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Terre di Galatorona 1997 Petrolo

トスカーナ州の赤

	更新履歴 2010/02/27 販売価格 3,680円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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テッレ・ディ・ガラトローナ 1997 ペトローロ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョベーゼ70%、メルロ30%／フルボディ》




キャンティ・クラッシコ地区の東、ながら‥アレッツォ西に位置するブーチネ地区に位置するペトローロ。キャンティは名乗れども、キャンティ・クラッシコは名乗れない‥そんな微妙な父は、1996年にキャンティDOCGの冠すら捨てることになります。

そのメルロ100%のガラトローナと、サンジョベーゼ100%で醸されるトッリオーネが有名ですね。メルロもサンジョベーゼも熟成途中に、ポジティブにセレクトされたものがそれらを名乗りますが、12ヶ月の樽熟成期間を経た段階でそれ以外のものは？かねてから、このテッレ・ディ・ガラトローナという名前の、共通セカンドとして瓶詰めされていたようです。（情報曖昧です…すまぬ。）

イタリアワイン好きなら、このテッレ・ディ・ガラトローナの名はご存知かと思いますが、最近‥聞きませんよね？実は、近年のビンテージでは、その名はなくなり「ペトローロ・ロッソ」として日本市場に導入されているようです‥ただし、ペトローロの公式サイトには掲載されておらず‥なんでも‥基本的には、ペトローロでの自家消費や、経営するアグリツーリズモで出されるワインという位置づけになっているそうです。

また、ペトローロと言えば、そのコンサルタントはジュリオ・ガンベッリ氏であったイメージですが、2010年度版のヴェロネッリ誌には、カルロ・フェリーニ氏とステファノ・グイディ氏の名前が掲載されていますね。この手の情報も、たまにはチェックしておかないと‥案外変更があるものです。

当時の詳しい情報に乏しく申し訳ないのですが、セパージュはサンジョベーゼ70%、メルロ30%。約二週間の発酵後、一部バリックを使用した樽で12ヶ月の樽熟成となります。


さて‥状態は、深緑のラベルが非常に懐かしいですね。ラベルに一部、キズ、破れがあるボトルもありますが、液面はしっかり残っており、キャップシールもくるくる回ります。色は濃い飴色のようで、底に、一個か二個‥の澱粒が見られます。ちなみに表記のアルコール度数は13度。

その後継となるペトローロ・ロッソは日本市場に2005年が出ていますが、12ヶ月樽熟成を考えると、2006年か2007年な若いビンテージも存在するかもしれませんね。このテッレ・ディ・ガラトローナは、確かにリリース時の日本市場の価格よりは高くはなっていますが、スタンダードクラスながら、共通セカンドという贅沢なワインの古酒‥しかも1997年ですから‥これは試したいっ!!