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Barbaresco Masseria 1974 Vietti / Gioxe de Micheli - Artist Label

ピエモンテ州の赤 > Barbaresco

	更新履歴 2009/04/22 販売価格 14,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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バルバレスコ・マッセリア 1974 ヴィエッティ
《イタリア／ピエモンテ／赤／ネッビオーロ／フルボディ》

ピエモンテ州は、カスティリオーネ・ファレットに本拠地を置くヴィエッティ社。ヴィエッティも、比較的‥日本市場でも古くから紹介されている老舗的かな。アルバ醸造学校で学んだアルブレード・クッラード氏が、ヴィエッティ家の娘ルチアナと結婚し、1957年以降運営にあたってきたそうです。その後、1983年に娘婿のマリオ・コルデーロが‥1992年には、息子のルカ・クッラードが醸造者として加わり、クッラード家とコルデーロ家の親類で営むアジェンダとなります。

ヴィエッティ社も、比較的にクリュ（単一畑）の導入は早く1961年とのこと。かのクオルムをリリースするハスタエプロジェクトにも参画しているので、バルベーラはもちろんのこと、バローロはブルナーテやラッツァリート、ロッケのクリュと、良年のみ生産のリゼルヴァ・ヴィッレーロのクリュもありますが、今回ご紹介するのは、ヴィエッティ社が古くから所有するバルバレスコ村のクリュであるマッセリアの古酒なんですね。ネイヴェにある単一畑で、樹齢は40年超の古木から収穫されるネッビオーロから醸されます。この1974年当時のテクニカルな情報がありませんのですみません。

さて、ヴィエッティ社といえば、なかなか鮮やかな絵が描かれたエチケットが有名でですが、（でんでん虫とか、コオロギとか）それとは別に、1970年から特定のアーティストのラベルがおごられたアーティストラベルが存在するんですね。1982年からは、超優良年のみ生産されるバローロ・リゼルヴァ・ヴィッレーロ専用となりましたが、それ以前の1970年、1971年、1974年に限っては、バローロの当時所有していたクリュや、この‥現在でも所有するバルバレスコ・マッセリアにもアーティストラベルが存在します。ボトルはナンバリングされており、最初の100本は、そのエチケッタを担当したアーティストの直筆サインが入るそうです。

今回、ご紹介するバルバレスコ・マッセリアも1974年で、アーティストラベルなんですね。仕入れた際に、「ん？なんか見慣れないラベルだな‥」と思ったら‥実は、そんなアーティストラベルがおごられた超優良年だった‥がオチなんですね。（かなり得した気分。）このバルバレスコ・マッセリア1997のエチケッタはGIOXE DE MICHELI（読めない‥）が描いた作品となります。

バルトロ・マスカレッロやロマーノ・レヴィのような手書きではありませんが、毎年描かれるわけではない特別なアーティストラベル‥いいでしょ？もちろん、中味が一番重要なわけですが、1974年といえば、ピエモンテ州は偉大な作柄。これが非常にコンディションの良い（良さそう）ボトルなんですよっ!!

1974年にしては、アーティストラベルということか‥保存状態は良好で、肝心の（？）ラベルも比較的綺麗な状態。（一部、擦れ汚れのあるボトルもあります）液面も入荷したボトルは、ほぼ揃っており1974年にしては十二分に残っています。キャップシールも綺麗で状態抜群‥もちろん、くるくるで液漏れは皆無のはずです。当時はこうだったのか？な、オレンジ色の丸形で、下に三角形の切り込みのあるDOCシール（この頃はDOCGじゃなかったのね‥GAJAの1974年もDOCと表記されています）。

そして、ボトルを照明にかざすと‥とっても綺麗で透明感のあるルビーレッドなんだな。澱はゴロゴロと万華鏡のように移動するタイプで、小さな澱が舞うことはありますが、静かに立てておけば沈み、透明な液になります。ボトルは古いALBEISAの物で、表記のアルコール度数は13.4度となります。

きっと今飲んで美味しい綺麗な古酒と想像しています。入荷本数が少ないので毒味のレポートができないのが‥残念。（個人的に確保はさせていただきました♪）

どうかんがえても‥オススメですっ!!