Chianti Classico Riserva 1997 Castello della Paneretta
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キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ 1997 カステッロ・デッラ・パネレッタ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼ90%、カナイオーロ10%/ミディアム》
キャンティ・クラッシコ地区内でも最も西側に位置するバルベリーノ・ヴァルデルサ地区。カーザ・エンマ、イゾレ・エ・オレーナ、モンサント‥と聞けば、そのスタイルが想像できるかもしれません。膨大な309haもの敷地を有しますが、葡萄畑の面積は22.5haとなります。カステッロ‥と名乗るだけあり、その城の城主に変遷がありますが、ワインを作り出したのは1596年とのこと‥。1996年には、それを記念して400周年(クアトロチェンテナーリオ)と名付けられたワインもリリースされています。
元々はバルベリーノ・ヴァルデルサ地区にあったチェッパレッロ要塞(イゾレ・エ・オレーナのIGTの名前の由来)の代わりに立てられた城だったそうで、当初の所有者はヴェットーリ家。1577年に、ヴェットーリ家の一人娘であったマッダレナーナの嫁ぎ先である、フィレンツェの貴族、カッポーニ家に所有が変わります。そして、1696年には、貴族のカルロ・リカルド・ストロッツィ卿との結婚で、ストルッツィ家の所有に。そして1985年にアルビセッティ家の所有となり、現在の当主としてヴェロネッリ誌に記載されているマリア・カルラ・ムッソは、アルビセッティ家なのか?そこから引き継いだものなのかが不明ですみません。(ややこしいわ‥)
また、90年代はエノロゴにアッティリオ・パーリの名前が挙がっていましたが、ヴェロネッリ誌2010円年度版では、ニコラ・ベルティとマルコ・リッジアーニという名前が記載されています。国際品種を混醸するのは稀な生産者のようで、そのIGTもサンジョベーゼ100%か、カナイオーロを混醸するタイプを三種類リリースしています。
スタンダードなキャンティ・クラッシコとリゼルヴァ、リゼルヴァのクリュの三種類と、ヴィンサントを手掛けているようで、主に三カ所の葡萄園で栽培される葡萄が使われているそうな。公式サイトでは2005年の情報が‥サンジョベーゼ90%に、カナイオーロ10%のようですが、今回ご紹介する1997年は違う可能性もございますのでご了承下さい。(たぶん間違いないと思うが…。)ラベルデザインも現在のリゼルヴァとは違い、スタンダードなキャンティ・クラッシコに赤い帯が、ちょっとシャア専用な雰囲気(え!?)‥しかも、一本ずつオリジナルの包装紙に巻かれてキターのは、ちょっと嬉しい♪状態はバッチリですね♪
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ラベルは前述の通り、スタンダードなキャンティ・クラッシコの上部…真紅の帯に白文字でriserva‥と、最初のrが大文字でないのは気にしない、気にしない。キャップシール裾にはガッロ・ネロにもリゼルヴァの文字。コルクは良質の5cm、お尻は紫に染まっています。表ラベルに表記のアルコール度数は13.5、グラスはオヴァチュア一択、非常に綺麗なガーネット色のエッジから深く、黒くグラデーションする。木質な樽の香りはあくまでもアクセント。よく熟しながらもジャミーではないチェリー香、やわらかなベリーの香り。そのやわらかさに、厚みと甘味を感じる香り。
飲む前から素晴らしい構成を持つのがハッキリを感じ取れる。
口に含みますと、ミディアム‥偉大なミディアムだ。しっとりと酸味が溶け込んでいて、立体的ではない‥という意味ではなく、舌の上に這うように‥液体が流れ込む。輪郭に瑞々しさを感じながらも、T-1000的な液体金属的な張り。ミネラルがルビー色。含み香‥鼻に抜ける香りに、ほろりとしたハーブとスパイス。渋味も角が取れてきてますね。全体的には、まだまだ熟成途中といった感じですが、今すでに飲めるし、旨い。酸味に赤い果肉を持つ柑橘。ほんのりと‥ほんのりとした甘味がとても良い。
スミレの花びらをネリネリした感じ。久々にサンジョベーゼに感じる紅茶っぽさ。温度が馴染んでからの方が、なお旨味を感じますね。グラスから放たれる香りよりも、含み香‥鼻に抜ける香りの方が、このワインの持ち味をよく醸してるかも知れません。
二杯目。もう少し大きめのグラスでも、この初日は大丈夫と思いますが、オヴァチュアで‥。やはり舌の上に乗ってる液体の状態がいいですね。平べったい形状ですが、舌の表面全体にブルンと乗っかる感じ。舌先から旨味を伴う酸味が‥スルリと流れ込み‥芳香な含み香と鼻抜け香を醸し出す。真っ当にバランスが良い。ちょっとカカオの生豆っぽいニュアンス‥でも、ウルトラモダンな要素ではない。
予想以上に洗練されている。クラッシックな表情と、野暮さがない‥という意味のモダンさ≒洗練‥を兼ね備えているな。1997年という素晴らしいビンテージの恩恵も感じ取れる。
いい状態やね。
トリッパ喰いたい。
三杯目。思い切ってヴィノムのボルドー型。さすがに表面積、いわゆる器の大きさの恩恵。うん、旨いね。初日ならこのグラスの方がいい(三杯目にして‥)。酸、渋味のまとまりもこのグラスの方がいいかもしれません。
うーん、CCRだな。
そう、とても素晴らしいサンジョベーゼですが、トスカーナIGT‥いわゆるスーパートスカーナではなく、あくまでも素晴らしいキャンティ・クラッシコであり、リゼルヴァを感じますね。よりまろやかな口当たり‥旨味の層が、角が取れつつあれ‥な酸味のエッジに膜。均整のとれた構成感が揺るぎない。いわゆる「とてもいいワイン」ですな。
二日目です。グラスはオヴァチュア一択。心の中では、そろそろヴィノムのキャンティグラスも毒味なグラスのラインナップに加えようかどうしようか‥。初日同様の、やわらかさ≒甘味を感じさせるスミレとベリーの果実香がとても良い。終始全開‥とは感じませんが、このワインにとっては、これが全開だと考えます。
口に含みますと、さすがにまとまり‥輪郭にぬるりんとした感覚がとてもシルキー‥いや、ビロードの肌触り。酸味、渋味ともに、初日よりも溶け込み感が高まっていますね…うんうん‥
文句なしに旨いっ!!
あああああ旨いっ!!
どこかしっとりと濡れた酸味。ボディではなく旨味の厚みが心地よい。輪郭がぬるんとした感じも。弾力のあるゼリーの中につゆだくの酸がじゅんわりする。真っ当に素晴しいサンジョベーゼのひとつ。
余韻が長い‥初日よりも長く感じる不思議。
あああああ旨いなぁ。しみじみ旨さを実感する。サンジョベーゼが好きだ‥キャンティ・クラッシコって旨いんだよ。こうなると‥いつか俺のバールで‥というヤルヤル詐欺のための勝手なストックに回してしまいそうでコワイ。強そうで弱そう‥な絶妙なバランス。
てんてんてん‥と、した澱が出てはいますが、最後の一杯まで濁るような澱ではありません。つまり、二日目で飲んでしもうた。
角が取れて‥馴染み‥まとまってきたキャンティ・クラッシコ‥堪りませんっ!!
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