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Langhe Chardonnay Buschet 2013 Moccagatta

イタリアの白ワイン

	更新履歴 2015/09/30 通常特価 6,480円(税込) 販売価格 3,980円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ランゲ・シャルドネ・ブスケット 2013 モッカガッタ
《イタリア／ピエモンテ／白／シャルドネ／辛口》


バルバレスコ村の銘醸、モッカガッタ。1952年にマリオ・ミヌートによって設立された老舗です。現在はその息子のセルジオとフランコによって運営されており合計12haの畑を所有しています。醸造所の真正面にはガヤの畑が広がっているそうで‥

「モダン？僕等が？バリックは使うが酸素供給の為に必要だから使うだけ。ガヤの畑は縦にブドウ列が並んでいるだろう。あれは畑に機械を入れて作業をする為だ。僕等は全てが出作業。モダンなものか」

モダンかどうかは手作業かどうかではないと思うのですが、なかなか挑戦かつ挑発的発言は頼もしい。それだけ畑仕事には自信がある証拠かもしれませんね。銅や硫黄は使用するそうですが化学肥料は使用せずに有機肥料のみ。

「バルバレスコの丘は昔は一面緑だった。今では除草剤によって赤く色づいている。僕等の畑は一面緑。ここに済んでいるのだから当たり前のことだ。」

雑草を残すことで地表を乾燥させず、雑草の根や昆虫によって耕されることも。雑草は数年に一度刈り込み、土に戻すことで有機肥料の使用も最小限に抑えているそうだ。

バルバレスコ村と、ネイヴェ村にネッビオーロの畑を持ち、村名以外にも「ブリック・バリン」「バサリン」「コッレ」の3つのクリュバルバレスコを醸します。シャルドネもこの樽ドネとステン仕上げのものを二種類。ガヤも同じですね。案外、ネッビオーロの地はシャルドネにも合うのかもしれません。


ブルケット畑は海抜270m付近にあるブルケット畑は0,7haで泥灰岩と石灰質の土壌で西向き。1984年と1990年の植樹されたシャルドネがhaあたり4,000本の株密度で栽培されています。スタンダードなランゲ・シャルドネとは畑も違いますし、あちらは発酵、熟成ともにステンレス仕上げ。このブスケットは発酵からバリックが使用され12ヶ月の樽熟成が施されます。


独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味


モッカガッタらしい白地のシンプルなラベルです。コルクはなかなかの質の5cmで、冷蔵庫キンキン温度、グラスはブルゴーニュ型、ちなみに表記のアルコール度数は14度なります。まるでアラブの石油王がじゃらじゃらと身につけるような濃い金色。熟したパイナップルとアプリコット。ミネラルと白いラムネの粉のヒントを持つ樽香も白い。とはいえヴァニラビーンズ的ではなくあっさりとした生クリームとするべきか。

まだ温度が低いので完熟しながらも切れ味のあるパインの酸味も香りに感じる。アカシアのような花の蜜が数滴、口に含みますとコッテリとした天下一品の樽ドネでカランとした甘味と奥深い甘味を持ちます。少しシルバーなミネラルも溶け込み密度はパツンパツン。やわらかに口の中を満たすのではなk、少し硬さがあるハリのある密度。樽のローストからの要素かな、少し焼き栗、焼き芋もありますね。

樽ドネってバタピーにも合うんですよね。バターな乳な部分と、ナッツな油と香ばしさがいいのでしょう。だからナッツ類をお料理に加えると近づきやすいかもしれません。

温度が少し上がると白いスモーキーさを樽香に感じます。そして果実味と甘味が深くなってきまきました。ヒエヒエ時には少し硬さも感じましたが、やわらかに、しなやかな密度になりますね。

うーん旨いですねえ。

二日目は事前に冷蔵庫から出しておきました（何度かは知らん）。グラスはブルゴーニュ型です。パインゼリーの香りが濃密だなあ。ハチミツ、スパイス、ミネラル香に重さを感じます。口に含みますと確かに重いミネラルがあり、ミネラルは金属的硬さがありますね。芳香で余韻が長い。初日ほどタルるーと君ではなく、二日目はミネラルが前‥というか奥から旨味に乗って樽がやってきます。

いいぞお、飲み進めるにつれいい樽ドネだあ‥と感心する。度数も適切で酒精強化な部分もない。

三日目にヌケもない好バランス。強過ぎない樽ドネ。キレイですね。ランゲの樽ドネがこの価格！十二分のコスパですよ！