La Gioia 1998 Riecine
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ラ・ジオイア 1998リエチネ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
ガイオーレ・イン・キャンティ地区。1971年にイタリア人の妻パルミラを持つイギリス人のジョン・ダンクリーが避暑地としてバディア・ア・コルティブォーノの近くにある1.5haほどのブドウ園がついた修道院近くの別荘を購入。使い古された醸造設備補修と、ブドウの植え替えを行い本格的にブドウ栽培とワイン生産を始めます。
初めてのキャンティ・クラッシコは1973年ビンテージで1975年にリリースされました。ジョン・ダンクリー氏はDOC法では認められながらも決してカベルネ・ソーヴィニョンを栽培するつもりはなかったらしく、「バロン・フィリップ・ド・ロートシルトがサンジョヴェーゼを植える時こそ、私はカベルネ・ソーヴィニョンを栽培し始めるでしょう」だなんて名言も残しています。
リエチネのワインは80年代にも高い評価がされました。ラ・ジオイアはサンジョヴェーゼからなるスーパータスカンとしてご存知の方も多いでしょう。現在当主であるショーンは、1988年にリエチネに訪れジョン・ダンクリーに出会っています。1990年までは他の生産者の元で醸造を行っていましたが、1991年にジョン・ダンクリーから畑や醸造設備を引き継いだショーンがオーナーとして再出発をしますが、1996年に経営状態が悪化し出資者を募ります。翌年にはニューヨーク在住のガリバーマンの出資により再建、1998年には元々セラーだった場所に醸造所を移設し経営を再建後はショーンが当主となっています。
2012年には設備も一新、セラーも拡充されました。新しく清潔な醸造所に、流行りの(語弊あり)卵形セメントタンク。もちろん栽培だってビオに移行している途中かと思われます。それが今‥なんですよね。ブドウ栽培だって醸造だって、少なからずトレンドがあるものです。そして、経営はラナ・フランクの家族経営に移りました。とはいえ、リエチネの哲学は継承されています。2015年からはワインメーカーには、トリノーロ出身のアレッサンドロ・カンパテッリが就いています。
テクニカル情報は、2011年紹介当時と現在公式サイトに掲載されているものと照合してこんな感じかなという感じで、1998年の正確なテクニカル情報ではりません。海抜500m付近、ライムストーンと粘土質の土壌でICEA認定のオーガニック認定の畑のようです。そのキャンティ・クラッシコに使用されるブドウの平均樹齢は25年でしたが、このラ・ジョイアに使用されるブドウの平均樹齢は40年になります。収穫は手詰みにて区画ごとに行われます。房選りで収穫したブドウは選果台でさらに選別され、足踏みで圧搾されます。棟ごとの醸造となり、開放型のタンクや、ナンブロ社の卵形のセメントタンクなどを併用しての醸しと発酵を行います。新樽や古樽併用で30ヶ月の樽熟成後瓶詰め。
さて…状態は、表裏ラベルともに非常にキレイな状態です。ゴールドのキャップシールは少し褪せた色にも見えますが全てのボトルでくるくると回りますし、液面も十分な位置をキープしており液漏れはないはずです。液色はかなり暗く深いですが、クリアであるのは間違いありませんね。ヘヴィボトルなこともあり瓶底の凹みは確認しずらいのですが、澱らしきものはなさそう(たぶんある)。状態は非常に良いですよ。トスカーナの実は超優良年の1998年、飲み始めてもいい頃合いのはずです。ちなみに表記のアルコール度数は13,5度となります。
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