Bolgheri Rosso 2008 Le Macchiole
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ボルゲリ・ロッソ 2008 レ・マッキオーレ
《イタリア/トスカーナ/赤/メルロ50%、カベルネフラン30%、シラー10%、サンジョベーゼ10%/フルボディ》
1997年までは「レ・コンテッシーネ」、2003年までは「マッキオーレ・ロッソ」と、名前だけでなく内容も進化してきた歴史を持つ、レ・マッキオーレのスタンダードラインが、このボルゲリ・ロッソ。レ・コンテッシーネも、マッキオーレ・ロッソもサンジョベーゼ主体のワインでしたが‥2004年から、ボルゲリ・ロッソになってからは国際品種を主体としています。リニューアルされて、もう5年目になるんですね。
■レ・マッキオーレ2008年ビンテージ情報
2007年から2008年に冬場はやや寒く、雨が多かった。開花時に雨が多く降り、量的に(少なくなる)影響がでた。夏場は非常に暑く、雨が殆ど降らなかった。9月上旬まで降雨がなく、乾燥した夏であった。しかし、夜は涼しく、昼夜の寒暖差が大きく、酸と香りのよい葡萄が収穫できた。9月中旬から温度が下がり、熟成が遅くなり完熟した葡萄が収穫できた。
マッキオーレ・ロッソ時代よりも価格が下がったのも理由ですが、ボルゲリ・ロッソのわかりやすい果実味と、満足感ある厚みな酒質は、一般のお客様にも、飲食店様にも…「期待通り」の味わい‥。3000円以下のトスカーナで「最も使えるワイン」のひとつですねっ!!
2005年のメルロ40%、カベルネフラン30%、サンジョベーゼ30%というセパージュ比率から、2006年、この2007年、そして今回の2008年と‥メルロ50%、カベルネフラン30%、シラー10%、サンジョベーゼ10%となっております。
ステンレスタンクでの発酵後、オーク樽にてマロラクティック発酵、古樽のバリックで10ヶ月の樽熟成を経ます。
ボルゲリ・ロッソとなってからは、その絶大なコスパにケース買いも続出しております!!この2008年も、安定した美味しさは健在ですよっ!!ほんと嬉しい価格ですね♪
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
5年目ともなれば、すっかりお馴染みの純白なラベル。中心部をズラすラベルも健在ですが、ズラし方が変わったか?ビンテージはこの位置だったかな違和感がありつつも‥2007年の手持ちなし。アルコール度数は2007年同様14度の表記となります。
オリジナルのバックラベルには「Imported by mottox」の文字が印刷されていますが、そこまでするなら、別貼のラベル止めて、オリジナルに日本語で必要事項の表示すればええのに‥と、ふと思いつつもまぁどっちゃでもええ。
コルクは、こんなに白かったか?と思う、なかなかの質の4.5cm。お尻にも頭にもビンテージの刻印があるのは相変わらずで、お尻は赤紫な葡萄色に染まっております。グラスはヴィノムのボルドー型でスタートです。
グラスに注ぎますと、コルクのお尻の色と同じエッジの色は、紫を帯びたピンクから真紅へのグラデーション。すでに、グラスの内壁を垂れる脚が既に…
エロい。
2007年同様、樽香のローストはキツさを感じさせませんね。とても、やわらかく乳脂肪分な果実香‥完熟のブラックチェリーとベリー。ブルーベリーなヨーグルト、2007年同様に、「B」の鉛筆の芯、それにしても、すばらしくなめらかです。
そして、濃密、濃厚な果実味がピュア♪
香りはまだ全開とまでは言いませんが、すでに楽しめてますね。樽香は控えめで木質やロースト香‥ましてやヴァニラではない乳脂肪分系は実は‥好み♪メルロのやわらかで、なめらかな風合いが香りからも良く出ていますね。
口に含みますと、相変わらずの固まり感。輪郭にひんやりしたミネラルの薄張グラスを感じますが、密度は十分。四種類の葡萄品種の馴染みも十分で、ちぐはぐ感はなくバランスがとてもいいですね。2007年ほど外骨格な昆虫ちっくな香りはありません。
リリース仕立て、抜栓仕立てから‥すぐに楽しめる酒質‥今年も健在です!!これが、ボルゲリ・ロッソの人気の秘密でもあり、親しみやすい、使いやすいワインなコスパ絶好調なんですよね。
中盤から、フラン的なスパイス感を感じますが、青っぽさなど皆無で、まだ荒さは確かにありますが、とても豊富で開けたてとして十分評価できる酸味が豊富なのも嬉しい。メルロのやわらかさもありますが、ほどよい固さ‥合成感がありますね。
穏やかな甘味がありますので、飲みやすく、いい意味で万人受けするボルドー‥いや、ボルゲリブレンド。この分かりやすさは、決して単調という意味ではない。馴染んで段差はないが、十分、四種類の葡萄品種な複雑さも兼ね備えていますね。
ただただ濃厚、濃密でないのは2008年の特徴かもしれません。二杯目をじっくりとテイスティングしていますが、強さでグングンと押し迫るタイプではないですね。年々、ただただ‥ボルゲリブレンドという、ニューワールド市場を意識したか?と思わせるような‥ただただモダンな酒質ではなく、洗練されてきた‥と思えます。
濃さに偏り過ぎない、スムースな飲み心地を実現してる‥とも言えます。
あれよ、あれよ‥で三杯目です。もう、初日はこれで最後だぞ!
うーん、ますます飲みやすい‥
ポーンとチャーミングな旨味があるのよね‥舌先に甘味を感じる‥そして舌の中腹から、余韻へと、スルスル‥。最初の酸にまだ荒さが‥なんて書きましたが、すでに、馴染んでます。
二日目です♪グラスはヴィノムのボルドー型一択。注ぎたてにチョーク香、香りにインキーなニュアンス。紫と黒のベリーやチェリーの綺麗に濃縮された香り。口に含みますと、うーん、2008年はエレンガントですね。密度も感じさせますが、濃い濃い系ではないんです。安くて濃い‥インパクト勝負も確かに満足感がありますが、その濃にピュアさを感じるんですよね‥そして豊富な酸味とのバランスがとても良いですね。
口の中を液体が満たす満足感も十分、それを飽きさせない酸味の質‥うん、今年も旨いなぁ。マッキオーレのボルゲリ・ロッソらしさもあって毎年美味しい。でも毎年‥ちょっとだけ違う‥こんなワインの楽しみ‥かれこれ5年ですね。マッキオーレ・ロッソの時代は、ちょっと高かったからね。ボルゲリ・ロッソになってからの分かりやすさ‥コスパは、やはり評価されて当然だと思います。なかなか、旨味浸透系♪
三日目です♪よやくフランが一番に感じられるかも‥でも、メルロなやわらかさも健在‥。口に含みますと、ふんわりと‥綺麗に乳脂肪分な樽香が現れます。旨味も最高潮で、とてもバランスがよい‥深みもあって‥
三日目‥これまた旨いっ!!
浸透する旨味が馴染む。毛細血管のように酸味が骨格を形成し、輪郭に張りがある‥まるでロケットオッパイのようなやさしい張り。
余韻も長いですね。チュパチッパとした酸味も美味しい。肉だなぁ‥豚でも牛でもいいや‥。
今年も間違いなくボルゲリブレンドのコスパ筆頭ですね!!
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