Chianti Classico Riserva Le Baroncole 2011 San Giusto a Rentennano
トスカーナ州の赤 > San Giusto a Rentennano
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キャンティ・クラッシコ レ・バロンコーレ 2011 サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ
《イタリア/トスカーナ/赤/サンジョヴェーゼ97%、カナイオーロ3%/フルボディ》
2011年のCCRもサンジョヴェーゼ97%、カナイオーロ3%のセパージュ比率。フランス産の樫樽で20ヶ月の記載ですがバリックと考えて間違いないでしょう(新樽比率などは不明)。生産本数は2010年は10,533本の記載ですが、この2011年は10,508本と微々たる誤差。表記のアルコール度数は2010年は14.5度でしたが、この2011年はさすがに15度とたっぷりです。昨年から新しいデザインのDOCGの帯封。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
お馴染みのラベル。デザイン変更後"Riserva Le Baroncole"の文字が筆記体になって少し上品になりましたね。前述の通り表記のアルコール度数は15度。昨年はヴィノムのキャンティ型で飲みましたが、ボルドー型に変更します。スタンダードなCCはディアム社製の圧縮コルクでしたが、このCCRはさすがに生コルクが使用されていますね。質はまあまあの5cm。色味も一段二段とCCより深く黒みがあります。
しっかりと煮詰めたスミレに、薄らとしたヴァニラ香。ブラックチェリーやブドウ皮や、スパイス香もありますね。注ぎたてですが、とても開いて感じますよ。熟したカシスなどベリー系の果実香にすでに厚みを感じますが、香りに心地よい酸もあり甘い香りは嫌みじゃないですね。もう少しアルコール感が強いのかと思いましたがグラスからの香りはいつものレ・バロンコーレで間違いありません。
口に含みますと、強いアルコールに勝る酸味、渋味が力強いですね。まだまだ若さを感じますが迫力がありますね。ミネラルとともにしっかりと硬度も密度も感じさせます。少しのスワリングと時間経過で、最初の揮発的な強さは少し馴染みますし、輪郭もなめらかになりますね。
さすがにCCと比較すれば、二段ほど構成感、構成力‥と表現した方がいいかな?をひしひしと感じ、さすがリゼルヴァ格とその差納得です。終盤にかけて旨味も感じますし、余韻も長い。今からどんどんと良くなる‥そこも楽しみたいワインですね。
まだ液体の角に近い中心部の酸や渋味はこなれませんが、輪郭から内側はなめらかさも出てきましたね。まだ一杯目ですが、ゆっくりと良くなっています。うーん、15度ですから、もっとアルコールのカロリーや、甘味を感じるのかと思っていたのですが、そこはマルティーニ・ディ・チガラ‥上手い事コントロールしますね。
二杯目です。グンと良くなりますね。スミレやベリーに濡れた小豆、うーんやはり感心しちゃうアルコール感‥まったくチグハグさがない。スパイスやヴァルサミコ的な少しザラっとした感じの皮膜ができてきた。そこにアルコールも感じるし、スワリングすればアルコールに手助けされる開き方、揮発による果実香の誘導も感じますが、やはり甘過ぎないところがいいんですよね。
口に含みますと、旨味に酸味が絡んできましたね。まだまだジュクジュクではありませんがジューシーさ、つゆだくさの片鱗が見えてきましたよ。
旨い。やっぱり旨い。2011年‥いいですよ!
密度の高さも感じますが、大きさも感じますね。まさにフルボディです。
果実の甘味はあるのですが、良質の‥そしてまださらに上質になる酸と渋味が豊富でシリアスにさえ感じさせますね。
二日目もヴィノムのボルドー型です。もおおお香りがムンムンに開いてますね。少しFの鉛筆の芯のニュアンス、熟した果汁の甘味、コントロールされるアルコール。口に含みますと‥
あ、あ、圧倒的じゃないか!(ギレン調で)
力強く堅さもまだある重い密度の高さ、つゆだくにしてジューシーな酸と果実味、旨味の関係、この高次元のバランスが素晴らしい。やっぱりレ・バロンコーレは偉大なCCRを実感!
膨らむねえ。密度を保ったまま大きく膨らみ、口の中での存在感たるやハンパない。時間経過とともに、終盤の甘味が増してきますね。大海原系に香りや味がスケール感をもって広がりますが、決してダレない。初日よりも圧倒的に二日目の旨味が旨い。
三日目もヴィノムのボルドー型。さらにエキスぃに凝縮した香りが開いています。とても重みのある鉛は3B。口に含みますとあっさりとした甘味が全体を包み込みますね。初日に感じた酸味や渋味の激しさは馴染んでとてもまろやか‥
これは旨いぞ!!
2010年も素晴らしい出来でしたが、この2011年素晴らしいですね(現時点では二日目以降がオヌヌメ)。高次元でのバランス‥ヒシヒシと感じますね。レンテンナーノのリゼルヴァ格としての共通項があるのです。
2011年、ほんとめちゃくちゃ旨いですよ!
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