Chianti Classico 2008 Bibbiano
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キャンティ・クラッシコ 2008 ビッビアーノ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョベーゼ95%、コロリーノ5%/ミディアム》
昨年の11月、東京で開催された「イタリアン・ワイン・マスターズ」に参加した際に初めて、このビッビアーノの作品達をテイスティングしました。キャンティ・クラッシコは三種類、今回ご紹介するスタンダードなCCに、クリュであるモントルネッロの名が付いたCC、そして、リゼルヴァとなるヴィーニャ・デル・カパッニーノ。いずれも高い水準のバランス、そして何よりも、最もスタンダードなCCは、綺麗なミディアムボディと旨味が印象的でした。そのブースに立っていたイタリア人男性とは残念ながら話すことはありませんでしたが、とても好印象だったのを今でも覚えています。
次にテイスティングしたのは、そのすぐ後に阪急百貨店のイタリア展で‥。実は、そのイタリアン・ワイン・マスターズに出展されていたブースには「日本で輸入元を探しています」という案内があったのですが、阪急百貨店で聞き覚えのない神戸の輸入元さんがビッビアーノの試飲販売をされていました。そちれでも一通りテイスティングさせて頂き、そのブースに立っておられた輸入元の方に、卸して頂けるようにお願いしたのですが、小売店にも飲食店にも卸す予定はないらしく、自社で百貨店などの催事で販売してゆく‥という切ない返事だったのを記憶しております。
そして、今年の2月の渡伊、フィレンツェで開催された「キャンティ・クラッシコ・コレクション」での三度目のテイスティング。着席のテイスティングは、ソムリエに5種類のワインをお願いできるのですが、レンテンナーノと共に、第一巡なターンでオーダーしたものです。バレルサンプルを含め数種類をテイスティングし、やっぱりビッビアーノは好きだな‥と確信したものです。
とはいえ、日本で輸入してくれる輸入元がなければ紹介できないのも事実‥ながら、今回スポットで輸入される輸入元さんが現れ‥晴れてご紹介できることになりました!!
しかも、この価格ならさらに使えるワインになってますよー!!
残念ながら資料に乏しい現実‥お許し下さいませ。ビッビアーノ家がアジェンダを興したのは1865年のこと‥現在は5代目となるトッマソとフェデリコ・マッロッキエージ・マルツィが運営しており、カステッリーナ・イン・キャンティの海抜270m〜300mの丘に約23haの畑を所有します。栽培するのは、サンジョベーゼ(・ピッコロ)と、サンジョベーゼ・グロッソ‥少量のメルロとコロリーノとなります。実は歴史も定評もある生産者で、1942年からエノロゴはジュリオ・ガンベッリ氏が就き、現在でも、2000年から参加した若きエノロゴ兼アグロノモのステファノ・ポルチナイ氏と共に、ヴェロネッリ誌には名前を連なっておりますが、キャンティ・クラッシコ・コレクションで渡された資料には、ステファノ・ポルチナイ氏の名前だけになっていますね。
クリュ名の付くモンテルネッロと、リゼルヴァでもあるヴィーニャ・デル・カパッニーノはサンジョベーゼ100%で醸され、このスタンダードなキャンティ・クラッシコはコロリーノが5%ブレンドされています。他にメルロ80%、サンジョベーゼ20%のIGTや、ヴィン・サントも醸しています。
実は、リゼルヴァでもあるヴィーニャ・デル・カパッニーノはサンジョベーゼ・グロッソ100%のようですね。ヴェロネッリ誌を見ますと、モンテルネッロは13ha、リゼルヴァ・ヴィーニャ・デル・カパッニーノが7ha、そのIGTが3haと記載されていますのでこれを合計すると23ha‥スタンダードなキャンティ・クラッシコも23haと記載されていますのでツジツマが合います。このスタンダードなキャンティ・クラッシコは、全ての畑からの葡萄がセレクトされておりますので、サンジョベーゼもピッコロだけではなくグロッソが混じる可能性もあり、共通セカンド的でもあるかもしれません。
箱の中にテクニカルシートが入っておりました。合計25haの全ての畑からの葡萄が使われており、1966-1970、1998-2005に植樹されているそうです。畑は南西と南東向き、石灰質と粘土質土壌。2008年の9月18日にサンジョベーゼの収穫が始まり、その数日後にコロリーノの収穫が始まりました。セメントタンクで醸しと発酵が約20日間。マロラクティック発酵を経て、スロヴェニア産の大樽で最低4ヶ月の樽熟成が施されます。この2008年の生産本数は40000本とのこと。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ビッビアーノ自身が「ブラックラベル」と呼ぶ黒地のラベル‥ブラックラベルと言えば、ジョニーウォーカーですが、こちらはキャンティ・クラッシコですよ‥念のため。ラベル下のラインと、紋章の一部にロイヤルブルー、金色の線も‥なかなか高級感があってよろしく、2180円っぽくはないが、ボルドー型のボトル形状は‥まぁ普通かな。バックラベルに記載のアルコール度数は13.5度、コルクは悪くない5cm、お尻は薄らとピンクに染まる、グラスはオヴァチュア。茶色がかった小豆色が混じるルビー。セラーの温度だとやや低めとなり(14.5度あたり)、ちょっとグラスに霜が付く温度ですが、香りはよく開いていますね。とてもフルーティーにブラックチェリー、ブラックベリー系の果実香、熟れたスモモ、プラムの香りが混じります。非常に健全でピュアなフルーツの香りは、何にも代え難い‥。
口に含みますと、綺麗な純度を持つミディアムで、口の中での質感はとても良い。やはり旨味主体の構成で、穏やかに果実香と、よく溶け込んだタンニン、十二分で質の高い酸味が口の中を満たします。やわらかな酒質で、スタンダードなキャンティ・クラッシコなサンジョベーゼの香味満開で‥満足。なるほど、チャーミング=愛らしい‥というのは、このワインのための表現かな。でも、それは小さい‥という意味ではないんですよね。終盤に向け、サンジョベーゼ‥キャンティらしい粉っぽさ、ミネラルウォーターにスミレの絞り汁、しっかりとキャンティ・クラッシコらしいガレストロなミネラル感がチョーキーで余韻までそれが続く。非常に飲みやすい、ストレスのない酒質、13,5度を感じさせないすべらかさが嬉しい。
あっ‥という間に二杯目‥まだ温度は上がってませんが‥。スミレとチェリーとベリーの香味が溶け合いながらも、酸味がグイグイっと牽引する。うーん、キャンティ・クラッシコだな‥ドが付くほどの。これはイイですね。バランス良く、らしさ満開‥。
温度が上がってくると密度も旨味も深くなりますね。でも、ミディアム‥酸味が軽やかに感じさせてくれるのかもしれませんね。これは飲み飽きない酒質‥。甘味がないわけではないが、軟派な甘味など皆無。葡萄から出来た酒‥ワイン‥であることを実感させてくれますよ。うん、やっぱり温度って大事だなぁ。
二日目です。グラスはオヴァチュア。ふわっとミネラルと、樽の木質な香り、果実香はしっかりと出ています。エレガントなスミレ、二日目のグラスからの香りは「本格派」な印象。口に含むと、よいまとまり‥しっとりと、そしてウエットなタンニンも感じますね。酸味はじゅんわりと、綺麗な旨味に絡み合う。厚かましくない密度感‥余韻もある。味わいには乾いたドライな一面があり、これが料理と相性良いんだよ。
ドが付くほどキャンティ・クラッシコですね。トラディショナルなスタイルに好感。でも、甘味もあるんだけどねぇ。ミディアムが旨いなぁ‥をしみじみ感じるワインで、食中酒‥ですね。
三日目です。グラスはオヴァチュア。香りだけではなく、その色調までも深みが出てくるのがワインの不思議なとことですね。チェリー香は黒いアメリカンチェリーっぽくなってきました。口に含んでもボディこそミディアムですが、深さが出て来て立体的‥。旨味だけで攻めてくるタイプではなく、引き締まった酸味がたぷーりしています。果実味も、アメリカンチェリー、プラムの要素が顕著かな。もちろんベリーもある。うーん、つゆだくにもなってきたな‥個人的にはこの三日目が一番好きかもしれませんが、初日から落ちることのない酒質は、いつでも楽しめると言える。[
派手さはないが、素直な酒質‥キャンティ・クラッシコらしさがあり、サンジョベーゼの真の美味しさ、姿がちゃんと表現されている。でも、古臭い‥という意味の古典ではなく正統派‥。こういうワインがもっと評価されるといいなぁ。
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