Paleo Rosso 2006 Le Macchiole【第一回販売分】
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パレオ・ロッソ 2006 レ・マッキオーレ
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネフラン/フルボディ》
2015年の年始に蔵出し古酒としてこの2006年を扱いましたが、そもそもは2010年の春のリリース、今回は並行となります。お値段はギリギリ万斬りの努力は、蔵出し古酒と同じ値段に合わせました。
アルコール発酵はステンレスタンクとセメントタンクの併用。バリックでのマロラクティック発酵、新樽比率100%のバリックで14ヶ月の樽熟成。正確なアルコール度数は14.75度となります。
さて‥状態は、ラベルの一部に擦れがあるボトルもありますが、全体的には真新しさすら感じるほどキレイな状態をキープしています。キャップシールも新しい状態で、揃って十分な高さをキープしており液漏れはないはずです。
液色はカベルネフランらしい暗さもありますが艶やかで透明度のある赤、瓶底の凹みには澱はありますが経年を思うと微量、しっかりと固まった状態ですので全体を濁らせたり、モヤらせる澱ではなくとても良い状態ですね。
2006年のトスカーナ、ボルゲリもいいビンテージです。今年は2014年の年回りですからもうすっかり古酒の領域、しっとりと丸くまとまりながらも、まだまだパワフルさも兼ね備えているはずです。
レ・マッキオーレの2006年ビンテージ情報
非常に優良なビンテージ。一年を通して理想的な気候だった。前年の冬から
春先までは、雨が多く寒い日も多かったが、それ以降は天候が回復し温暖な
日が続いた。
6月、7月のブドウの成長期に雨は少なく、8月は降雨がなかった。乾燥した
状態ではあったが、前年の冬の降雨のおかげでブドウは乾燥によるストレス
を受けることはなかった。収穫は9月上旬に始まり、収穫期には降雨には見
舞われず、ブドウの質・量ともに素晴らしい収穫であった。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味(2010年春)
お馴染みのボルドー型ボトルに、お馴染みのラベルですが、変わってないようで数年前からリニューアルされてるんですよね。ま、相変わらず野生の王国な感じですが、西野嘉高的希望は相変わらず、メルロのメッソリオ、シラーのスクリオと同様に単一品種となったパレオは、それらと同じ土俵に立つためにも同じ白地のラベルデザインに変更すべき‥と。ただし、価格は据え置きでお願いね♪な感じですが‥。また、パレオ・ビアンコなど廃止して、ボルゲリ・ビアンコとして低価格帯での白を熱望も相変わらず。
キャップシールは、昔はチンチクリンなミニスカートだったなぁ。コルクはもう一声な感じながらそれなりに良質の5cmで問題なし…お尻と頭にビンテージ刻印は嬉しいですね。バックラベルに記載のアルコール度数は14.5度となります。グラスはヴィノムのボルドー型一択。
グラスに注ぎますと、泡まで紫。エッジは鶏の眼のような深い赤。すぐにグラデーションが始まり、すぐに暗黒面に。新鮮な新樽香がグイグイ迫りますが、すでに雑さを感じさせません。非常に濃厚、濃密なカベルネフランの香り。鉛の重量な香り、決っして派手ではないロースト香、ブルーベリーでできたインク、樽香が一番には配列されてはいますが、ちゃんと果実香が前面で、その方が強いのが良いところ。
非常に健全でピュア‥単一品種のストレートな果実香‥存分に楽しんでもらえるはず。重い甘味を感じる香り、片栗粉のようにキメが細かくしっとりとした‥粉っぽい果実香、樽香と果実香の継ぎ目はなく、溶け込むコーヒー牛乳。
まったく青っぽさがないのが素晴らしいですね。ミンティーな感じすらなく、どっぷりと濃厚、密な紫と黒のベリーが一本気。
口に含みますと、硬質な輪郭を持ち、重い塊が静かに威圧する。その硬質な輪郭の内に秘められた質量は膨大で、鉄、鉛‥とにかく‥
密に詰まっています。
飲み込んでから、終盤にまた樽香を感じますが、決して派手なものではありません。ポイントとなる酸味も豊富で、音域のレンジが広いですね。高音の酸味が2006年はポイントで引き締めてくれます。フラン特有のスパイスも感じますが、2005年ほどではない。しっかりと熟したニュアンスを感じますね。
とにかく濃厚だ。液体は澄み切っているというのに、澱混じりの液体を飲んでいるかのように、片栗粉のような固形物を感じさせるほど濃厚。自ずと、余韻はとても長い。すでに香りも味わいも開いていますし、バランス良好‥完成させている状態なのも凄いですね。
その濃さを例えるなら、缶詰のミートソースをそのまま飲んでる感じとも言えます。(それは言い過ぎやろ‥俺)
鞣し皮‥シガーの甘い香り。2004年はもっとハーブ香を感じたものですが、2006年はそうではないですね。圧倒的な果実の熟度を感じます。
アルコールも高いわけですが、熱量を感じさせないのがさすが。エキスのように濃いのに、なぜか二杯目を躊躇しない酒質。濃いのに疲れさせないのは、やっぱり酸。酸の質も素晴らしいが、この濃厚な果実を支えてるんだから、その量も‥凄いはず。
圧倒的じゃないかっ!!
まぁ、2006年も旨いわ。
カベルネフランは北イタリアでもチラホラですが、価格とのバランスを考えても、パレオが頭ひとつ抜きん出てる。ほんと、カベルネフラン100%になってよかったなぁ‥と思います。
二杯目、飲み進むにつれ‥その酸味が飲み飽きさせない‥ただただ濃いワインではないことに気付かされますね。グラスの中で‥というよりも‥口のなかで内側からこみあげる酸‥のベクトルは終盤、そして余韻へと一直線。ただただ濃い濃縮果汁還元なジュースではないのであります。
その最初のインパクトからの一連の流れは‥イキナリ女子にビンタをかまされたと思ったら、次の瞬間、胸元に抱きついてきた‥感じ。
惚れてまうやろ〜!
ですね。
二日目です♪なんででしょうね‥イタリワインってグラスに注ぎ立ては、チョークな石灰の香りがするんですが‥。香りは、ほんと濃厚にして濃密ですね。インキーで、微粉‥グラス内壁を垂れる脚はとてもエロく、甘味を帯びた香りにもウットリしますが、甘過ぎやしない。
一口、口に含みます‥うん、密な塊感‥でも、とてもやわらかい。沈むんだけれども沈みっぱなしではない‥
低反発マクラの様‥。
酸味が豊富ですねぇ。そこに構成感も感じる。めさくさキメ細かい酸味が‥ビシーっと‥キマってる。そう、キマってるんですよ‥まるでノリピーのDJプレイのように。
舌に刺す要素は皆無‥ただただ濃密なカベルネフランに満足度を感じます。濃さの中にスモーキーな部分もある。墨汁的とも言えるが、竹炭のようなスモーキーさは、その鉱物的な部分ともリンクする。
ヴァルサミコ的なニュアンスもあるが、それほど酸味にトゲトゲしさはない。十分に酸味にも溶け込みを感じますね。
エキスは高いですよ‥でも、こんなに濃いのに疲れないのは、やはり酸味が豊富だから‥でもあります。バランスは最高ですね‥2006年、素晴らしい出来ですなぁ。
三日目です♪さりとて変わらないですね‥やっぱり。ちょっとレーズン、セミドライのイチジクの甘味のある香りが前面に感じられます。ようやくカベルネフランらしいスモーキーな甘味、黒く紫の熟した葡萄の皮の香りが出て来ました。口に含みますと味わいにも甘味が出て来ました。その香りとリンクする‥甘味のある味わい。
素晴らしいですね。初日から旨いワインですが、この三日目堪りません。パレオは安定して美味しいですね。その味わいにバランスも感じますが、コスパという意味でのバランスも素晴らしいものがありますね。
威圧感はありません。ジャミーじゃないです。過熟など感じません。
しかし、圧倒的な密度と、豊富な酸味が渾然一体となっています。
四日目です♪香りの開きも凄まじいですね。それまでの要素にカーボンフリーズされたハン・ソロが手招きしているような香り。まさに炭であり、墨である香りがします。
口に含ますと、三日目とは違う軽やかさ‥旨味のみがそこに存在する感じがします。こんな状態も旨いですねぇ。
とはいえ、初日から一貫としたパレオなカベルネフランのスタイルは健在‥というか、毎年、安定していますね。一線を超えているワインですので、安定=代り映えがしない‥とも言えるかもしれませんが、このカベルネフラン味が好きなお客様にとってはありがたい存在。満足感は絶好調!!文句なしに旨いフランです!
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