Taurasi Riserva Radici 1997 Mastroberardino
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タウラジ・リゼルヴァ ラディーチ 1997 マストロベラルディーノ
《イタリア/カンパーニャ/赤/アリアニコ/フルボディ》
カンパーニャ州の歴史ある生産者と言えばこのマストロベラルディーノを差し置いて他にありませんね。1750年頃からワイン造りに携わっていたようですが、マストロベラルディーノとしての創業は1878年だとか。元々はベラルディーノという名前だったそうですが、二代目の当主であるピエトロがマストロ=マエストロ=名匠の称号を得てからはマストロベラルディーノという名前になったそうです。
近年、カンパーニャ州に置いても国際品種への移行は少なからず…な状況ですが、徹底してカンパーニャの土着品種にこだわるのもマストロベラルディーノの姿勢ですね。フィアーノ・ディ・アヴェッリーノDOCG、グレコ・ディ・トゥーフォDOCG、そしてタウラジDOCGもマストロベラルディーノあってこそ‥と言えます。
中でもイタリアはのみならず世界に名だたる‥なのがタウラジですね。アリアニコ種を使用したワインは何種類かリリースしていますがいずれも、その土地の個性を反映したもの。もちろんその筆頭はタウラジで、タウラジ・ラディーチと、タウラジ・ラディーチ・リゼルヴァの二種類となりますね。
黒ラベルのリゼルヴァではないラディーチと、この白ラベルのリゼルヴァとなるラディーチは使用されるブドウも幾分違うようです。黒ラベルは平均標高400m、南向きのモンテマラーノと南西向きミラベッラ・エクラーノブドウ園で栽培されるネッビオーロは平均樹齢15年、株密度4000本〜6000本とのことです。このラディーチ・リゼルヴァは?モンテマラーノブドウ園のブドウのみで醸されているようですね。標高は500mと高めですが、平均樹齢は12年とリゼルヴァでないラディーチよりも若いようです。
温度管理されたステンレスタンクでの長期の果皮浸透による醸しとアルコール発酵とマロラクティック発酵が施されます。熟成はフランス産のバリックと、スロヴェニア産の4700Lの大樽(新樽比率20%)で最低24ヶ月の樽熟成。
ではDOC法のおさらい。このタウラージはDOCG銘柄。品種構成はアリアニコが85%以上の規定。最低熟成期間は36ヶ月で、うち木樽熟成が12ヶ月となります。リゼルヴァを名乗る場合は最低熟成期間は48ヶ月で、うち木樽熟成が18ヶ月となります。
日本市場の現行もすでに瓶熟成期間は相当で、リゼルヴァの規定どころではないですが、さらに約10年経過しているこの1997年はさらにさらにじっくりと熟成させているわけです。
もちろん、こちらは蔵出しの古酒。モトックスさんが仕入れられてからさらに年月は経過していますね。この1997年もワイン会で飲んで頂いたお客様もいらっしゃるかと思いますが、タンニン量も豊富なアリアニコ種、なかなか古酒がないのがタマにキズ、今飲むもよし、さらに育てるもよし。楽しみな1本ですね。
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