Cerasuolo di Vittoria 2006 Valle dell'Acate
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チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア 2006 ヴァッレ・デッラカーテ
《イタリア/シチリア/赤/ネロダヴォラ60%、フラッパート40%/フルボディ》
南シチリアはラーグーサ県、アカーテ地区に居を構えるのが‥このヴァッレ・デッラカーテ。創業は1981年で、元々は親戚5家と、他の3家での協同組合でしたが、1990年にヤコノ家の所有となりました。この地の、地ワインと呼ぶべき銘柄は、1973年にDOCに認定され、この2005年にシチリア初のDOCGに昇格認定された「チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア」なんですね。チェラスオーロは、チェリーの意。
チェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアをDOCGに昇格させるために、それを造る組合長を勤める、ヴァッレ・デッラカーテのエノロゴであるジュゼッペ・ロマーノ氏や、ヤコノ家の跡継ぎ‥ガエタナ・ヤコノ女史は尽力してきました。
とはいえ、DOC時代と、DOCGに昇格後‥何が変わったのか?となると、キャップシールにピンク色のDOCGの帯シールが貼られたのみで、DOC時代からの伝統的なネロ・ダォラ60%にフラッパート40%からなるそれに変わりはありません。
何も変わりはありませんが、生産者である当の本人達にとっては、評価される‥ということは嬉しいことで(DOCGに認定されること=評価されるとした場合ね)、数年前に一度ガエタナ・ヤコノ女史(綺麗でパワフルなお姉さん)とお食事させていただいた際にも、DOCGに昇格が決まったことを自慢げに‥嬉しそうに話していたのを思いだします。
ネロ・ダヴォラが、シチリアを最も代表する赤葡萄品種であるのはご存知のとおり。では、フラッパートとは‥このラグーサ周辺で栽培される土着品種で、単一ですと、フローラルで軽めに造れることが多い品種です。(ちなみに、ヴァッレ・デッラカーテでは、フラッパート単一のワインも醸しています。)
そんな相反するような強い葡萄と、繊細な葡萄のブレンドで出来上がるチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアは、お互いの長所を引き立たせ、不足分を補う‥なんてバランスのよい酒質になるのが‥絶妙♪
今年に、ヴァッレ・デッラ・カーテから輸出部長さんが来日された際は、このチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリアと、フラッパート(単一)を、寒ブリを使ったお料理に合わせたのですが、これだピッタシっ!!赤は魚に合わないことはない…シチリアは魚介類が豊富だから‥やっぱシチリアの伝統的な赤は、魚にも合うんだよ。特に、脂の乗った魚にはピッタシ‥なんて説明を受けましたが‥ほんと、良くあったんですよ。
飲めば納得。高次元でバランスの取れた素晴らしいワインです♪
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
(2005年ビンテージ)
やや裾細りなボトルはセッテ・ポンティとよく似たタイプですが、瓶メーカーは違いますね。ラベルはトラディショナルな印象で、イマイチ目立たないヤツですが、さすが2005年からのDOCGなピンクの帯封が目立ってますね。バックラベルに記載のアルコール度数は13.5度となります。コルクは並質の4.5cm、グラスはヴィノムのボルドー型で飲んでみます。
ネロ・ダヴォラの深みのある色を保ちながらも、フラッパートの明るさ、透明度のある色調。熟した黒いアメリカンチェリー主体の果実味。スミレではな紫色のフラワリーの香りと、白胡椒の香りがとても印象的ですね♪香りは比較的開いてます。バリックで約12ヶ月の熟成ですが、樽香は、グラスに注いだ一瞬以降は、控えめな印象ですね。
紫というよりも、黒バラの香り‥な感じ。花の香りに甘味を感じます。白胡椒の他にもスパイスを感じるなぁ。色は白なんだけれども‥黄色っぽいスパイス。そこの奥底に土っぽさがある。ネロ・ダヴォラとフラッパート‥二つの品種が、絶妙なバランスですね。どちらも感じますが、よくお互いを引き立ててる印象です。
口に含みますと、やわらさかな膨らみがありますね。大海原系のゆったりとした膨らみです。とても綺麗な酒質で、雑味がない。偽装のない(←ここ重要)ミディアムボディで、都会的‥モダンではありませんが、田舎臭さはないですね。とても洗練されている果実味‥余分なところがない≒雑に感じない‥んだな。エラ裏に感じるエキス‥旨味もあるんですが、これまた、執着しない旨味。余韻も同様。決して短いわけではないんですが、キレイにフェードアウトしていく様は、あっさり‥と感じられるかもしれませんが、非常に飲みやすいですね。決して夏場向き‥という意味ではありませんが、なんだか蒸し暑い日に飲みたい赤‥かもしれませんね。
個性はあるんですよ。ブラックチェリーと白胡椒、そして花束のような個性もありますが、ワインとしての出来がイイですね。そしてバランスがいい。ネロ・ダヴォラは、まるで重力。核に向かって深くなる‥。フラッパートは、外へ外へ‥伸びる感じ。このふたつの力に均整がとれてる‥というバランス。決して、ギリギリのところでバランスを取ってるわけではないので、安心して飲める‥バランス。いいねぇこのワイン。
ローストしていない生豆と、その皮。香り、その味わい‥よくフラッパートが効いてますね。フラッパート単一だとフラワリー過ぎて、食事と合わせるに、ちょっと苦慮するんですが、この塩梅がいい‥そう塩梅。やっぱここでもバランスを感じますね。
鰹やマグロ、ブリなど‥脂の乗った魚料理にも合いますし、白身の魚のソテーなんかも守備範囲なはず。ま、生臭感じるか否かは‥ワインとの相性というよりも、魚の素材なんだけどね‥^^;
うーん、美味しい。無理がない‥。
ここ最近‥販売価格2000円以下のワインを飲んで‥低価格になればなるほど‥無理を感じることがあるんですよね。無理しちゃってる感じ‥。それがない‥いいですね。変なビニールっぽい化学的な香りもないですし。うーん好きですこのワイン。
二日目です♪二日目もヴィノムのボルドー型で‥。注ぎたては、初日同様‥バリックな樽香が‥でもローストの強いバリックではないですけどね‥あくまで木質な感じの樽香。でもやっぱり、スワリングで果実香が前面にきますね。ブラックチェリーの熟した‥甘味のある香りに、白胡椒なスパイスも変わらず。口に含んでも、さほど初日との差異はないかな。酸味が若干、じゅわん♪としてきた程度。初日よりも酸味が豊富に感じるかもしれませんが、決して酸っぱくなってきてるわけではない。
ちょっと評判のパン屋さんで買った、固めの生地に、薄らとカレー味のソースなパンを当ててみましたが、カレーのスパイスが、このワインのスパイスを引き出してくれて、白胡椒だけじゃない‥感が高まります。
続きまして‥アマトリチャーナ。うんトマトとよく合いますね‥このワイン。やっぱ酸だな‥ワインは。
この二日目は渋味がより美味しく感じますね。タンニンに地味を感じる。角ばってもなくって、タンニンがなかなか複雑な感じ。美味しいですね‥もちろん弱くもないが、強過ぎることのない‥バランスが素晴らしいですね。
三日目です♪黒いチェリーが、やや赤っぽく感じる。口に含むと、二日目よりもさらに酸味を感じるが、サンジョベーゼの酸味を思えば、特別高い酸味とは思えないですね。
三日目でもまったく崩れる様相はなし。しっかりとした骨格を感じますね。ワインとしての出来がいいんですね。土着品種の個性は感じますが、癖はなく、幅広いお客様に楽しんでいただけるはず。
三日目ともなると‥溶け込んで、その個性は初日ほどではありませんが‥白胡椒の、どこかスパイシーさは‥案外シラーじゃ強すぎ‥な、お肉に合うのかしら‥とか、いろんな想像。うん、あんまり食材も選ばないのかもしれない。肉にも魚にも、調理法もいろいろでも、ソツなく合いそう‥やっぱバランスいいんだね♪
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