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Brunello di Montalcino Salvioni 2019 La Cerbaiola【第一回販売分】

トスカーナ州の赤 > Salvioni

	更新履歴 2024/07/30 販売価格 26,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・サルヴィオーニ 2019 ラ・チェルバイオーラ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョヴェーゼ／フルボディ》　

1985年創業のラ・チェルバイオーラ。ラ・チェルバイオーラはアジェンダの正式名称のようですが、一般的にはジュリオ・サルヴィオーニ氏のお名前であるサルヴィオーニの方が馴染みがありますね。醸造設備も備える施設と畑はモンタルチーノ村の東側にありますが、熟成庫はモンタルチーノ村の街中にございます。

サルヴィオーニと言えば、縦方向に長い幅を持つ楕円形の樽が特徴的。熟成庫が狭いがための工夫でしたが、ワインとの接触面積が増えたことで、絶妙の樽熟成をすることから以降‥縦長の楕円形樽が使用されています。街中の熟成庫の扉を開けるとすぐそこにそんな楕円形の樽が数樽並び、その横にはかの有名なラベルを手貼りするデスクと椅子が‥。

僅か4haの畑から醸すワインは二種類。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディ・モンタルチーノ。サルヴィオーニファンを悩ます種は、そのいずれもが毎年（定期的に）リリースされるわけではない‥ということ。ブルネッロもロッソも基本的にブドウも醸造も同じ。区画に分けての醸造となりますので樹齢の高い古い畑からのブドウはブルネッロに、若い新しい畑からのブドウはロッソになるのが通例ですが、樽熟成中にもポジティブまたはネガティブにセレクトされビンテージによっては、全量ブルネッロ、全量ロッソという年も存在します。

とはいえ、2020年からロッソ・ディ・モンタルチーノの一部はステンレスタンクで熟成したキュベもアッサンブラージュされているそうですから、ブドウ樹の植え替えなどによる若樹から収穫されたブドウは明確にロッソ・ディ・モンタルチーノとして醸造されているようです。

南東向き、標高420mの（ブルネッロ、ロッソ合計）4haの畑は、ガレストロ、若干の砂質の土壌で、ブルネッロに使用される畑の樹齢は約21年から36年。古木の株密度は3000本から4000本／ha、新しい畑は5000本／haの高い密植。収量はhaあたり40hl。2022年は9月末の収穫。25度から30度以下に温度管理されたステンレスタンクで約30日間の自然酵母で醸しとアルコール発酵。ステンレスタンク（35hl、40hl）にてマロラクティック発酵が施されます。20hlのオーバル型のスラヴォニア産のオーク樽で約36ヶ月の樽熟成後、ステンレスタンクで各樽をアッサンブラージュ。約二ヶ月休ませてから瓶詰め。2022年の7月中旬に瓶詰めされました。生産本数は2015年が15,000本、2016年は9,996本、2017年は9,300本、2018年は9,233本、2019年は9,976本とのこと。

2019年のビンテージ情報
天候の変化は激しかったものの、収穫前に恵みの雨にあったビンテージ。冬は平年よりも厳しかったものの、春に向い徐々に平年並みの穏やかな気候へと戻りました。発芽は平年よりも少し早めに始まりました。その後、5月の降雨や気温の低下により発育は平年よりも遅め。6月より夏が到来し、その後は気温も高く晴天が継続しました。8月据えには降雨と気温低下があり、それがブドウ樹にとっては恵みの雨となり、好ましい状態のまま収穫に繋がりました。

ジェブダナック／97点（A.F.）
A jeweled red color, the 2019 Brunello Di Montalcino La Cerbaiola is wonderfully detailed on the nose with aromas of ripe cherries, cedar, dried roses, fresh leather, and mint. It carries beautifully onto the palate, with a medium to full-bodied frame and ripe tannins woven together with warming spice and fresh acidity. Everything you hope for, with lovely purity and fantastic length, this superb offering from Salvioni is complete and a benchmark wine for the vintage. Drink 2027-2050. 9900 bottles produced... 02/28/24

デカンター／96点（M.M.）
The abundant 2019 vintage resulted in Salvioni releasing both a Rosso and Brunello. The latter is a stunning follow-up to the former: restrained yet captivating in its aromatic presentation, chestnut, fragrant wet forest, and underbrush accented by dried heather and juniper. The tannins are commanding and pervasive but roll over the palate gracefully, conferring a tactile, powdery texture. Still understated, this hints at raspberries, currants and black tea, particularly on the long finish. As discreetly compelling as this is now, it will benefit from cellaring and possesses the power for a long stint there.