Ewa NV (2009) Elena Walch
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ヱヴァ NV (2009) エレナ・ヴァルフ
《イタリア/アルト・アディジェ/白/ゲヴェルツトラミネール60%、ミュラー・トゥルガウ20%、シャルドネ20%/辛口》
ボルツァーノの南、テルメーノの位置するエレナ・ヴァルフ。元々はミラノで建築デザインの仕事をしていましたが、夫がのワイン事業を行っており、次第にエレナ女史もワインの魅力に‥ついには、このエレナ・ヴァフルを立ち上げることになりました。
畑はいくつかの場所に所有し、カルダロ湖に面したカステル・リングベルグや、カステラッツのクリュはつと有名だそうです。他のアルト・アディジェの生産者同様に、リリースするワインは多品種多用で公式サイトに掲載されているだけでも26種類ほど。
日本市場には、5種類程度しか導入されていませんが、エレナ・ヴァルフは、ゲヴェルツトラミネールが秀逸とのこと‥。テルメーノ‥トラミン‥その所在地を考えると納得できますね。スタンダードなセレクションシリーズのゲヴェルツ単一もあったのですが、この「ヱヴァ」という名前‥そして混醸モノということにソソられて飲んだのが昨年‥。ネタではなく、飲み口はドライながらゲヴェルツの芳香で魅惑的な香りにゾッコンLOVE。
収穫された葡萄は、ステンレス発酵後、粗めに澱引きし、瓶詰めまで酵母とともにタンクで清澄されます。名前の由来は、ヱヴァンゲリオンではなく、「Elena va(wa)=エレナは行く」‥から、もじったものだそうです。
そんな2008年は、あっ!!という間に完売。洒落たラベルデザインなジャケ買いでも、飲めば納得‥。素晴らしいゲヴェルツ主体の白に仕上がっていますよ!!しかも待望の2009年となれば‥ぜひ大人買いで確保をっ!!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ボルドー型の黄緑色瓶には大振りでグラフィカルなエチケッタ。右上に伸びやかなラインが躍動感ありますね。配色もとてもお洒落です。2008年は「MMVIII」と‥この2009年には「MMIX」とローマ数字で年号が記載されています。2008年にはVdTの記載もあったような気がしますが、この2009年は「vino bianco d'Italia」という表記。VdTでもビンテージが表記できるようになったような気もするのですが、いまいち統一されていませんね。2008年同様、アルコール度数は13度の表記。コルクは4.5cmで、型番のみ記載のまぁ‥イマイチなコルク。冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュア一択。
綺麗な透明度、黄緑がかった14金。2008年よりは色が薄く見えるかもしれません。香りは、ゲヴェルツらしい、キンモクセイの花、白いスパイス、ライチ、キンカン、はちみつの香りもあるが、甘過ぎない。アプリコットや、南国系のフルーツ香混じりなのはシャルドネ混醸だからかな。とはいえ、清々しくフレッシュなハーブ香が混じり、香りにも〆まりがありますね。
口に含みますと、シャルドネのボディを膨らみ。キンキン温度のはずですが、輪郭に温かみを感じるのは、ゲヴェルツだからか。非常に密度のある白ながら、トロっとした感じではなく、黄色いフィルター越しのクリアなミネラルも感じますし、フレッシュな酸味もあり、フィニッシュはドライ。旨酸っぱさと、含み香に、ミネラル。
香りに甘味を感じるが、含んだ香味の甘味は控えめ。含み香に、リースリングっぽい蝋、石油香っぽい香り。2008年ほど、酸味はフレッシュではなく、果実の密度が高いですね。なかなかボディを感じる酒質。でも、香り同様‥酸味が〆まりを与えていてダレない。2008年は、スッキリ系でしたが、この2009年は酸味のレベルは同じはずですが、濃さにも似た密度を感じますね。実は、相当ミネラルが溶け込んでいるのでは?という印象。グラス内壁を垂れる脚はゆっくり。密度はあるが、あっさりとした部分もある。柑橘な酸味もあるしなぁ。オモロいワインや。
温度が上がってくると、軽い苦味がさらり。いいよねぇ‥ゲヴェルツ単体だと食中酒ってわけにはいかなんだな。デザートワイン的だしね‥もちろん、そちらだとアルコールも高いとなればなおさら‥ですが、このEWAなら、食中酒に楽しめるゲヴェルツ主体の白‥ですね。余韻にシェリーっぽい香りがないわけでもなく、ますます中華に合うんじゃないの?と。
どちらかと言うと‥いや、ハッキリとドライ。辛口のワインなんですよ。でもゲヴェルツや‥なるほど、ミュラー・トゥルガウな香味を兼ね備えているという不思議でもあり、美味しいワイン。
二日目です。冷蔵庫キンキン温度‥グラスはオヴァチュア。ゲヴェゲヴェした香り‥。香りが濃くなってきたような‥スワリングするとトロっとしてきたような‥シャルドネ的、トロピカルフルーツの香りも増しました。口に含みますと、うん‥確かに厚みが増しましたね。ゲヴェルツとシャルドネのボディの融合が素晴らしい。二日目の方が好み。まとまってるねぇ‥。味わいにふくよかさ‥厚みがでましたので、酸味が溶け込んで感じますが、味わいは、やはりドライ‥なんですね。ドライな部分にミネラル。果実はやさしいが、酒質はキチンと輪郭がありダレない。
余韻もふんわりと長くなってきましたよーっと。でも、濃いだけではなく、瑞々しさ、あっさりとした一面も持ってるので飲みやすいですね。
三日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュア。香り、味わいともに二日目とさほど変わりませんね。南国、オリエンタルのフルーツに、柑橘とハーブっぽさ‥。色んな要素、温度によっても感じ方が違いますね。
食事に合うゲヴェルツ‥ジャケ買いでも後悔させませんよ!
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味/2008年ビンテージ
ボルドー型の黄緑色瓶には大振りでグラフィカルなエチケッタ。右上に伸びやかなラインが躍動感ありますね。配色もとてもお洒落です。なお、こちら、バックラベルにはVDTの記載がございますが、その上に「MMVIII」とありますので、2008年ビンテージとなります。VDTはビンテージ表記ができませんが、みなさん工夫してらっしゃる。コルクは微妙な質の4.5cmで、生産者名すら刻印されいない素末なもの。VDTなんですから合成コルクを使ってくれればいいのにね。ちなみに、バックラベルに記載のアルコール度数は13度となります。冷蔵庫キンキン温度、グラスはオヴァチュアです。
グラスに注ぎますと、透明度とキラリンと光る18金なゴールド。グラスから放たれる香りは、ゲヴェルツそのもので、黄色く濡れた白い花びらや、白いスパイス、ライチ、アプリコット、冷涼なミネラル香、シャルドネ由来の果実香もありますね。非常に清潔な香り。甘味な香りはありますが、あっさりした香りですよ。
口に含みますと、輪郭部分がシャルドネかな。ミネラル感がありますね。トロットロのゲヴェルツではなく、喉の渇きを潤してくれそうな感じ。フレッシュな酸味がシュワっとしるのも、濃過ぎないこのワインにピッタリで清涼感を演出しています。
口の中を満たすオリエンタルな果実香、キンモクセイの蜜な感じ…旨いですね。味わいにリースリングにも似た石油っぽさ、緑の色の濃いハーブの葉っぱ、芝生。グラスの中は決してプチプチしてませんし、微発泡ではありませんが、そんな風にも感じるほどフレッシュ系の酸味が心地よいですねぇ。これからの季節にキンと冷やして飲むにピッタシ♪瑞々しさもあって、ほんと、暑い日にグビっと飲むのに最適ですね。
香りはそれなりに濃さもあるのですが、飲み口は比較的スッキリとした趣きも‥そんなフレッシュな酸味と、ほどよい苦味が、そう感じさせるのかもしれません。
温度が上がっていると厚みもあり〜の‥はゲヴェルツならでは‥かもしれませんね。
二日目です♪冷蔵庫キンキン、オヴァチュアです。二日目の香りがよく出てますね。キンモクセイの香り、口に含むとキラキラ感があって冷たくってイイ♪白い花のスパイス、酸味もちゃんとあって‥イイですね。キンキンですのでトロトロではありませんが、この状態の方が食事には合わせやすいですね。
スッキリしてネ♪
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