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Ciantons Rose 2006 Vie di Romans

イタリアのロゼワイン

→ ヴィエ・ディ・ロマンス

	更新履歴 2010/11/11 販売価格 3,980円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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チャントンス・ロゼ 2006 ヴィエ・ディ・ロマンス
《イタリア／フリウリ／ロゼ／メルロ／ミディアム＋》



先日から、樽シャルドネのヴィエ・ディ・ロマンスや、リースリング・レナーノのプリン・フリートの2006年を大阪・東京のワイン会で経験して頂いておりましたが、ヴィエ・ディ・ロマンスのワイン達‥リリース直後から美味ですが、さすがに、数年の追熟成で、樽シャルドネに至ってはトロトロ感が出てくるんですよね。もちろん2006年が素晴らしいビンテージであったとも言えますが、今回は‥言わずと知れたヴィエ・ディ・ロマンスがメルロで醸すロゼ‥チャントンスの2006年の再入荷なご案内。

奇跡の再入荷!!と唱っても問題ないかもしれませんが、実は、輸入元さんが在庫を持っていたのは周知の事実であり、酒屋にとっては仕入れしちゃうとお金を払わなければならない‥お金を払わずに熟成をさせるには、輸入元さんが在庫を持ったまま‥いつまでも売れ残ってくれるのがベストなわけですが（なんて性格悪いんだ）‥。先日、2005年のチャントンスを飲まれたお客様から‥それはそれは旨かったようで‥そろそろ、こっそりと2006年の確保に動かないと‥誰かに買われてしまうと‥天の声。輸入元さんの全在庫を買い上げました。

ということで、価格も当時と同じ。

タダでさえドギモを抜くメルロからなるロゼなわけですが、ありきたりのロゼはフレッシュな内に飲みたい酒質‥ヴィエ・ディ・ロマンス、メルロ‥チャントンスがどうなるのか？ぜひ確認して頂きたい。




独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味




バックラベルに表記のアルコール度数は14度。グラスはブルゴーニュ型で、温度は冷やさずにセラーの温度（約15度）となります。コルクは良質の5cmで、お尻がリリース時よりも、明らかに紫色に染まりつつありますが、これ以上は濃くは染まらないんでしょうね。グラス側面から見ると、透明度のある綺麗なルビー色ですが、エッジは玉葱っぽいオレンジのようなレンガ色。

香りは十二分に開いており、チャントンスらしいイチゴキャンディー、洋梨やオレンジピールのコンポートに、スイカ飴、素晴らしい香りですね。これがメルロとは誰も想像付きませんが…。口に含みますと、カランとした甘味、密度を感じる膨らみ‥。溌剌とした酸味ではなく、まさに良質の赤ワイン的な酸味の溶け込み様。二年半ほどの追熟成で、渋味も酸味も‥さらに角が取れ、溶け込んでいるようです。舌に触る部分はとてもなめらかで‥シルキー。目を瞑れば‥ロゼとは思えない旨味のあるミディアムボディは健在。余韻も長いですね。余韻の香りにシガー葉っぽいのもあるな‥。

でも、どこかに瑞々しさもあるんだな。これが、このチャントンスの不思議で旨いところ‥とも言える。うん、この時期というのもあるだろうが、冷やさないで旨いですね。旨味そのものの液体‥ロゼらしい軽やかさもあるが、飲み応えもあるという不思議ちゃん。ながら、そこにハマるお客様の気持ちはよくわかる（俺もハマるわ）。

ストレスない瑞々しさの中に、香りと、味わいの要素がギッシリ。どこまで熟成するのか？いや、持つのか？は神のみぞ知る‥ですが、14度というアルコール度数と、潜在的に溶け込んだ酸味‥まだイケそうですね。香りがどんどんと沸き上がるように出てくるのよね‥グラスに鼻を近付けてるだけでも楽しいワインで唯一無二。

やっぱりチャントンス‥旨いねっ！