Roero Roche d'Ampsej 2000 Matteo Correggia
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ロエロ・ロッケ・ダンピセイ 2000 マッテオ・コレッジア
《イタリア/ピエモンテ/赤/ネッビオーロ/フルボディ》
ロエロ地方‥アルバから10kmほど北上したカナーレ地区にアジェンダを構えるマッテオ・コレッジアの設立は1935年。当初は様々な果実栽培や畜産業を営んでいましたが、ワインの生産を始めたんですね。当時のロエロ地方は、平地部分で栽培されていたアルネイスからなる白ワインの生産が主で、栽培されていたネッビオーロやバルベーラはランゲ地区の生産者に売られていた歴史を持ちます。
しかしマッテオ氏は、カナーレ地区最西端で、南向きの一枚畑を購入後、ネッビオーロとバルベーラを高密植で植樹し、品質の高いブドウを生産し始めました。最初は、ロベルト・ヴォエルッツィオや、エリオ・アルターレなどに醸造前のブドウの段階で売り渡していましたが、1987年‥ロベルト・ヴォエルッツィオのすすめで自社醸造、瓶詰めを始めました。
その後は、エリオ・アルターレなどの助言を得ながらロエロの、マッテオ・コレッジアのスタイルを築き上げてきたのです。
しかし、2001年‥畑での作業中に不慮の事故でマッテオが帰らぬ人となりました。それ以降は婦人であるオルネッラ女史を中心に、マッテオの意思を引き継ぎ、そのスタイルを維持しています。また醸造にはラ・スピネッタのジョルジョ・リヴェッティ氏などの助言を得ているそうです。ちなみに、ヴェロネッリ誌のエノロゴ欄には、ルカ・ロスターニョ、ジャンフランコ・コルデロの名が挙がっています。
ランゲ地方とロエロ地方‥いずれの土壌も豊富な石灰分を保有しますが、ランゲは黄土の比率が高くなり、ロエロは灰色土の比率が多くなります。ロエロは東に行くほど表面の砂質が多くなる傾向にあるそうです。特に、マッテオ・コレッジアが位置するカナーレ地区の西端は、石灰岩と砂質が豊富で、6層にもなる複雑な地層となり、それはマッテオ・コレッジアのワインに個性として表れます。
そんなロエロの名手、マッテオ・コレッジアのフラッグシップな赤がこのロッケ・ダンピセイ。現在はリゼルヴァを名乗りますが、この時代はまだロエロ・ロッソだった時代ですね。ロッケ・ダンピセイの単一畑は、東から南西向き、海抜280mから315mに位置します。収穫されたブドウは半分はステンレスタンクで10日から12日間、残りの半分は6hlの樽で45日から60日の長期間の醸し発酵が行われてます。熟成は、6hlの樽と小樽併用で最低16ヶ月、瓶詰め後、2年の瓶熟成を経てリリースとなります。
黒地に赤の効かせ色が渋いですね。黒地部分や、金文字部分に特に擦れはなさそう。汚れは目立ちませんので角に捲れやハゲもなさそうですしキレイな状態をキープしていますね。少しオレンジがかった赤のキャップシールも状態が良く、すべてのボトルでくるくると回ります。液面も揃って高い位置をキープしており液漏れはないはずです。
液色はまだまだ深さ、暗さのある赤。瓶底の凹み外周に澱はありますが経年を思うとほんの微々たる量、状態もとても良い古酒ですね。ちなみに表記のアルコール度数は14.5度となります。
ミレニアム(古い)な2000年、さあ、そろそろ飲み始めてみるにはいいのではないでしょうか?もちろん、この状態ならまだまだ熟成も可能ですけどね。
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