Sangiovese di Romagna Superiore 2015 Villa Papiano
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サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ・スペリオーレ 2015 ヴィッラ・パピアーノ
《イタリア/エミリア・ロマーニャ/赤/サンジョヴェーゼ95%、バルサリーナ5%/ミディアム》
同じくエミリア・ロマーニャ州のノエリア・リッチや、ヴィッラ・ヴェンティを手掛ける醸造家、フランチェスコ・ボルディーニ氏自信のアジェンダです。ボルディーニ氏は親子二代に渡り、ロマーニャ地区専門で19の生産者のエノロゴを勤めるこの地スペシャリストでもあります。
品種は同じサンジョヴェーゼでも、トスカーナとは気候も土壌も違う。ロマーニャにはロマーニャらしさを、そして量よりも質の向上を目指してきましたが2001年、家族とともに自分のワインを造るべく購入したのがこのヴィッラ・パピアーノ。
「トスカーナに近いキオーダ山の奥地、標高500mでまわりはすべて森。
冷涼な気候はブドウ樹に適度なストレスを与えてくれる理想の地。」
決して量産にはむかない山奥の厳しい土壌で、ブドウ栽培をしているのははパピアーノのみだそうです。
「泥灰土に砂岩が混じる痩せた土地。熟成は抑えられ、
冷涼な気候によって生育も遅い。ハンギングタイムの長さが気難しいが
長熟なワインを生む。」
2009年以降、10haの所有畑では極少量の銅と天然硫黄、コンポスト以外は使用していない。有機認証基準の半分以下の使用量に抑え、灌漑も行わない。樹齢20年から45年のブドウ樹は乾燥した歳や酷暑を経験して根を深く伸ばし最低限の水分を確保できる場所を知っている。
極度の乾燥が襲った2012年でも灌漑なしにブドウ樹自身が通常よりも果実を小さくしながらも生き延びた。
ロマーニャのイメージとは異なり、標高500mの山中には冬に雪が不利、地中の微生物はある程度死滅する。雪は春先に溶けて土壌は水分を蓄える。
醸造の特徴はサンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャでは珍しい長期のマセラシオン。このスタンダードなキュベでも通常は5日間ほどのことろを24日間ものマセラシオンが施され、リゼルヴァに至っては40日間もマセラシオンが施されます。
ロマーニャ種は粒が大きく水分が多いので骨格が不足しがち。濃さではなくワインに厳格さを与えるために長期のマセラシオンを施すようだ。
また、熟成は樽は使用せずにステンレスタンクでの熟成と瓶詰め後の熟成が施される。フレッシュさと硬質感を損なわないためでもある。
DOC法のおさらい。サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャDOCのように「サンジョヴェーゼ」を名乗るには95%以上の使用が必要(トレッビアーノを名乗る場合は85%)。
ちなみに、このワインのバツクラベルには"Romagna Sangiovese DOC"と記載されており"Sangiovese di Romagna DOC"の記載ではありませんが、"Montefaoco Sagrantino"と"Sagrantino di Montefarco"と同じ様に、どっちでもいい感じです。本来ならラベル記載の表記に合わせるのが通例ですが、知名度的に「サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ」と記載されて頂いております。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ラベルは版画のようなタッチ、どこか和風にも見えるのはその色合いでしょうか。バックラベルにはビオロジコの認定マークなどもありますね。コルクは並質の4.5cm、表記のアルコール度数は13.5度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。
色合いがいいんですよね。そうそう、サンジョヴェーゼってこんな色‥と少し懐かしくなるような赤紫で、泡立ちも赤ピンク紫な感じね。グラス越しにリンゴ飴の飴部分のような艶やかで明るさと深さある赤がとてもいい。果実香も、やわらかな野生のイチゴやチェリー、ベリーミックスな風合いでフツーツはたっぷり。樽を使わないのでなおさらフルーティーですが、決して香りは軽々しい酒質を連想させるものではありません。
少し土壌由来のミネラル、決して青さではないが樹々、ブドウ葉を感じさせる緑のスパイスもいい。サンジョヴェーゼらしいスミレの紫も効いてますね。
口に含みますと、十分な果実味はやわらかすじないミネラルを内包しており、隙のない密度感があり、とてもキレイなミディアムボディ。白のアルバーナにはアンフォラなども使用していますが、酸化のニュアンスは皆無だし、もちろん還元、ビオ的な西野嘉高の苦手なニュアンスは皆無ですのでご安心下さい。
スミレ、ワイルドベリー、チェリーの果実味にすでに旨味がありますね。でも、キレイな酸味がキチンと在り、「ぼんやりとした」ワインにさせないのが嬉しい。やはり全体を通して、どこか懐かしいトスカーナのサンジョヴェーゼっぽさもあるが、それはこの赤々として、紫混じる果実の香味に由来するものだと思う。
フラッパートやチリエジオーロっぽいチャーミングかつ野生のフルーツの香味が特徴ですが、5%混醸されているバルサリーナ、一度単一で飲んでみたいものですね。
ロマーニャのサンジョヴェーゼはもちろんクローンも違うだろうし、気候、土壌も違うわけで、当の本人はそれを表現するためにヤッてるわけだが、真っ当にヤレばヤルほどサンジョヴェーゼの本来の姿は、どこで栽培、醸造しても同じなのかもしれません。
だからグラスも丁度いい。もう一回り大きめのグラスでも大丈夫なはずだけれども、タイトさはないが密度感があって満足度もアゲアゲになる。
二杯目はなお良い。こう書くとせっかく試飲させてくれた輸入元さんに悪いが持ち回りで飲む一杯の試飲ワインは決して状態が良いものではなく。あ、温度とか、暴れとかの話しね。もちろん、西野嘉高もプロですから、それも加味して一本通して飲むサンプルを購入するか否か(タダじゃないのよ)を判断するわけだし(タダじゃないからこそ)真剣に飲んでます(はい)。
イチゴ、チェリー、ベリーな果実の盛り合わせは、新鮮さや野性的な個性をも複雑で、そこにスミレやプラムなどサンジョヴェーゼらしい軸となく香味も相まって密度感ある複雑なフルーティーさが楽しめる。
二日目もヴィノムのキャンティ型。ワイルドなミックスベリー香とスミレ、プラムと共にマロいなめらかな香り。石灰、冷たい粘土、土壌由来の香りもありますがあくまでも果実香主体、口に含みますとチェリーっぽい酸味がキュンと果実味ややわらかさを引き締めますが、ガムっぽさでないのも好み。
じんわりと沸き上がるのは酸味だけではなくタンニンも。トスカーナのサンジョヴェーゼ(特にキャンティ・クラッシコ)は酸味主体で酸味を味わうタイプだと思いますが、エミリア・ロマーニャのサンジョヴェーゼは、もう少しカチっとした構成感と、冷涼なタンニンも特徴ですね。
この価格にしては必要十二分な複雑さ、構成感がありとても上質。汚れのないミディアムボディですが、複雑さが「プラス」要素。
いんじゃない、いいんじゃない。サンジョヴェスタとしては、トスカーナかエミリア・ロマーニャか?産地偏見なしに、旨いサンジョヴェーゼです。そして、ビオか否かの偏見もなしに‥ネ。
三日目もヴィノムのキャンティ型。野生のベリー、チェリー類の香味って、どこか地酒感があるのよね。決して雑っついわけではないのですが、現地のオステリアやトラットリアで飲むハウスワイン的な感じ。
肉、焼きたいね。外側ガリガリ君。塩とオリーブオイルか。豚肉のローストもまたいい。力強いトマトも欲しいし、思い切ってベリー系のソースでもいいかもしれない。ビネガーを前にするか、後ろにするか‥どっちでもいいしな。
三日目のまとまり、強過ぎないが「ある」旨味。滋味、地味に溢れ、サンジョヴェーゼ感も甚だしい。価格も嬉しいよね。とてもいいサンジョヴェーゼです。
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