みかもしれませんが…香りが開いてきました。まだまだ若いワインですのでグラスの中でグンとよくなる‥ちょっと二日目の二杯目はゆっくり飲んでみたいと思います。
インキーな‥墨汁。ちょっとコビーマシンのトナー(黒い粉)のようなカーボンっぽさが感じられますね。
グラスに注いで時間が経過すれば‥(なんとなくスワリングもしちゃうんだが‥)渋味もやわらぎますね。しかし、まったく崩れも緩みもないんだよなぁ‥核となる芯にブレがないんですね。やっぱ、そういうとこが、俺のタイプなんだよなぁ。
素晴らしいワインですね‥実感です。
この2004年は、2003年と比較すれば‥まだまだ感の強い‥相当な長熟タイプといえますね。とはいえ、何年後‥?なんて想像付きませんので、抜栓後に時間をかけてあげれば‥三日目が楽しみです。
三日目です。四日目の分を残すので、グラス一杯だけね‥。二日目同様のヴァルサミコな香りと、カーボン‥基本的には何も変わらないですね。ただ、甘味のある香りのトーンが、ひとつオクターブが上がったように感じます。その甘味のある香りは、まるでこんな‥真っ黒な赤色のリンゴ飴でもあれば‥なグレナデンっぽさがあります。
口に含みますと‥
うーんっ旨いっ!!
終盤に、まだ渋味を感じつつも、これはグラスの中でこなれそう。三日目にして、ヴェルヴェットな舌触り‥まだ未満ですが‥そう思わせるやわらかさが、終盤まで続くようになってきましたね。舌に乗る液体の表面に優しいアルコールと甘味を感じます。
2003年と2004年‥優劣は付けれないですねぇ。どっちも美味しいです。
やっぱり終盤の渋味がいいですねぇ。2003年同様‥終盤から余韻に至る段階でのザワザワとちっちゃな揃った人々‥それが頭数の多い、渋味や酸味なんですが‥それが、ザワザワーっと通り過ぎて行くんですよ。今週のびっくりドッキリメカ的に揃ってますが、それよりも圧倒的に小さくて、圧倒的な頭数です。
四日目です。
もおーっ!!一番香りが開いてるやんかぁーっ!!
口に含みますと‥うーん、濃いわぁ。ググっとクルわぁ。まとまり感もありますが、渋味と酸味が競い合うようにザワザワしてます。
あああああぁあぁぁぁ旨い。
余韻‥長っ!!
お口の中でモンダミンをしてみても、そのキメ細かくも豊富な渋味と酸味は感じますが‥やっぱ飲み込む瞬間からやね‥ドドーっとザワザワしてくるのは‥。
間違いなくペルティカイアの2004年は偉大だなぁ。
時間をかけて‥
ワインのペースに合わせていただいて‥
抜栓後、ゆっくりと‥毎日、グラス一杯ずつ‥8杯取りすれば、お二人でも四日目を楽しめるわけ…今飲むならそんな感じ。
もちろん、ストックも持って欲しいんですが、何年後なんだろうねぇ。
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