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Brunello di Montalcino Salvioni 2005 La Cerbaiola

トスカーナ州の赤 > Salvioni

	更新履歴 2015/05/13 販売価格 15,800円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ サルヴィオーニ 2005 ラ・チェルバイオーラ
《イタリア／トスカーナ／赤／サンジョベーゼ・グロッソ／フルボディ》


1985年創業のラ・チェルバイオーラ。ラ・チェルバイオーラはアジェンダの正式名称のようですが、一般的にはジュリオ・サルヴィオーニ氏のお名前であるサルヴィオーニの方が馴染みがありますね。醸造設備も備える施設と畑はモンタルチーノ村の東側にありますが、熟成庫はモンタルチーノ村の街中にございます。

サルヴィオーニと言えば、縦方向に長い幅を持つ楕円形の樽が特徴的。熟成庫が狭いがための工夫でしたが、ワインとの接触面積が増えたことで、絶妙の樽熟成をすることから以降‥縦長の楕円形樽が使用されています。街中の熟成庫の扉を開けるとすぐそこにそんな楕円形の樽が数樽並び、その横にはかの有名なラベルを手貼りするデスクと椅子が‥。

僅か4haの畑から醸すワインは二種類。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディ・モンタルチーノ。サルヴィオーニファンを悩ます種は、そのいずれもが毎年（定期的に）リリースされるわけではない‥ということ。ブルネッロもロッソも基本的にブドウも醸造も同じ。区画に分けての醸造となりますので樹齢の高い古い畑からのブドウはブルネッロに、若い新しい畑からのブドウはロッソになるのが通例ですが、樽熟成中にもポジティブまたはネガティブにセレクトされビンテージによっては、全量ブルネッロ、全量ロッソという年も存在します。

南東向き、標高420mの4haの畑は、ガレストロ、若干の砂質の土壌で、樹齢は約20年。古木の株密度は3000本から4000本／ha、新しい畑は5000本／haの高い密植。10月の初旬に収穫され、収量はhaあたり20hl。30度以下に温度管理されたステンレスタンクで約28日間の自然酵母で一週間の醸しとアルコール発酵。そのままステンレスタンクにてマロラクティック発酵が施されます。熟成は20hlのオーバル型のスロヴェニア産のオーク樽で36ヶ月。12ヶ月の瓶熟成期間が設けられリリースされます。

2005年のモンタルチーノは発芽から収穫までは問題なく移行しましたが、収穫時期に入ってから曇りがちとなり、最終的にモンタルチーノ地方は降雨が始まりました。幸い、サルヴィオーニでは、降雨前の10月初旬に収穫を完了し、難を逃れました。スタイルとしては例年よりも細身ながら品とバランスを兼ね備えており1998年のように長期熟成のポテンシャルの高いビンテージとのこと。

さて‥状態は、ラベルの状態はいいですね。特に擦れや破れなどはなさそうです。キッヤップシールも同様に良い状態。裾に横巻きのDOCGのピンクの帯封も褪せは見られず‥とても良い状態で保存されていたようです。キャップシールはくるくるとは回しませんが、液漏れはないはずです。バックラベルもしっかりですね。

液色はまだまだ深い（暗い）ですねえ。瓶底の凹みの澱が確認しづらいほどです。澱は少しだけあるようですが、まだまだの状態。液色は澄んでいて状態はバッチリです。バックラベルに記載のアルコール度数は14度、8,700本の生産本数となります。

今回は並行輸入モノですが、正規モノは2010年の7月にご案内しているようです。今年は2011年がリリースとなりますので6年の追瓶熟成を経ていますが、価格は近年のビンテージと同じ価格で納まりました！