Gattinara 1961 Antoniolo
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ガッティナーラ 1961 アントニオーロ
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
アントニオーロのガッティナーラ2004年は飲まれましたか?実は、コンスタントに売れ続け、リピートなお客様もいらっしゃる人気銘柄となっています。西野嘉高もバローロやバルバレスコの知名度と比較すれば、ガッティナーラ(やゲンメ)は‥なんだかイメージも沸かないし、手が出し難い銘柄だなぁ‥と思っていたのですが、このアントニオーロを飲んで開眼しました。上記のガッティナーラ2004の紹介ページにも書いておりますが‥「綺麗に熟成するだろうな」と思わせる酒質。とはいえ、若い内からでも楽しめますけどね。ロエロ地区のネッビオーロも好きですが、厳格さも兼ね備えるのがガッティナーラ地区かもしれません。
そんなアントニオーロのガッティナーラ‥今回は【蔵出し】の古酒が限定入荷です!!古酒に関しては、そのルートや検品で平行輸入であっても自身を持てる古酒のみを扱っておりますが【蔵出し】と言われれば、そりゃ安心ですね♪
1948年創業のアントニオーロから、60年代を代表する1961年と1964年のガッティナーラを‥。ただでさえ、60年代のワインは玉が少なくなってきましたが【蔵出し】ってのがまた嬉しいですね♪
【蔵出し】≒今、飲んでね‥な、サインかと‥。休ませたら‥ぜひ♪
さすが、素晴らしい状態です♪
ガッティナーラ地区‥ピエモンテ州は、ヴェルチェッリ県内の地区で、ピエモンテ州の北西部に位置します。すぐ西側は、ヴァッレ・ダオスタ州、ちょっと南東に車を走らせれば、ロンバルディア州の州都‥ミラノ。トリノに行くよりも、よっぽど近い場所にあるんです。
そこで醸されるのが‥ガッティナーラDOCGなんですね。DOCG規定では、スパンナ(この地でのネッビオーロの呼び名)は90%以上と規定されており、ボナルダを10%未満のブレンドが可能となっています。
ガッティナーラ地区は、アルプス山脈の山裾にあり南部のランゲ地区と比較すると、冷涼が地域となります。よって、なかなかスパンナが熟し難い‥とも言われていますが、気候温暖化が進めば、ランゲ地区よりもよい産地になったりして‥な妄想もできなくもありませんね。
また、ランゲ地区の丘陵地は、元々は海底だったそうで、海の生物は、時間を掛けて石灰質のチョークとなり、チョーク質の粘土が、ランゲ地区の特徴。しかし、ガッティナーラ(や、ゲンメなど)ノヴァーラ丘陵や、ヴェルチェッリ丘陵は、元々は氷河だったそうです。もちろんそれは、アルプスに由来し、花崗岩主体の土壌であることが、この地域の特徴なんですね。
葡萄栽培には、土地が痩せ過ぎで、その冷涼な気候も相まって厳しい地域、ワインはミネラル分が強く、完熟しにくいことからも、熟成に時間を要する固い印象になるそうです。
そんなガッティナーラ地区の生産者の中でもトップに位置づけられているのが、このアントニオーロなんです♪
1948年‥マリオ・アントニオーロによって設立されたアジェンダで、ガッティナーラの丘の南面に約15haの畑を所有しています。中でも、ガッティナーラを代表する単一クリュであるレ・カステッレ、オッソ・サン・グラート、サン・フランチェスコも保有し、それらの単一クリュなガッティナーラを少量ながら生産しています。
現在は、ロザンナと、その娘のロレッラ、息子のアルベルトの三人での運営ですが、ヴェロネッリ誌には、エノロゴとしてフランチェスコ・ボルトレッティ氏の名前が‥輸入元の資料では、アッティリオ・パーリ氏の名前が挙がっています。
僅か15haの畑ではありますが、そのスパンナ(ネッビオーロ)の樹齢は高く、古いもので60年‥平均して40年以上の樹齢を誇ります。
そんなアントニオーロが醸すガッティーナーラの古酒‥飲んでみたいと思いませんか?現在販売中の2004年を飲めば‥その熟成後‥素晴らしいネッビオーロになる‥と、誰もが想像できるでしょう。
今回は蔵出しの古酒が限定入荷しましたよっ!!
60年代の超優良年である1961年と1964年‥この当時はクリュは醸してなかったでしょうね。現在はDOCG格付けとなりますが、当時はDOCとなるようです。1961年、1964年‥共に、60年代を代表する超優良年ですねっ!!
さて‥状態は、ラベルは近年‥もしくは出荷前に貼られたものでしょうね。デザインは古いですが、貼ったままカーヴで寝て居た感じではありません。キャップシールも同様に出荷前に巻かれたものだと考えます。ビンテージ表記は肩の部分のシールで。1961年と1964年のシールのデザインが違うんですね。ラベルなどは新しいものですが、貼る作業は小学生レベルで、糊汚れ、擦れのあるラベルもございますがご了承下さいませ。液面は画像に掲載するまでもない高い位置。リコルクされているのか?リコルク時に液面調節されているのか不明‥。液色はびっくりするほど澄んでますね。ネッビオーロらしい赤色が茶色の瓶越しに確認できますよ。長らくカーヴで寝かせて保存されていた証とも言える、澱は側面にビッチリと固まっている状態。底部にはユラユラとゆらめく澱がありますが、濁りはありません。色は3年の違い‥1964年の方が若干濃く見えます。もちろん、キャップシールはくるくると絶好調に回り、さすがの蔵出し‥状態はパーフェクトです。表記のアルコール度数はいずれも13度。この頃は‥DOCGではなく、DOCとなります。
この夏‥セラーで休ませていただいて、秋に飲む‥そんな感じで良いのではないでしょうか?古酒好きには堪らない逸品と保証しますよ♪
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