Recioto della Valpolicella Amarone Classico Superiore 1988 Allegrini
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レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・アマローネ・クラッシコ・スペリオーレ 1988 アッレグリーニ
《イタリア/ヴェネト/赤/コルヴィーナ・ヴェロネーゼ45%、コルヴィノーネ45%、ロンディネッラ5%、オセレタ5%/フルボディ》
1920年に、アッレグリーニ三兄妹の父であるジョヴァンニ・アッレグリーニよって興されたアマローネの老舗生産者。三兄妹のひとり、娘のマリリーザとその息子であるフランコが現在は中心となり運営を続けています。また、三兄妹のひとり、ウオルターは他界、トスカーナに進出したポッジオ・アル・テソーロでは、デディカート・ア・ウォルター(ウォルターに捧ぐ)という名のワインもリリースしました。また近年は、モンタルチーノにサン・ポーロを、ヴェネト内には他ブランドのアマローネを所有しそれなりの規模になっているようです。
老舗ならが改革者であるアッレグリーニは、リパッソにも新しい風を送り込んだ逸話でも有名ですね。しかも、その品質にこだわりはあれど、DOC規定に屈することもないのも有名。ラ・グローラも、パラッツォ・デッラ・トーレもかつては、ヴァルポリチェッラを名乗っていましたが‥という話も有名ですし、最近では、これまでヴァルポリチェッラ・クラッシコDOCを名乗っていたワインを、スクリューキャップが規定になく、通常のヴァルポリチェッラDOCに格下げしても、スクリューキャップを選択した‥なんて話もございます。
そんなアッレグリーニの看板となるのはやはりアマローネとなりますね。あれれ?と思ったお客様は正解。今回のワイン、そのラベルデザインもほぼほぼ現行ビンテージと変わらぬ、黒地に赤文字のアッレグリーニらしいものですが、ワイン名は「レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・アマローネ」となっています。「レチョート=甘口のデザートワイン」のイメージがあると思いますが‥
2010年に改定されたDOC法では‥
・アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ DOCG
・レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ DOCG
と、いずれもDOCGに昇格しております。レチョートは「Recie(耳)」を由来とし、ブドウ房の肩部分の位置を耳と例えたもの。肩部分は日当たりがよく、糖度の高いブドウとなり、その部分を粒選りして造られていたようです。で、何年まではは存じませんが(知らんのかい)、この当時のいわゆるアマローネには、甘口ではないながらも「レチョート・デッラ・ヴァルポリチェッラ・アマローネ」としていたようです。アパッシメントをすることで糖度を向上させたブドウから造られており、それを完全にアルコール発酵させてドライにすればアマローネとなりますが…さじ加減の部分もあるんですよね(知らんけど)。ということで、今一度描きますが、レチョートと記載がありますが、辛口のアマローネとなりますのでお間違いなきよう。
この当時のテクニカル情報がありませんので最新の2016年の情報となりますが‥南東向き、海抜180mから280m。火山起源の粘土室と白亜質主体の土壌。平均樹齢は36年。古い畑はhaあたり3000本の株密度、新しい畑はhaあたり5000本の株密度。例年、9月の最終週あたりに手詰み、房選りで収穫。収穫されたブドウは3ヶ月から4ヶ月かけて自然乾燥され、収穫時の40%から45%水分を抜くアパッシメントが施されます。除梗の後、やさしく圧搾してモストを取り出し、低温に温度管理されたステンレスタンクでのアルコール発酵が施されます。約25日間の発酵中は、毎日のポンプオーバーを施しさらに香味を引き出します。発酵後は18ヶ月の樽熟成後アッサンブラージュされ、さらに7ヶ月の熟成後瓶詰めされます(表記のセパージュ比率も2016年の情報となります)。
さて‥状態は、前述の通り、最新ビンテージのアマローネとパッと見は同じ、黒地のラベルに赤文字でアッレグリーニ、白抜きでアマローネの記載。何のマークか存じませんが三角形の赤パンティの記号も現在と同じですね。黒地となりますので、一部に擦れがあり、全体的に少し褪せて見えますが大きな破れなどもなく案外ラベルは良い状態ですよ。アマローネらしくなかなかのヘヴィボトルで、ボトルの口部分も分厚いですね。マットな黒のキャップシールも少しの銀ハゲ程度でとても良い状態です。キャップシールは全てのボトルでくるくるとは回りませんので、しっかり巻かれている感じですね。液面がなかなか高い位置をキープしており、液漏れもないはずです。液色も均一で深さのある澄んだ赤でとてもいい。瓶底の凹み外周には少しの澱が沈澱しておりますが、経年を思うと微量ですね。なお、一部ボトルネック部分に澱のあるボトルもあり、これは、木箱かなんかで横にして熟成されていたかもしれません。側面も確認はしておりますが、側面に澱が張り付いているボトルもあるようです。とはいえ、モヤりや濁りは皆無で非常に状態がいいですね。ビンテージは、ヴェネトも超優良年である1988年と文句なし、もう飲んでもいいと思いますが、まだまだ熟成は可能なはずです。ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。めったとアマローネの古酒は扱いませんからね、これは買っといて欲しい逸品です!
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