Etna Rosso 2017 Tornatore
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2020年10月15日(木曜日)9時更新:初回入荷分60本が残りわずかとなりましたので12本追加しました。
2020年10月18日(木曜日)14時更新:12本追加しました。
2020年10月24日(木曜日)11時更新:24本追加しました。
2020年11月10日(火曜日)9時更新:24本追加しました。
2020年11月15日(日曜日)17時更新:12本追加しました。
2020年11月19日(日曜日)9時更新:12本追加しました。
2020年12月8日(火曜日)10時更新:12本追加しました。
2020年12月19日(火曜日)10時半更新:12本追加しました。
2021年2月3日(水曜日)15時半更新:24本追加しました。
2021年2月4日(水曜日)9時更新:24本追加しました。
2021年2月5日(水曜日)9時更新:12本追加しました。
2021年2月14日(日曜日)9時更新:24本追加しました。
2021年2月27日(土曜日)15時更新:12本追加しました。
2021年3月3日(水曜日)15時更新:12本追加しました。
2021年3月5日(金曜日)9時更新:24本追加しました。
2021年3月16日(水曜日)9時更新:24本追加しました。
2021年4月7日(水曜日)9時更新:12本追加しました。
希望小売価格 3,190円税込→ 通常特価 2,680円税込→ 特別価格 2,180円税込
エトナ・ロッソ 2017 トルナトーレ
《イタリア/シチリア/赤/ネレッロマスカレーゼ97%、ネレッロカプッチョ3%/ミディアム》
実は近年エトナに進出した生産者ではなく実は老舗であるのはこのトルナトーレのポイントかもしれません。1865年からブドウ栽培を生業にしてきた家族ですが、1910年にエトナの標高1000m、北側の斜面に2haの畑を購入したのを機にエトナに進出したそうです。同時期にオリーブオイルの工場も建設し生産を始めたようです。現在はカスティリオーネ・ディ・シチリア地区に60haの畑を所有し、うち46haでブドウを、8haでオリーブを栽培しているそうです。海抜550mから700m、樹齢3年から40年(白ブドウの平均樹齢は10年)の畑を中心に所有し、赤はネレッロマスカレーゼとネレッロカプッチョを、白はカッリカンテとカタッラットを栽培しています。リリースしている赤ワインはこのスタンダードなエトナ・ロッソに二種のクリュ、リゼルヴァを一種の合計四種類。白はスタンダードなエトナ・ビアンコとクリュを一種類。他にエトナ・ロゼとネレッロ・マスカレーゼからなるメトード・クラッシコを一種類醸しています。
このスタンダードなエトナ・ロッソもエトナ山北側斜面の畑から。通常10月の第二週から第三週にかけての収穫。選果、除梗を経て、なるべく潰すことなくセメントタンクへ。22度から25度に温度管理されたタンクで10日から12日の発酵と数日の醸しが行われます。この段階で自重を利用して圧搾しモストを得ます。6ヶ月から12ヶ月大樽で熟成後瓶詰めされます。この2017年はワイン・アドヴォケイト誌91点、ヴィノス91点、ガンベロロッソはトレ・ビッキエリを獲得しています。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
なで肩のブルゴーニュ型瓶。そのラベルデザイン、キャップシールのデザインを思うと確実にDRCを意識しているのだろうと思う。まあ、そこにエトナのワインがモロモロをブルゴーニュ的と比喩される部分を感じる。ラベルは白地というよりも少しパール調で実は高級なラベルなんですよね。バックラベルも同じ。まあ、そもそもDRCもめった経験していないのでよくご存知の方からすればにても似つかないのかもしれませんが。コルクはディアム社製の4,5cmで安心。グラスは迷いました。スタンダードなエトナ・ロッソ、いわばACブルゴーニュと考えていいやら悪いやら(どっちだよ)。基本エトナ・ロッソはブルゴーニュ型で飲んでますが、今回はザルトのボルドー型です。ザルトの場合、このボルドー型の口径と、リーデル・ヴィノムのブルゴーニュ型の口径は同じ。もちろんシェイプは違いますが、個人的にはザルトのボルドー型は、ヴィノムのブルゴーニュ型の代わりになるかもしれないと考えています。ちなみに表記のアルコール度数は14度となります。
色調はまさにネレッロマスカレーゼだし、エトナだし、ピノ・ノワールっぽいと言われれば文句はない。香りもイチゴが中心で非常にピュアな果実香。そう樽を感じさせるものではありませんね。口に含みますと、キレイなミディアムボディでこれまた汚れのない果実味。ネレッロ・マスカレーゼ、エトナ・ロッソらしいチャーミングに渋味が溶け込んだ果実味と、それを伸ばしてくれる酸味があり、赤い果実のフルーツもとても心地がいいですね。14度も感じさせない飲み口でとてもスムーズで飲みやすい。スタンダードなエトナ・ロッソに求められる要素ですよね。
グラスからの香りには高音の甘味ある香りもあるし、どこかネッビオーロにも似た「枯れ」が溶け込んだ甘味ある果実味もこのワインの個性かもしれません。そもそもピノ・ノワールとネッビオーロの起源が同じとか、同じじゃないとか(どっちだよ)という話もあるので、似てる部分はあるんですよね。中盤から、エトナらしい黒いミネラルに少しスモーキーさ、ちょっと硝煙反応っぽさを感じる香りもあり土壌を感じさせます。そのスモーキーさがまた複雑さでもありますね。
うん、エトナ・ロッソらしい飲みやすいミディアムなのは好感。どこかエトナはお高いイメージもあるが、このお値段なら、CCあたりの市場を奪ってりまうような競争力すらある。
二杯目になると密度感が増してきます。それでもミディアムの領域を出るわけではありません。そのスモーキーさに苦味を連想し、複雑さもありますね。余韻はそこそこ。これも飲み飽きない要素のひとつでもあるけれども。強くもないし、濃さ推しでもないけれども、これぐらいが十分と思わせるヌケがないのもいい。ほんと飲みやすい。食事とも合わせやすいですね。
甘味やボリュームも一杯目よりも出てきましたね。これは二日目にも期待したいところですが、初日から十分に飲めるエトナ・ロッソであるのは間違いありません。
二日目もザルトのボルドー型。エトナらしい鉱物的ミネラルにイチゴと、塩味。イチゴ系の要素は30%はワイルドさがあり濡れたスパイスも程よい。飲み口は初日よりも明らかにまろやかで、明らかにボディ感は増してきましたね。そして、終盤に少しの苦味を感じなめらかな余韻に続きます。ああ、二日目めっちゃ旨い。とはいえ、初日同様にあくまでもミディアムで強すぎない。二日目はなめらかさが加わるスムーズさがあり飲み疲れないのもいいですね。ネレッロマスカレーゼらしさも存分、美味しいです。
三日目もザルトのボルドー型。果実味がミネラルに溶け込んできた感じ。甘味はやや控えめになり、渋味もしっかり、でも、まとまりと、まろやかさはありますね。エトナ・ロッソ、ネレッロマスカレーゼの特性に忠実ですね。あれやこれやと作為的な部分のないストレート感もいいですね。エトナ・ロッソはスタンダードなものでもそこそこします。通常特価で3,000円程度で販売している銘柄が多い中、こちらはもう少しお安め。しかも今回の特価はデイリーで使える嬉しい価格ですね。
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