Syrah Cardilla 2021 Pellegrino
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カルディエッラ・シラー 2021 ペッレグリーノ
《イタリア/シチリア/赤/シラー/ミディアム》
ペッレグリーノ社は1880年、地中海に浮かぶシチリア島の西海岸に位置するマルサラ地方でカルロ・ペッレグリーノによって創立されて以来、マルサラの歴史と発展とともに現在に至ります。ペッレグリーノ社が所有するブドウ畑はマルサラのみならずシチリア全域に点在しており、それぞれに恵まれた様々な土壌や気候の個性を持ちます。生産するワインの半分はマルサラで、もう半分は土着品種を中心にコストパフォーマンスの高いワインをリリースしています。
飲んでみました。
他の品種同様の撫で肩瓶。コルクはディアム社ではないがその手の圧縮コルク。ラベルにあしらわれる画はそれぞれで、このシラーには昔のトラクターが描かれています。グラスはリーデル・ヴィノムのキャンティ型。色はさすがにシラーらしく濃い目ですね。土壌を思わせる香りに白と黒のコショウなスパイス、しっかりと黒味なテカリを感じるチェリーや、ブラックベリーの風味がありシラーらしいですね。シチリアでは結構シラーの作付け面積は広いはず。混醸のつもりか単一のつもりか、シチリアの山ではない地域の温暖な気候≒南仏品種が合うとすれば、これもイタリア、シチリアというよりも地中海品種的くくりと考えるべきかもしれません。あ、ちなみに表記のアルコール度数は13度。実は、このカルディッラの前身である、チェンターレというブランドのシラーを前日に開けてみましたが、同じ印象ですね。しっかりとした果実の香味があり、ほどよく渋味と酸味もしっかりと感じる。いい意味でよく出来たワインで、安定しているのも嬉しい。期待を裏切らないのは大事なこと。イタリアの土着品種ではありませんが、白ならサッパリでいいんだけれども、赤でお手頃価格なんだけどしっかりしたもの‥と思うと、シチリアならネロ・ダヴォラになりがちですが、実はシラーを選ぶのも正解。
うん。間違いないですね。ネロダヴォラに実績がないとは言いませんが、シラーな国際品種になると、その地に適したクローンの選択肢も増えるかと思いますし、醸造のメソッドも確率されているのかとても安定したおいしさ。じゃあ、工業的か?そうじゃない。安定して大量生産することを工業的と捉えてはいけません。不安定がゆえに、歩留まりの悪い少量生産でコスパの悪いワインよりもよっぽど優秀です。
二日目もヴィノムのキャンティ型。シラーらしいスパイスの風味はあれど、それなりに深いフルーティーさがあって、低価格のイタリアの赤ワインは薄い説を払拭してくれそう。まあ、もちろんイタリア品種ではりませんけどね。低価格ながらちょっとしっかりした感じなら、シチリアのシラーの方がネロダヴォラよりも安心して選べれるかも?と感じています。前まで扱っていたチェンターレ・シラーとは、ほぼ一緒、いや、一緒なんじゃないかなとも思います。リニューアルされて、お値段もちょいと上がりましたがこのご時世、それでも、十分2,000円以下のコスパは絶大。グラスワインにデイリーワイン、なんなら、煮込みに使うならこれぐらいしっかりと赤ワインらしいものの方がいいですね。グラスの中で落ち着いてくるとプラムな果実味も感じられますね。無理に濃さを演出することはなく、ほどよく渋味があり、ちゃんと酸味もあるのがとてもいい。十分、いや十二分のコスパです!
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