Blanc des Vignes NV(2008) Les Cretes
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ブラン・ド・ヴィーニュ NV レ・クレーテ
《イタリア/ヴァッレ・ダオスタ/白/プリエ・ブラン、ミュラートウルガウ、ピノ・ビアンコ、ビノ・グリージョ、シャルドネ/辛口》
ピエモンテの北西角‥スイスとフランスに接する州が、このヴァッレ・ダオスタ。アルプスを望む標高の高い山岳地帯で、イタリアで最もワイン生産量の少ない州となり、生産者も、ヴォロネッリ誌に記載されているのは数社。ル・カーヴ・ド・ヴァン・ド・ブラン・ド・モルジェが造るブラン・ド・モルジェを紹介していますが(←根強い人気があります)、今回は、レ・クレーテのご紹介です。
アオスタの西、標高500mを超えるアイマヴィルにアジェンダを構えるのが、このレ・クレーテ社。赤、白、泡‥と数種類のワインを年間15万本生産していますが、その15万本で、ヴァッレ・ダオスタ州の10%を占めます。15万本といえば、オルネライアの生産量とほぼ同じ。つまり、ヴァッレ・ダオスタは、「オルネライア×10」それだけの生産量しかないわけですから、いかに規模が小さいか‥わかっていただけると思います。
その生産量の低さは、厳しい環境にもあると言えます。降雨が極端に少なく、アルプス山脈の峻厳は、栽培・収穫を困難にさせます。しかし、そこのとから昼夜の寒暖の差が20度以上あることは、葡萄に酸をもたらし、香味に複雑な要素を与えるのです。
もちろん、レ・クレーテ社も、そのアイマヴィル山の恩恵こそが、レ・クレーテの個性と認識し、haあたり7000〜10000本という高い密植度での収量制限を行い高い品質のワインを作り出しています。醸すのは、泡1種類、赤7種類、白4種類で、ヴァッレ・ダオスタらしい土着品種となれば、赤ならフミンとなるでしょうか。ほぼフランスな位置でもありピノ・ノワールにも定評があるようです。レ・クレーテの白ならば、シャルドネが最も有名で、確かに素晴らしいワインではありますが、強者揃いのシャルドネのジャンルでは、土着品種ほどの面白味がないのも事実。(美味しいワインですけどね‥)
ブラン・ド・モルジェ(プリエ・ブラン)も栽培されていますが、単一では醸されていません。そんな、レ・クレーテの最もお手頃な白ワインとなるのが、このブラン・ド・ヴィーニュなんですね。VDTとなり、ビンテージは記載されておりませんが、以前まではル・ブランという名前でリリースされていたワインとなります。
単一品種の扱いが多いのですが、白のブレンドも面白いんですよ。しかも、このブラン・ド・ヴィーニュ‥ブラン・ド・モルジェの同品種であるプリエ・ブラン、ミュラートウルガウ、ピノ・ビアンコ、ビノ・グリージョ、シャルドネ‥5種類の品種がブレンドされ、それぞれの品種が上手く調和してて‥これが2000円以下!?
ヴァッレ・ダオスタ恐るべしっ!!
合計約2haの畑には、haあたり7000本の密植‥グイヨ仕立てで葡萄が栽培されています。氷堆石質と砂質の土壌は、500〜700mの斜面に位置し水はけの良い土壌となります。手詰みで収穫された葡萄は、ソフトプレスで圧搾後、18〜20度に温度管理されたステンレステンクで12日間の発酵の後、熟成が施されます。1995年が初ビンテージとなり、年間約20000本生産されています。
5種類の葡萄は馴染み‥とてもバランスのよい秀逸な出来栄…
そして何よりも素晴らしい酸味を持ちますよ♪
これはコスパ‥イイっ!!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
いわゆるブルゴーニュ型の撫で肩瓶で、底の凹みはほとんどないタイプ。まぁ澱がでるまで熟成させるワインでもありませんし、これで十分ですね。ピロピロ系のキャップシールを捲りますと、おっと合成のシリコンコルク。これもブショネ知らずで大歓迎‥しかし、この合成コルク‥頭の真ん中には穴が開いておりまして、ソムリエナイフのスクリューが入れやすい!!しかし、抜いてみますと、底にも穴が‥実はこれ‥KORKED( http://www.korked.com/ )という、最新型の合成コルクなんですね。解体してみましたが‥穴は貫通しており、真ん中よりやや尻側に、プラスチック製のパーツが入っており、酸素(空気)は通すが、液体は通さない‥という(屁)理屈な最新型となっております。ひょっとすると、抜栓時に、その細い穴の分‥コルクのお尻から、ワインがチロチロする可能性がありますが、先端(頭)から漏れる心配はないと思います。もちろん、スクリューを刺してから、逆さまとかにしちゃダメですし、飲み残しを、このコルクで再栓するのはオススメしません。(どうせシリコンコルクなので、再栓しにくい仕様となってます)これを売り物にするわけではありませんが、一見の価値ありですよ。
近年、一新されたラベルデザインは、旧デザインの方がよかったような気もしますが、気にしない、気にしない。ラベルに記載のアルコール度数は12度で、これまたグビ飲みには最適かもしれませんね。ノンビンテージということですが、ロット番号的には、2008年かもしれません。(ご確認を‥)
さて、プリエ・ブラン、ミュラートウルガウ、ピノ・ビアンコ、ビノ・グリージョ、シャルドネなんてブレンドになると、その比率もわかりませんし、グラス選びに困ります。ブルゴーニュ型ボトルに入っているので、ブルゴーニュ型グラスでも飲みますが、念のため、オヴァチュアでまずは‥。
非常に透明度のある薄い麦ワラ色で輝いております。香りは鮮烈に開いているわけではありませんが、ピノ・ビアンコやピノ・グリージョ的な甘味のある果実香‥。うーむ、五種類もの品種がブレンドされていると、それぞれがリンクしているわけで、どれがどーという感じでもないのも事実。どの品種でもある‥そんな感じは、きっちりとまとまり、バランスが取れている証拠でもあります。
口に含みますと、鉱物の塩っ気がとてもミネラリーで、キラっと輪郭のある酸味も豊富。そのフレッシュさは、ぷちぷちではないのも素晴らしいですね。予想以上に酸味に旨味がのってるタイプで、飲み干しては、もう一口を求めてしまうタイプ…。
むむっ!!これは安旨ではないかっ!!
ちょいとブルゴーニュ型グラスにも注いでみます。明らかに表面積の広い分、香りは開いて感じますが、こちらの方がよりフルーティー。マスクメロンと、ほんのりと白桃の香り。オヴァチュアでは、黄色や黄緑な草花‥柑橘を強く感じましたが、グラスで変わるもんですね。(だから、ワインは面白い)
オヴァチュアでは、下の奥側に酸味を感じていましたが、ブルゴーニュ型では、舌の外周側から内側に攻め込む感じで酸味が広がります。
どちらがいいか?好みではありますが、西野嘉高はオヴァチュアで飲み進めることにします。もちろん、いわゆる白ワイングラスで大丈夫ですよ。
このミネラル感と酸味が、このワインの持ち味ですが、そのミネラルは、やはり、海というよりも山‥いや、きっと海の幸にも良く合うと考えますが、硬度の高い山の湧き水で‥「生き返ったぁ!!」を実感できるタイプ。
後味に、苦味はなくはないが‥ほとんど感じさせない酒質で、ミネラルのクリスタルな輝きに曇りを与えません。
このクリアな酒質‥好きだなぁ。ガラスクリーナーで、フロントガラスを磨き上げた時の感動と同じですね。ヴァッレ・ダオスタのワインだから‥山のワイン‥というのも単細胞な発想ですが、これは、新鮮な野菜を生で、バリバリ喰いたいですね。もちろん、このスタイルは、海の幸にも適合するはず。この旨味は、昆布ダシとの相性は良いはずですので、鰹ダシ控えめで、鍋、おでんは絶対合うと思います。
もちろん、昆布〆するかしないか‥は別として、白身魚の刺身‥喰いたいぞっ!!
二日目です♪オヴァチュア一択。どこかにミュラー・トゥルガウのヒント‥その距離感が素晴らしいですね‥あまり近過ぎると、料理と合わせ難い品種だと考えています。ピノ・グリージョと、ピノ・ビアンコも結構しっかり効いてますが、やっぱりまとまり‥バランスが良いですね。ヒンヤリとした冷涼なアルプス‥きっちり彷彿とさせてくれます。ハーブ香は主体ではないし、苦味も少ないので、ソーヴィニョンブラン的ではありません。鮮やかな黄色の柑橘‥その内側の白いピロピロまで美味しい。
クリアな明朗会計‥
12度っていうアルコール度数もいいんだよなぁ。香りの余韻はそれほどでもないんですが、ふわ‥スッーっと、鼻に抜け‥キレていく‥シャープさもある。ほんのりと‥ほんのりと‥だけ甘味。
素晴らしいですね。この価格で、この出来のワインがあると‥
これはド定番決定♪
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