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Ronca di Ronca Lessini Durello NV Fattori

イタリアのスパークリングワイン

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	更新履歴 2016/11/10 販売価格 2,280円(税込) 購入数 本
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ロンカ・ディ・ロンカ・レッシーニ・ドゥレッロ NV ファットリ
《イタリア／ヴェネト／白／泡／ドッレッロ／辛口》


1970年に醸造所を構えるまではブドウ栽培農家だったようで、1980年代初頭に栽培担当のアントニオと醸造を担当するジョヴァンニ兄弟がアジェンダを継ぎ、醸造所を構えてからも、自社瓶詰は1990年代が初めて‥それまでは、バルクで卸していたようです。日本に初めて輸入された頃は、ファットリ・エ・グラネイという、グラネイ家との共同プロジェクト的だったと記憶しますが、ラベルデザインや、ラインが一新されたのを機に、ファットリのみの表記となったのかもしれません。

ソアーヴェが中心のファットリが醸すスプマンテで、以前までは「イ・シンゲ」という名前が付けられていたものの後継となります。ロンカhかファットリが位置する村の名前。基本的にイ・シンゲを踏襲するものでラベルリニューアルを機に名前を変えた感じですね。


デュレッラ100%のレッシーニ・デュレッロDOCを名乗ります。海抜250m〜300m、ソーアヴェの生産エリアの東側、モンテカルヴァリーニャの斜面に約3.5haのの畑を持ち、ペルゴラ・ヴェロネーゼで栽培されるデュレッロの平均樹齢は30年。ステンレスタンクでの発酵の後、密閉タンクにて毎日バトナージュをしながらシャルマ方式で90日の二次発酵期間を経て瓶詰めされます。テクニカル的にもイ・シンゲを踏襲しており、ラベルや名前の変更と考えた方がいいかもしれませんね。


透明瓶、これまで同様にそれほど黄色味の強い色調ではありません。前よりも少し薄い、透明に近い色ですね。対してラベルはゴールド地になりましたキャップシールは前と同じゴールドですね。ミュズレに何の印刷もないのはちと寂しい。バックラベルに記載のアルコール度数は12度。冷蔵庫キンキン温度、グラスはフランチャコルタ協会認定グラスです。

白にほんの少しの紫のヒントある花の香り、梨、黄色いリンゴ、立ち上る泡がキメ細かいですね。口に含みますと少し金属的なミネラル、思った以上に旨味が少し甘味にも感じる果実味がありますが、そこに絡む酸味が素晴らしい‥そしてガスもやっぱりキメ細やかですね。

イ・シンゲを名乗っていた時よりもドライではありませんが、それは柑橘の白いピロピロっぽさ由来の苦みが控えめなのかもしれません。ほんのりと‥ほんのりと‥少しだけの甘味がありますが、うーん、やっぱりいい酸味とガスがあるので辛口です。

うん、やっぱり旨いですね。しっかりとドライさも感じるスプマンテ、なんつってもガスも酸味も上質です。

二日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはフランチャコルタ公式グラス。ストッパーを外すと、しっかりとシュポります。グラスからの泡立ちもやはりきめ細やかですねえ。飲み口はミネラリーで柑橘の果汁感ある酸味もフレッシュかつ心地よい。うーん、やっぱりこのレッシーニ・ドゥレッロは旨い、安い！

三日目も冷蔵庫キンキン温度、グラスはフランチャコルタ公式グラス。ストッパーをはずすと、ぷっしゅぅううと、まだまだガスは大丈夫。相変わらず、シルバーな色の薄いタイプですが、ガスはほんとキメ細やか。舌を刺激するガス、酸味は三日目も十分で全体的に余韻は短めですが、価格帯を思うと上等だし、スッキリとキレてくれるとポジティブに感じられる。

イ・シンゲと代わらない美味しさ！大好きやわ！