Taurasi Riserva Piano di Montevergine 2010 Feudi di San Gregorio
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タウラジ・リゼルヴァ ピアーノ・ディ・モンテヴェルジーネ 2010 フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ
《イタリア/カンパーニャ/赤/アリアニコ/フルボディ》
カンパーニャを代表する生産者のひとつであるフェウディ・ディ・サングレコリオ。聖グレゴリオの領地という名のアジェンダなんですね。エルコリーノ家とカパルド家の共同経営で1986年にスタートしたまだ若い生産者でもありますが、ヴェロネッリ誌をみると‥その所有する畑は250haとなります。かつてはエノロゴの名前にリカルド・コッタレッラの名もありましたが、ヴェロネッリ氏の記載は「スタッフ一同」の表記。
醸すアイテムもそれはそれは種類も多く数えるのもしんどい。その評価的にはセルピコにフラッグシップの座を譲りますが、カンパーニャと言えば、フェウディ・ディ・サン・グレゴリオと言えば‥タウラージですね。しかも、リゼルヴァとなるこのピアーノ・ディ・モンテヴェルジーネとなり、通常のタウラージとの生産量比較としては約1/5となります。
さて、タウラージDOCGの規定を見直してみましょう。制定1993年で、実はその品種はアリアニコが85%以上との規定で100%でなくてもいいのですね。法定熟成期間は3年で、内木樽での熟成が最低12ヶ月。リゼルヴァを名乗るには4年の熟成期間が必要で内木樽での熟成期間は最低18ヶ月となっています。
このフェウディ・ディ・サン・グレゴリオのタウラージ・リゼルヴァはバリックでの熟成期間が18ヶ月から24ヶ月、瓶熟成期間が24ヶ月以上となっています。2010年はカンパーニャもすこぶる良いビンテージですね。ワインアドヴォケイト誌は95点の高評価。ヴェロネッリ誌2016年度版でも★★★の94点(G.B.)の高い評価を得ています。
さて‥状態は、ラベルの状態はいいですね。キャップシールも少し角に銀ハゲがありますが問題なし。DOCGのピンクの帯封の発色もいいですね。帯封はシール裾に横巻きですのでくるくるとは回りませんが、液面は非常に高い位置で液漏れはないはずです。液色がいいですね。決して真っ黒ではなく、少し明るさもあるクリアな赤が澄み切ってます。瓶底の凹み外周にも澱らしきものは確認できません。状態は文句なし。ちなみに表記のアルコール度数は14,5度となります。
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