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Gavi 2019 Fratelli Giacosa

イタリアの白ワイン

	更新履歴 2021/02/03 通常特価 1,680円(税込) 販売価格 1,500円(税込) 在庫数 SOLD OUT
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ガヴィ 2019 フラテッリ・ジャコーザ
《イタリア／ピエモンテ／白／コルテーゼ／辛口》

1800年代の中頃、小作人の息子として生まれたジュゼッペ・ジャコーザ氏は、小作人でいることに飽き足らず、ブドウのの仲介業者、ワイン商を経て、1895年ネイヴェ村のボルゴヌオーヴォ村に自社のカンティーナを創立しました。そして2つの世界大戦から1960年にかけては、息子のレオーネが、アルバ産ワインの品質向上に力を注 ぎ、苦しかったそんな時代に未来への活動基盤を築きました。彼の後を継いだ２人の息子達（ヴァレリオとレンツォ）、さらにそれぞれの息子達（マウリツィオとパオロ）は揃って洞察力に優れ、市場のニーズを常に敏感に感じ、自らのワイン造りに取り入れてきました。「ワインの品質は畑で決まる」を基本理念とし、各ブドウ品種に適した条件（気候や土壌など）を備えた畑を的確に選び、あらゆる外敵から葡萄を守り、こうして収穫されたブドウの持つ性質を歪めることなく、最大限に引き出すことに彼らは常に力を注いでいます。 そんなフラテッリ・ジャコーザのガヴィはコルテーゼ種100%からなり、ステンレスタンクで醸造されます。

飲んでみました。

2010年以来の扱い、その間にいくつかのビンテージは輸入元の試飲会で試飲はしてるんですけどね（気に入らんかったんかい）。シンプルなラベル、ジャコーザのＧか、ガヴィのＧか、キャップシールと同じウグイス色がなかなかシンプルかつ上品（高級感はそうでもけども）。コルクのノマコルクの4,5cmでブショネ知らず、冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型です。微かに黄緑がかったレモンイエロー、クリアでテカっております。グレープフルーツの柑橘香に、爽快なミントとハーブ、ミネラルも感じますね。香りからもフレッシュさを感じ、よく開いています。口に含みマスとほどほどのミネラルの厚みがあり、柑橘果汁と、白いピロピロに苦味を、すでに少しの甘旨味も感じますが、引き締まった酸味と微かな苦味がありドライ。果実味にシャリっとした新鮮な青リンゴ、中盤にヌケがないのがいいですね。サッパリとしたガヴィらしい酒質ですが、決して軽いわけではありません（重くはないですよ）。そうそう、アルコール度数は12,5度となります。アルコールのボリュームに頼らず、それなりの程よい厚みというか、密度のヌケのなさ、大事ですね。少し苦味の部分に緑茶系の渋みにも似たニュアンスを感じますね。この価格帯としてはなかなか複雑さもありますよ。

ミネラリーな白身魚のパルパッチョにバジルソースや、ケイパーのソースもいいかもしれませんね。あたしはパクチー平気ですので、パクチーなども香草を使ったエスニックな料理もいいかもしれません。案外、魚醤系と合うような気がするんですよね。ケンミンの焼きビーフンにパクチーや、イタパセもいいはず。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはヴィノムのキャンティ型。香りがまとまってきましたね。味わいは旨味と深みが増してもう少し立体的になってきました。ミネラル推しではなく酸味とのバランスも良好、トゲトゲした酸味ではなく、ミネラルよく溶け込んでいます。果実味は青リンゴ主体、シャクっとほどばしる感がありますね。あと柑橘果汁と、青々とはしてないハーブの爽やかさ。いいですねー。この価格だとなおさらいいですねー。

三日目まで引っ張ってみました。冷蔵庫キンキン温度グラスはヴィノムのキャンティ型です。いい苦味がありますね。やはり渋味もちょっと感じると思うんだけど。柑橘はやや大人しめに、青リンゴに蜜の部分を。三日目で馴染みきった感がありますが、すっぽ抜けてないのでこれでいいんですよ。この価格ならコスパも十分です。