Le Cupole 2010 Tenuta di Trinoro
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レ・クーポレ 2010 テヌータ・ディ・トリノーロ
《イタリア/トスカーナ/赤/カベルネフラン40%、メルロ35%、カベルネソーヴィニョン15%、プチヴェルド5%/フルボディ》
テヌータ・ディ・トリノーロが生産される前となる1995年と1996年のレ・クーポレは現在のセカンドワインという位置づけではなく実験的なもので、第一世代。テヌータ・ディ・トリノーロが発表された後の1999年と2000年の白ラベル、そして2001年の赤ラベルを第二世代と位置づけると、2002年から一気に生産本数が増した以降を第三世代と(勝手に)呼んでおりますが、そのセパージュ比率の変遷から、2006年からを第四世代とも解釈しております‥が、セパージュ比率自体が信用できませんので気にしない、気にしない。なお、2008年のセパージュ比率を新しい情報に差し替えています。
■1995年/第一世代
カベルネフラン45%、カベルネソーヴィニョン25%、メルロ25%、プチヴェルド5%
■1996年/第一世代
カベルネフラン50%、メルロ25%、カベルネソーヴィニョン20%、プチヴェルド5%
■1999年/第二世代
カベルネソーヴィニョン38%、ウーヴァディトロイア25%、カベルベフラン20%、メルロ17%
■2000年/第二世代
カベルネフラン78%、メルロ11%、チェザネーゼ・ダフィーレ6%、ウーヴァディトロイア5%
■2001年/第二世代(赤ラベルに変更)
カベルネフラン43%、メルロ27%、カベルネソーヴィニョン25%、チェザネーゼ・ダフィーレ5%
■2002年/第三世代
カベルネフラン60%、メルロ20%、カベルネソーヴィニョン15%、プチヴェルド5%
■2003年/第三世代
カベルネフラン43%、メルロ36%、カベルネソーヴィニョン12%、、ウーヴァディロトイア6%、チェザネーゼ・ダフィーレ3%
■2004年/第三世代
メルロ55%、カベルネフラン23%、カベルネソーヴィニョン9%、プチヴェルド5%、チェザネーゼ・ダフィーレ4%、ウーヴァディトロイア2%
■2005年/第三世代
カベルネフラン47%、メルロ32%、カベルネソーヴィニョン12%、チェザネーゼ・ダフィーレ4%、プチヴェルド3%、ウーヴァディトロイア2%
■2006年/第四世代
カベルネフラン47%、カベルネソーヴィニョン30%、メルロ13.5%、プチヴェルド9.5%
■2007年/第四世代
カベルネフラン40%、メルロ30%、カベルネソーヴィニョン22%、プチヴェルド8%
■2008年/第四世代
カベルネフラン45%、メルロ25%、カベルネソーヴィニョン25%、プチヴェルド5%
■2009年/第四世代
カベルネフラン40%、メルロ30%、カベルネソーヴィニョン20%、プチヴェルド10%
■2010年/第四世代
カベルネフラン40%、メルロ35%、カベルネソーヴィニョン15%、プチヴェルド5%
チェザネーゼ・ダフィーレが混醸されなくなった2006年からほぼその比率は安定しており、勝手に第四世代としております。トリノーロのアジェンダでは小区画・品種ごとに発酵や熟成が行われており、最終的にブレンドされるわけですね。その区画や品種、樹齢の都合で最初からトリノーロになるべくな区画と樽も多いようで、熟成途中で選ばれる樽は少なくなさそうです。
2年〜4年落ちのフランス産のバリックでの熟成は8ヶ月。その後10ヶ月ほどセメントタンクで熟成されます。樹齢は21年、haあたり10,000本の高い密植はもちろん共通。その樽熟成期間は8ヶ月程度の時点でセレクトされた樽はセメントタンクに移されて約10ヶ月の追熟成後瓶詰めされます。表記のアルコール度数は15.5度となります(2009年は15度の表記)。
独断と偏見に満ち溢れた極主観的毒味
コルクはまぁまぁの質の4.5cm。前述の通り、表記のアルコール度数が15.5度とかなり高めの数値。グラスはヴィノムのボルドー型一択。ピンク紫のエッジ、深い赤。樽香推しのスタイルではとっくにない。アルコールの揮発な感じはあるが、果実香も黒蜜的なニュアンスは控えめ。香りはアルコールの高さや揮発もあるが開いて感じる。セミドライの葡萄の皮、カシスの香りの石鹸、青色のインク、まだ飲まない。
だんだんと、あのライチの黒蜜がけ‥のような甘味あるオリエンタルな果実香が出てきましたね。では、そろそろ口に含みます。
うーんっ!!
舌先にはふかふかで厚みああり、甘味を抱えた優しい果実の輪郭。密度は高いが重さは控えめ。膨らみは感じるが、とてもソフト‥。ミディアムなんだけども‥やはりミディアムプラス。舌の腹にも、とてもやさしく乗っかる果実‥確かに高いアルコールは感じるが、重苦しくない仕上がり。終息に向う余韻もスーっとだんだん線が細くなる感じでエレガントにさえ感じさせる。小樽での熟成は液体が容器に触れる表面積が広いから‥ではあるが、そのセメントタンクの容量はわからないが、セメントタンクならではの気泡と触れていた感触というか、バリックとはまた違う酸化はとてもおおらかでエレガントにさえ感じる。
果実香にメロンや梨が混じる。渋味は上手くアルコールにコーティングされ丸味を感じながらも、サンジョヴェーゼのそれに似てるようで似ていないいい意味での粉っぽさもある。
ほう、どんどん旨くなってくる。味わいにも黒糖飴、ライチなニュアンスが出てくるね。味わいにも閉じは感じず、今すぐ美味しいと思える状態。ワイン単体で楽しめる酒質なのは相変わらず。チーズやドライフルーツとともに‥この度数だと食後酒の一杯に使うのも悪くはない。グラスの中でゆっくりと甘味を増してくるからね。
二杯目はさらに旨いし、甘味を感じる。うん、どんどんと、クーポレがクーポレらしく、トリノーロらしくなる。こういうモダンなワインも大好きなんだな‥こういう若い果実味も大好きなんだな‥。スパイスは、青さのない茎や枝っぽさにオリエンタルな甘味が重なると漢方ちっくに感じるね。
二日目もヴィノムのボルドー型。アルコール度数もあるので、もう少し広いグラス¥でも大丈夫だと思いますけどね。香りからもよくまとまりを感じます。初日同様の甘味も感じるし、舌に触る感触も同じ。さすがに二日目ですから、一杯目から絶好調なクーポレらしさ。アルコールも甘味は感じますが馴染んできましたね。これぞトスカーナIGTを地で行く仕上がりとスタイルです。
なんとワインの肴はキズシ(〆鯖)。青魚なこんなどっぷり系の赤ワインは?これがぜんぜん臭みがないんでやんの!!(もちろん鯖の鮮度、質ですけどね)脂が乗ってるんですが、酢の酸味、砂糖の甘味‥醤油と酢がバルサミックで絶妙やん!!
ほんっとクーポレの美味しさ‥この数年安定していますね。ほんっと美味しい!!
三日目…スミレ、ヴァニラ、甘味が深く広がる。おいおい、一番旨いのは三日目かよっ!!果実はとてもまとまりがある。アルコールの高さも馴染んでいてとても美味。
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