Montefalco Rosso 2006 Perticaia
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モンテファルコ・ロッソ 2006 ペルティカイア
《イタリア/ウンブリア/赤/サンジョベーゼ60%、サグランティーノ15%、コロリーノ15%、メルロなど10%/フルボディ》
そのフラッグシップとなる‥モンテファルコ・サグランティーノは2003年から扱い始めたウンブリアで飛ぶ鳥を落とす勢いの、銘醸ペルティカイアは、もはや西野嘉高の顧客であれば、ご存知の通り。もちろん、アルナルド・カプライがその筆頭であることに間違いはありませんが、このペルティカイアは双璧の評価を得ている、サグランティーノの生産者の中では、最もオススメしたい生産者なわけです。
生産者が少ないとはいえ、ウンブリア州を代表するサグランティーノ種を使ったそれは、ぜひお試し頂きたいワインでありますが、今回は、「モンテファルコ・サグランティーノ」ではなく「モンテファルコ・ロッソ」のご紹介です。
前述の通り、ウンブリア州を代表する赤葡萄品種は、サグランティーノとなりますが、実際に最も栽培されている品種は‥?実は、サンジョベーゼなんですね。トスカーナ州の南西、ラッツィオ、マルケ、アブルッツォに囲まれた内陸となるウンブリア州も、中部トスカーナらしく、最もポピュラーな品種はサンジョベーゼなんですね。もちろんサンジョベーゼは、中部だけではなく、イタリア全土で栽培されている‥と言っても過言ではないほどイタリアではポピュラーな品種ですが、トスカーナ以外でサンジョベーゼと言えば‥まずは、エミリア・ロマーニャ州の「サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ」を思い浮かべるかもしれませんね。クローンが同じであっても、やっぱり産地によって、同じ品種でも味わいが変わるところが、奥深いとも言えます。
ウンブリア州のサンジョベーゼ‥
これまた美味‥
ペルティカイア‥
絶対のオススメですっ!!
ペルティカイアでは、サグランティーノ種100%の「モンテファルコ・サグランティーノ」を筆頭に、今回ご紹介する「モンテファルコ・ロッソ」は《サンジョベーゼ60%、サグランティーノ15%、コロリーノ15%、メルロ10%》なセパージュ比率‥最もスタンダードな「ウンブリア・ロッソ」は、《サンジョベーゼ80%、コロリーノ10%、メルロ10%》なセパージュ比率なんですね。いずれも、サンジョベーゼが主体となり、トスカーナでも副原料としてポピュラーな、コロリーノもそれなりにブレンドされているこをと見ても、いかにウンブリア州に置いて、サンジョベーゼが重要な品種であるか‥お分かり頂けると思います。
「モンテファルコ・サグランティーノ」で言えば、2003年と2004年‥そして来るべき2005年とは日本市場における正規輸入元が異なります。これまでの輸入元さんも「ウンブリア・ロッソ」は扱いがあったのですが、この「モンテファルコ・ロッソ」は、新しい輸入元さんになってから‥しかも絶好の2006年が日本初登場!!なんですね。
中部イタリアの古い言葉である[Perticaia]は、日本語に訳すと「鋤」なんて聞き慣れない言葉に辿り着きます。「鋤(すき)」とは、幅の広い刃に柄をつけた櫂(かい)状の農具で、手と足で土を掘り起こすのに用いる農具が由来です。
ペルティカイアの葡萄園が発足したのは2000年のこと‥(ファーストビンテージも2000年のようです)。同地区にある名高いサグランティーノの生産者であるコルペトローネや、スカッチァディアヴォリでの長年の経験を元に、葡萄栽培のみならず、ディレクターとして活躍していたグイド・グアルディッリ氏が独立し、興しました。もちろん、これまでも、サグランディーノ・ディ・モンテファルコに携わっていた彼にとって、夢の自身のアジェンダとなる約束の地は、モンテファルコ以外に選択肢はありませんでした。コルペトローネと同じく、ペルージャの南であり、モンテファルコ地区の東に位置すグアルド・カッタネオ地区に葡萄園を構えることになりますが、元々は、スカッチァディアヴォリが所有していた農園だったようで、当初はオリーブ園だった土地を開拓し、葡萄を植樹したそうです。
そんなペルティカイアの葡萄園は、海抜300m〜350mの緩やかな斜面の中腹に位置し、南西向きとなります。土壌は水はけのよい小石混じりで、石灰や粘土も混じる複雑な砂質だそうです。低いコルドンで仕立てられた葡萄達は、haあたり5500株の株密度で、ひとつの樹からは、7房〜8房までしか実をつけさせない徹底ぶりは、グイド・グアルディッリ氏自身がアグロノモと勤め、きっちりと畑で葡萄を見ているから成せる業なのかもしれません。
設立当初は、コルペトローネと同じく、エノロゴに名高いロレンツォ・ランディ氏を迎えてましたが、現在では、エミリアーノ・ファルシーニが担当しております。
現在は、モンテファルコ・サグランティーノとなる、サグランティーノが植樹された畑が7ha。モンテファルコ・ロッソとなる8haには、サンジョベーゼが60%、サグランティーノが15%、メルロが25%、その他、カベルネフランとコロリーノが植樹されており、最近取り組み始めたトレッビアーノの畑が1haと、2.5haのオリーブ園を所有しています。
まだ歴史も浅く、小さな生産者ではありますが、すでにグイド・グアルディッリ氏が長年働いてきたコルペトローネを、その評価(ヴェロネッリ誌)では抜き去り、今やアルナルド・カプライの次に来る生産者として位置づけられています。
では、この「モンテファルコ・ロッソ」のテクニカルな情報を見てみましょう。
「モンテファルコ・ロッソ」に使用される葡萄の畑は、南〜南西向きの海抜320m〜350mに位置します。最も収穫が早いメルロは9月の中旬に、サンジョベーゼとコロリーノは9月下旬‥最もタンニン量の多いサグランティーニに至っては、10月中旬と、しっかりと熟してから収穫されます。醸しと発酵は温度管理されたステンレスタンクで品種ごとに行われ、サンジョベーゼに関しては、トータルで14日間、その他の品種はトータルで7日間の醸しと発酵を終え、マロラクティック発酵が施されます。新樽比率25%のバリックも使いますが、サンジョベーゼに関しては、トノー樽のようですね。レギュレーション通りトータルで18ヶ月の樽熟成が施されるわけですが、その期間は、品種や、その年によって変わるようで、12ヶ月‥品種によって異なりそうです。樽熟成後は、スチール製のヴァットで12ヶ月の追熟成が施され、この時点でブレンドされていると思います。瓶詰め後、6ヶ月熟成されリリースとなります。(12ヶ月のヴァットでの追熟成はモンテファルコ・ロッソはないかもしれません)
というテクニカルな情報は、正規輸入元さんと、ペルティカイアの公式サイトの情報に食い違いがあり、ペルティカイア側から輸入元さんに送られたテクニカルシートも拝見させていただいたのですが‥何書いてかるかわからへん(←あかんやん)‥ということで、だいたい、こんな感じでお願いします。
久々に混醸なワインのご紹介ですが、混醸の利点は複雑さ‥かもしれません。もちろん、バランスを保ちながら‥と、なりますが‥このモンテファルコ・ロッソはとても素晴らしい出来栄ですよっ!!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ボトルは、モンテファルコ・サグランティーノと共通の背の高いボルドー型で、そのキャップシールと、ペルティカイアのロゴは、モンテファルコ・サグランティーノが青色、ウンブリア・ロッソが緑色、そしてこのモンテファルコ・ロッソが赤色となります。ラベルデザインもペルティカイアらしいシンプルさは好感が持てますね。このボトルは、日本にサンプルで輸入されたボトルとなりますので、バックラベル等は、正規輸入元のインフォメーションがありませんが、度数は13度、2008年の5月に瓶詰された模様です。キャップシールには、最近のイタリアワインではよく見るようになったDOC格付けの薄い黄緑色の帯封が貼付けられています(DOCGはピンク色ですね)。コルクは、なかなかの質の4.5cmとなり、コルクのお尻は赤紫に染まり、よい香りがしております。グラスはリーデル、ヴィノムのボルドー型一択で攻めてみます。
非常に鮮やかなルビー色をしており、エッジ部分はピンクな紫‥中心部に向かって、濃い小豆色にグラデーションしますが、その表面は非常にテカってますね。そして、すでに開きまくっている果実香は非常にフルーティーですよ。
摘みたてのフランボワーズの香り、赤や紫のワイルドベリーの香りのMIX具合も非常にフルーティーですね。完熟した、ブルーベリーやカシスのアントシアニン豊富な香り、スミレの花は、非常に濃い紫色‥。
ウンブリアのサンジョベーゼは、よく熟し、やや濃い目の香りで、トスカーナ内で比喩すれば、モレッリーノ的でもありますが、このペルティカイアのサンジョベーゼも、ウンブリアらしく、ジャミーとまでは言いませんが、よく熟した濃い目の果実香と、ヴァイオレットの香りを持ちながらも、フルーツに過熟感はまったくなく、健全に熟した果実のフレッシュさをも感じさせます。
やや高音ながらも、鉄分を感じさせる甘味を感じさせる香りは、メルロからかな?この暗めの色調は、サグランティーノと、コロリーノかもしれませんが、その甘味を感じさせる香りは、熟したコロリーノにも似ているかもしれません。他の品種で例えるとカルメネールっぽさもあるかもしれませんね。
それにしても、良く香りが開いてまして、すでに香りにジューシーさを感じます。
口に含みますと、豊富な酸味は、サンジョベーゼ的…酸味同様、豊富なタンニンは、サグランティーノでしょうね。まだまだ熟れるには時間が必要かと思いますが、若さゆえの、勢いを感じますね。香り同様に、フレッシュな果実味が広がり、ボディは、ミディアムですね。味わいは、しっかりとサンジョベーゼで、ウンブリアのサンジョベーゼにありがちな、熟した香りばかりで、味わいに抜けがあるタイプではありません。最も、スタンダードなウンブリア・ロッソにはそれを感じ、華麗いスルーした経緯がありますが、このモンテファルコ・ロッソはいいですね。飲む程に、非常にエレガントなサンジョベーゼに、しっかりとしたタンニンがさらに骨格感‥構成感を与えています。
それを固さ‥と感じるか否かは、趣味趣向ですね。私は、骨格や、構成を感じることは、安定‥と捉える趣味趣向なのです。やわらかい‥という名の緩さよりも、固さの方を選ぶタイプだとお考え下さい。
二杯目に入りましたが、どんどんと、サンジョベーゼとして良くなりますね。ミネラル、石灰質も感じる香り、ブラインドで出されたら、ウンブリアとは‥すんません‥笑。香りがよく出てますね。揮発ではなく芳香‥内側からサンジョベーゼが溢れます。
二杯目からは、酸味の角も丸く感じるから不思議。少々、時間と空気との接触で、これほど良くなるワインも久々かもしれません。
酸味は、さらにジューシーに溶け込み、じゅわじゅわ‥して来ましたし、その構成感は‥やっぱり‥
み、見えるっ!!
ムーバルフレームとしての内骨格構造は、モノコックフレームという外骨格構造ではありません。中心部の核、柱から‥このモンテファルコ・ロッソの場合は、酸味とタンニンという二刀流の梁を感じますね。どんどんと肉付きも良く感じられ、一杯目の(ミディアム)ボディから、四割増なのが素晴らしい。
これは、めさくさ旨いですね。四種類もの葡萄が、よくまとまっていてバランスもとてもいい。
これは、ヤバイわ‥。
香りの開き、味の開き‥を明確に感じ取れますね。
ウンブリアのサンジョベーゼで‥初めて旨いと感じたかもしれません。実は、過去にアルナルド・カプライを扱っていた頃も、モンテファルコ・ロッソはスルーしてきた実績があるのは、州が違えど、サンジョベーゼのサンジョベーゼたる所以…な部分で満足できなかったわけですが‥
ペルティカイアは違うっ!!(ただし、ウンブリア・ロッソは除く)
最初の一杯目を除いて、初日から十分に楽しんでいただけます。スワリングまたは時間の経過とともに‥酒質がエアリーになってくるんですよね。それは、まろやかさであり、弾力であり‥それは、ボディが膨らんでくる‥ということでもあり‥。
ヘタなトスカーナよりも旨いわ‥(←これマジ)。
二日目です♪グラスから香る、サンジョベーゼは…
とっても好みのサンジョベーゼなんだな‥♪
もちろん、その奥底には、温かみのある、ウンブリアらしいサンジョベーゼの香りもあるのですが、雑な感じがないですね。その他のモンテファルコ・ロッソ‥ぶっちゃけ、アルナルド・カプライのそれも華麗にスルーしたのは、その雑さ‥なんですよ…
それがない‥
なんて素晴らしいんだろうか‥。
口に含みます‥。
イイっ!!
イイっ!!
とってもイイっ!!
もちろん、その味わいにも、温かみは感じますが‥とてもエレガントですね‥よくよく考えると、サンジョベーゼは60%しか入ってないんですが‥ドが付くほど素晴らしいサンジョベーゼです。
たっぷりなんですが、穏やかに溶け込む酸味‥渋味の質もエエわ〜。ウンブリアで、これほどエレガントなサンジョベーゼを感じれるとは思いませんでした。
もちろん、そのサンジョベーゼを下支えするサグランティーノや、コロリーノなどの溶け込み様も素晴らしいですね。非常にバランスの良いワイン‥太鼓判を押しますよ!!
三日目です♪今宵のグラスは、オヴァチュアです。この三日間、香りは開きっぱなしですね‥このサイズのグラスも、なかなかストレートに果実香が上がってきて、良いですねぇ。口に含みますと、肉付きがやわらかいですね‥でも、酸味がじゅんわりとジューシー。サンジョベーゼ主体ではあるが、やっぱりメルロの恩恵も感じますね。
良いボディ感‥とてもいいワインです。果実本来の旨味を伴う甘味も、西野嘉高の好きな所ですね。三日間通して美味しい状態が続きますし、まだ続きそうですけどね‥。
一杯目だけ時間を掛けてあげれば‥その後は、いつ飲んでも美味しい‥なんて便利なワインなんでしょうか‥。
サグランティーノは裏方さんではありますが、サンジョベーゼ好きのお客様にはお薦めできるワインですね‥やっぱりペルティカイアは凄い造り手‥だと思います。
しみじみ旨いっ!!
とても素晴らしいワインですよっ!!
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