Trebbiano Spolentino 2009 Spoleto Ducale
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トレッビアーノ・スポレンティーノ 2009 スポレート・デュカーレ
《イタリア/ウンブリア/白/トレッビアーノ・スポレンティーノ/辛口》
残念ながら、このスポレート・デュカーレに関する資料がありません。1969年に創業したことと、オリーブオイルの生産でも(の方が‥)著名だったかもしれないこと‥。そして、このスポレート・デュカーレを訪問した輸入元担当さんが、こちらのエノロゴ見習いがとてつもない美人であった‥という思い出話しか‥で、すみません。訪問されたのであれば、それなりにお客様にプレゼンできるようなネタ‥ないんかいっ!!
昨年末あたりから日本市場に初目見えとなったスポレート・デュカーレ社。その名の通り、ウンブリア州は、スポレート地区を本拠にするようですね。公式サイトを拝見しますと、ウンブリア州内に複数のアグリツーリズモも営んでいるようです。また、それなりの地主でもあるようで、所有する畑も三桁haと‥なかなかの規模。醸すワインはモンテファルコ・サグランティーノDOCGを筆頭に、モンテファルコ周辺からスポレート(南)へ広がるコッリ・マルターニDOCのワインが幾つか‥となりますので、やはりモンテファルコから、スポレート周辺に畑を所有しているようです。その赤も今後、毒味をしてペルティカイアや、アルナルド・カプライの領域にあればご紹介したいと思いますが、ワインリストを拝見して、一番に興味を持ったのが、トレッビアーノ・スポレンティーノからなる白‥(グレケットもある)。
そう、トレッビアーノの亜種のひとつとなるトレッビアーノ・スポレンティーノの素晴らしさはペルティカイアのそれで実証済。中部イタリアでは、最もポピュラーであると想像されるトレッビアーノには、数多くの亜品種‥もしくは別名がありますが、ひとクラス上の果実、ミネラルを感じさせてくれますね。日本市場のみならず、現地でもトレッビアーノ・スポレンティーノを名乗るワインはまだ多くないかもしれませんが、そのひとつが輸入されているということで飛びついてサンプルを購入した次第です。価格もペルティカイアよりもグッとお手頃価格でスポレンティーノを楽しめるコスパが嬉しい。
その名の通り、スポレート地区を中心に、トレヴィやモンテファルコ地区の海抜200m〜450mの畑で栽培されているトレッビアーノ・スポレンティーノ100%からなります。粘土と石灰が混じる土壌から収穫された葡萄は、ステンレスタンクでの発酵と熟成。発酵は16〜18度に温度管理され約10日間となります。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
ボルドー型瓶。ラベルデザインが安っぽいのが残念。ピロピロのビニールなキャップシールに、真っ黄色のシリコンコルク(シリコンは悪いとは思わない≒ブショネ知らず)。バックラベルに記載のアルコール度数は12.5度となります。グラスはオヴァチュア一択。12〜14金色は非常に透明度が高い‥グラス内壁にプレッシュなプチプチがキメ細かく付く感じ。トレッビアーノらしい、高音域のハーブ‥だけではなく黄色の柑橘。香りからもミネラルを感じますね。口に含みますと、そう、トレッビアーノ・スポレンティーノならではの、実は厚みがある。ボディじゃない‥厚み。まったくショボさは感じさせずに、プルルンとしたコラーゲン的に弾力のある鉱水の厚みが‥。
含み香に干草、シトラスの皮や白いピロピロ、ほんのりと苦味を感じさせるが香りがアクセント‥味わの苦味は余韻に少し。溌剌とした酸味ながら、果実感も不足がなくバランスがいいですね。レモン味のラムネ、こちらの生産者のグレケット(コッリ・マルターニDOC)も同価格で毒味もしましたが、トレッビアーノ・スポレンティーノの方がバランスも良好ですね。その厚みが旨味の厚みでもあるんだなぁ。
数あるトレッビアーノでも、こんな厚みを感じつつな‥酒質はトレッビアーノ・スポレンティーノだけ‥だと思うんだけどなぁ。こうなると‥価格的にもトスカーナのトレッビアーノほ分が悪い。そりゃぁペルティカイアのそれと比較すると‥偉大な白‥とまでは言えないが、極上の(コスパを持つ)トレッビアーノであることは間違いない。もう少し、ラベルに高級感があればなぁ‥笑。ウンブリアという内陸のワインながら、やはり魚介類が欲しいし、このミネラル感は新鮮な野菜も食べたくなりますね。
温度が上がってくると、さらに厚みに旨味を感じ、旨味にほんのりとした甘味も感じますね。実は、ペルティカイアのそれも‥温度が上がるにつれ…ブルゴーニュ型グラスも似合っちゃうトレッビアーノになっちゃう系でしたので、ブルゴーニュ型グラスでも試してみます。香りにやわらかな‥ほんのりとプリンスメロンの風味‥口に含みますと、酸味も優しくなりつつも、その厚みが崩れさせない‥とはいえ、さすがに役不足かも‥という一面もありますので、ここは一般的な白ワイングラスが正解かな。
二日目です。あえて冷やしておりません(それでも冷たいですが‥)。グラスはオヴァチュア一択。初日のグラス内壁のプチプチはほとんどなくなりました。冷やしておりませんので、より柑橘や、プリンスメロン的な香りが豊富に感じますね。口に含みますと、うん‥旨い。初日よりも厚みを感じるのは温度かな‥。ペルティカイアのそれも同様ですが、トレッビアーノ・スポレンティーノは冷やし過ぎない‥のはポイントかもしれません。じゅんわりと口の中を満たす酸味‥ほんのりとした苦味。シトラスやレモンバームの風味。うーん、ショボくない‥素晴らしい。やはりトレッビアーノ・スポレティーノならでは‥だな。これは、食中酒としてとても使い勝手がよさそうですよーっ!!価格も‥嬉しいですね♪
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