Brunello di Montalcino Salvioni 2018 La Cerbaiola【追加入荷分】
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・サルヴィオーニ 2018 ラ・チェルバイオーラ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ/フルボディ》
1985年創業のラ・チェルバイオーラ。ラ・チェルバイオーラはアジェンダの正式名称のようですが、一般的にはジュリオ・サルヴィオーニ氏のお名前であるサルヴィオーニの方が馴染みがありますね。醸造設備も備える施設と畑はモンタルチーノ村の東側にありますが、熟成庫はモンタルチーノ村の街中にございます。
サルヴィオーニと言えば、縦方向に長い幅を持つ楕円形の樽が特徴的。熟成庫が狭いがための工夫でしたが、ワインとの接触面積が増えたことで、絶妙の樽熟成をすることから以降‥縦長の楕円形樽が使用されています。街中の熟成庫の扉を開けるとすぐそこにそんな楕円形の樽が数樽並び、その横にはかの有名なラベルを手貼りするデスクと椅子が‥。
僅か4haの畑から醸すワインは二種類。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディ・モンタルチーノ。サルヴィオーニファンを悩ます種は、そのいずれもが毎年(定期的に)リリースされるわけではない‥ということ。ブルネッロもロッソも基本的にブドウも醸造も同じ。区画に分けての醸造となりますので樹齢の高い古い畑からのブドウはブルネッロに、若い新しい畑からのブドウはロッソになるのが通例ですが、樽熟成中にもポジティブまたはネガティブにセレクトされビンテージによっては、全量ブルネッロ、全量ロッソという年も存在します。
南東向き、標高420mの4haの畑は、ガレストロ、若干の砂質の土壌で、樹齢は約21年から36年。古木の株密度は3000本から4000本/ha、新しい畑は5000本/haの高い密植。収量はhaあたり40hl。25度から30度以下に温度管理されたステンレスタンクで約30日間の自然酵母で醸しとアルコール発酵。そのままステンレスタンクにてマロラクティック発酵が施されます。熟成は20hlのオーバル型のスラヴォニア産のオーク樽で行われます。最初の8ヶ月の熟成時点で、樽の選別がありロッソ・ディ・モンタルチーノとなる樽もあるようです。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノとなる樽は36ヶ月の樽熟成。ステンレスタンクで各樽をアッサンブラージュし数ヶ月休ませてから瓶詰め。生産本数は2015年が15,000本、2016年は9,996本、2017年は9,300本、2018年は9,233本とのこと。
2018年のビンテージ情報
春先は気温が上がらずブドウの生育サイクルは遅れ気味でした。初夏には平年並みの気温となり、生育の遅れを取り戻しました。8月の降雨の影響から畑での除葉作業に時間を要しましたが、サルヴィオーニの畑は常時強い風が吹く為、ブドウへの影響はありませんでした。収穫は日照が強い一方で涼しい理想的な環境の中行われました。2018年は全体的に穏やかな気候で、ワインも同じくバランスの取れたクラシカルなスタイルに仕上がりました。
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