Percarlo 2001 San Giusto a Rentennano
トスカーナ州の赤 > San Giusto a Rentennano
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ペルカルロ 2001 サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ
《イタリア/トスカーナ/サンジョベーゼ/赤/フルボディ》
キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァ1998、ペルカルロ1998の水平毒味の最終日に、勢い余って、この2001年のペルカルロも毒味をすることに。レ・バロンコーレの2001年はたった一本のみしか持っておりませんので、水平というわけにはいきませんが、1998年の記憶の新しい内に、2001年を飲んでおこうという魂胆。ご存知の通り、2000年は、ペルカルロとして醸したが、リゼルヴァとなる(リゼルヴァ表記はなかったが)レ・バロンコーレの初ビンテージにそれらのキュベは格下げされたビンテージでしたね。1999年までのキャンティ・クラッシコ・リゼルヴァと、2000年というイレギュラーなビンテージを挟んで2001年以降のレ・バロンンコーレとでは、何度も書きますがアルコール度数も違いますし、2000年が起点となり、若干のスタイル変更‥もしくは、ルカ様の思考または志向の変化があったように疑うと、それ以前と、その後を続けて飲むのは意味がある‥というこじつけです。
実は、今回の2001年も液漏れです。大量に入荷した内、弾いたのはこれを含めて二本。いずれも液漏れ疑いのあるキャップシールの回らないもの。案の定、コルク頭にも染み出ていますが、量は少ない。5.5cmのコルク側面を毛細管現象で伝っているという漏れ方は1998年と同じです。向ってラベル左側に記載される生産本数は23,398本となりますから1998年よりも約4000本増。右側に記載されるアルコール度数は14.5度となり、1998年よりも0.5度高い表記です。グラスはヴィノムのボルドー型。実は、1998年よりも色調はやや明るめで、黒よりも赤が強いですね。色の濃さも1998年の方が濃く見えます。1998年よりも三年も若いので当然ですが、エッジにオレンジは射さず、グラスから放たれる香りにも熟成感はありません。樽の木質な香りと、新樽の甘味を帯びた樽香。深いベリーの香りがとても密度を感じさせます。やや大人しく感じますが、閉じているわけではなさそう。ちょっと乳脂肪分を感じるクリーミーさは新樽と熟れた果実がクネクネしたような香り。微かにヴァルサミコや、スパイスがそれらの厚みある果実香と樽香にアクセントを与えています。香りに揮発なアルコールや、熱量を感じさせるアルコール感はありません。
口に含みますと、1998年よりもまだミネラルの硬質な部分を輪郭に感じながらも、その内側に秘めた、いや秘めているわけではない肉付きのいい果実味の厚みが大きい。スワリングすると、香りはより開いて感じられます。味わいに甘過ぎることはなく、0.5度高いアルコール感も違和感がありません。タンニンも酸も膨大な量で、これからの熟成でさらに角が取れそうな雰囲気。果実味はとてもなめらかに詰まっており、しっとりとした果実味に、スミレのドライフラワー的な香味がドライにも感じさせ複雑。1998年と比較すると、まだ若さに満ち溢れ、第一次飲み頃まで‥1998年を考えれば、あと3年我慢したいところですし、二日目、三日目と時間を追うごとにさらによくなりそうな酒質。さすがに、2001年ということもあり、酸味の量が半端ないですね。これを考えると、きっと1998年よりも長熟なのかもしれません。ふくよかさも感じながらも、まだシリアスでドライな部分や、まとまりきらない部分があるのが2001年の開けたての現状。ただし、開けたて一杯目命な性格ではありませんので、これからゆっくりと空気を含ませた後が楽しみですね。
1998年と比較すると、タンニンや酸味だけではなく、香味にミネラルも強く感じます。その分、より硬質にも感じるのかもしれません。含んだ香味にも閉じた感じはありませんが、7分咲きあたりでしょうか?もうひとつ、ふたつ‥開くと予想されます。終盤に向けて酸味がキューっと絞まってゆく感じ。余韻も酸味に吊られるように長く、その長さは1998年を上回ります。まだ若い力強さも感じますね。こうなると逆に現行の方が飲みやすかったりするから、ワインは面白い。
二杯目です。一杯目よりも良いのはいつもの事ですが、クリーミーな甘味、その0.5度差のアルコールは確かに感じますが、クドさや「ホリック」な要素は感じません。甘味のあるヴァルサミコの香りは、どこか黒糖や、ドライフルーツの皮の風味とリンクする部分がありますね。輪郭もしっとりと感じながら、ミネラルがよく溶け込んで感じられます。1998年と比較すると、ビンテージ的要素に大きな差はなく、時間の差‥どちらも遜色ない出来栄ですね。
5分の放置プレイ後‥グラスの中で良くなりますねぇ。やや強く感じたタンニンや、酸味がまとまりを見せ始め、旨味が増してきます。旨味が増すと、やわらかさや甘味も感じるようになる。昨年飲んだ2000年のペルカルロ未満としてのレ・バロンコーレが開けたてから旨かったことを考えると、ペルカルロであり、しかも2001年のそれは、もうちょっとHOLDで間違いはありませんが、グラスの中での良くなる様を見ると、まだ初日‥開けてから小一時間の話‥明日、明後日とどんどんと期待ができるのです。
三杯目は、抜栓後8時間経過しております。もちろん、コルク逆刺しのみ。2001年らしいエキスな濃さも感じますね。まだまだタンニンも酸味も熟れる手前‥この三年の差は面白いですねぇ。それにしても、タンニンと酸味の量はハンパない‥質もね。こりゃ、現時点では二日目以降に持ち越しです。
二日目です。グラスはヴィノムのボルドー型。二日目ならではの香りの馴染みは確かに。スミレだけではなく、やや酸の高い赤い果実という意味でアセロラの皮の部分にミントのヒント。香りは寸止め感は閉じてはいない。口に含みますと、初日ほど香味に甘味が感じられないシリアスが雰囲気。まだまだ酸味が元気ですね。含み香にまだ青さも感じますが、アルコール感は馴染みましたね。ヴァルサミコ、枯れたスパイス、複雑さも出て来ました。初日とは裏腹に、甘味は少なくドライですね。キャンティ・クラッシコ・リゼルヴァに似た終盤ながら、余韻はさすがにペルカルロ‥という感じでしょうか。グラスの中で、酸味がじんわりとしてきてまとまりますねぇ。
急いではイケない‥グラス一杯で何がわかると言うのだ?
そう、問いかけられるような状態。
三日目です。グラスはヴィノムのボルドー型。うん、グラスからの香りは二日目よりも良くなってきてますね。アルコールではなく果実の甘味ある香りがミネラルをまとって前面に出て来ました。口に含みますと、まだ熟れきらないタンニンも相変わらず豊富ですが、酸味はようやく馴染んできた感触。グラスの中で、まとまりを見せてくると堪えられないペルカルロの味が完成されてゆきます。うーん、三日目にしてグラスの中でやっとペルカルロ2001本来の姿が現れた模様。こうなると旨いが‥一杯分しかないのであーる。
四日目です。グラスはヴィノムのボルドー型。最後の一杯ですので、澱が混じります。基本的には、三日目のグラスの中で開いた感じが継続していますね。甘味を感じ、とても美味しい。現時点で2001年のペルカルロがオススメの状態になるのは抜栓後‥毎日飲んで三日目以降‥となると使い難いかもしれませんね。ここは、やはり‥もう数年熟成させたいところです。三年の差がある1998年のように、この2001年のペルカルロもなるはず。0.5度のアルコール度数の高さは、より時間が必要かもしれない。単純にビンテージ評価的には2001年の方が‥と考えるとなおさら。ながら、徐々に美味しくなってゆく、その過程も楽しみです。
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