Le Difese 2015 Tenuta San Guido
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レ・ディフェーゼ 2015 テヌータ・サン・グイド
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネソーヴィニョン70%、サンジョベーゼ30%/フルボディ》
サッシカイアを生む、テヌータ・サン・グイード第三のワインであるレ・ディフェーゼは2002年が初ビンテージ。リリース当初はサンジョヴェーゼ主体という認識があったのですが公式サイトの資料を拝見すると初ビンテージから基本的にカベルネソーヴィニョン70%、サンジョヴェーゼ30%のようですね。現在はグイドアルベルトはサンジョヴェーゼが混醸されていませんが、当初はそんなグイドアルベルトのカベルネとサンジョヴェーゼなセカンド的存在だったようです。
南西向き、海抜100mから400mの石灰岩質土壌主体の畑で収穫されるブドウが使用されます。9月の下旬にカベルネソーヴィニュオンを、10月にサンジョヴェーゼの収穫を行いました。いずれのブドウも温度管理されたステンレスタンクでの醸し発酵は、カベルネは10日から13日、サンジョヴェーゼは13日から15日間。発酵期間中はポンプオーバーはデレスタージュが施されやわらかなタンニンを抽出します。タンクでのマロラクティック発酵の後、グイダルベルトとサッシカイアの熟成に使用したフレンチオークとアメリカンオークのバリックの古樽で12ヶ月の樽熟成後瓶詰めされます。こちらは公式サイトの2015年ビンテージのテクニカル情報。ビンテージのコメントを見ても非常に良いビンテージとされています。
サッシカイアを生む、テヌータ・サン・グイード第三のワインであるレ・ディフェーゼは2002年が初ビンテージ。リリース当初はサンジョヴェーゼ主体という認識があったのですが公式サイトの資料を拝見すると初ビンテージから基本的にカベルネソーヴィニョン70%、サンジョヴェーゼ30%のようですね。現在はグイドアルベルトはサンジョヴェーゼが混醸されていませんが、当初はそんなグイドアルベルトのカベルネとサンジョヴェーゼなセカンド的存在だったようです。
南西向き、海抜100mから400mの石灰岩質土壌主体の畑で収穫されるブドウが使用されます。9月の下旬にカベルネソーヴィニュオンを、10月にサンジョヴェーゼの収穫を行いました。いずれのブドウも温度管理されたステンレスタンクでの醸し発酵は、カベルネは10日から13日、サンジョヴェーゼは13日から15日間。発酵期間中はポンプオーバーはデレスタージュが施されやわらかなタンニンを抽出します。タンクでのマロラクティック発酵の後、グイダルベルトとサッシカイアの熟成に使用したフレンチオークとアメリカンオークのバリックの古樽で12ヶ月の樽熟成後瓶詰めされます。こちらは公式サイトの2015年ビンテージのテクニカル情報。ビンテージのコメントを見ても非常に良いビンテージとされています。
三匹の猟犬に襲われるイノシシ(たぶん)ラベルもお馴染みですね。コルクは圧縮の4,5cm、コルク尻の色はしっかり紫ですので30%とは言えどもカベルネの強さをコルクからも感じます。なお、コルクにも三匹の猟犬ん襲われるイノシシ(たぶん)のような図柄がありますが簡略化されていて何がなんだかわかりません。ちなみに表記のアルコール度数は13度となります。香味はあくまでもサンジョヴェーゼ主体であり、特に構成を担うミネラルや、酸味などはサンジョヴェーゼのまんまですね。現行比3年ちょいのはずですが、おだやかに熟成が進んでいるように思います。ここはサン・グイードのスタンダードラインなので当然とも言え、一番早く飲み頃を迎えるはずです。香味はよく開いていて(少し温度が低めですが)、サンジョヴェーゼらしいスミレの香りにカベルネのベリー系の香りもありますが、真っ黒、真紫という感じでもない、しっかりと赤々しい果実を感じます。パキパキの最新ビンテージではない落ち着きがあり、抜栓直後ながらまとまりも感じますね。もちろん、まだ果実味に硬さはありますけれども。密度感も十分ですし、飲み込む際のコク味もあります。13度ですから決してアルコールにボリュームを頼っているわけではない、十分なボディ感もあります。ミディアムですが、結構な飲み応えがありますね。カベルネですが、少しメルロっぽいドラキュラ系の味わいもあります。まだ抜栓したての一杯目ですが、まだ硬さはあれど、突っかかる、引っかかる要素はなく、力強さはありますが、すんなりと飲めますね。あ、グラスはザルトのユニバーサルです。
二杯目はさらに旨い。古酒とまでは言えない現行比3年ちょいのバックビンテージですので、抜栓してからの時間経過、エアレーションは必要ですね。空気を含むと口の中でもふわっと膨らみも感じるから不思議です。抜栓したてよりも香味はまとまり、まろやかさも二杯目で感じます。サンジョヴェーゼ100%のワインも長期熟成が可能ですが、カベルネ系が混醸されると骨格が強化される感じですかね。構成感が増し、熟成の仕方、進度に差はありますが、カベルネ系が下支えしてくれるので熟成耐性が強化されるんです(語弊ありあり)。トスカーナとはいえ、ボルゲリの地ではサンジョヴェーゼはあまり評価されない。このサン・グイードや、ミケーレ・サッタなど老舗の造り手はトスカーナの血であるサンジョヴェーゼを(で)造り続けてくれていますが、サン・グイードの場合、そん補強として、やはりカベルネ系を混醸するのかもしれませんね(知らんけど)。
二日目もザルトのユニバーサルです。おお、少しりんご飴的な甘い香りが果実香にありますね。なんやろうな、レ・ディフェーゼ特有のサンジョヴェーゼの香りがあるんですよね。キャンティ・クラッシコやモンタルチーノにない個性。カベルネ由来のタンニン、サンジョヴェーゼの酸、13度という飲みやすさもいいですね。あくまでもミディアムですが、なかなかコシのある酒質で、比較的しっかりとした肉料理にも対応しそう。乾いた木質な気質の樽香にも渋さを。いい感じのまとまり、佇まい。余韻もなかなか長いですね。初日の熟成したニュアンスはいい感じで抜け、ミネラルと果実のピュアさが際立ってます。二日目の方が好きかな。
サッシカイアの片鱗はどこにも見当たりませんが(当然です)。サン・グイードのエントリークラスとしての素性は十分。サンジョヴェーゼにカベルネブレンドもおいしいですね。いや、そうか、カベルネが70%でサンジョヴェーゼが30%であるのことに今頃気づきました(あかんやん)。そう思うとカベルネはとても上品、効きすぎてないと言えますね。
二日目で飲みきってしまったのは、13度の恩恵か、2015年の好バランスも。すんなり無理なくおいしい2015年、この時代の家飲みにもピッタリです!
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